最高裁判所裁判官の暴走を許さない

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選挙の時の「ついでに」ならないようにしましょう。辞めさせるのは国民の権利です。

注目裁判 東京地裁NHKが見られないTVにNHK受信料支払い義務なし

2020-06-28 08:15:41 | 日記
NHKだけが映らないTVについて、受信料支払い義務なしの判断が東京地裁から出ました。
時事通信の報道です。
東京都文京区の女性がNHK放送を視聴できないテレビを自宅に設置し、NHKを相手取り受信契約を締結する義務がないことの確認を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であり、小川理津子裁判長は女性の訴えを認めた。
 女性が設置したテレビはNHKの信号だけを大幅に弱めるフィルターが取り付けられていた。NHKによると、同様の仕組みのテレビを設置して契約義務がないことの確認を求めた訴訟は過去に4件あり、3件で原告の敗訴が確定。1件は取り下げられており、NHK敗訴の判決は初めて。
 判決によると、女性はNHKによる受信料の強制徴収に批判的な意見を持っていた。インターネット上で、筑波大准教授がNHKの信号だけを減衰させるフィルターを開発していることを知り、連絡。2018年10月、准教授が代表理事を務めるNPOからフィルターを取り付けたテレビを3000円で購入し、自宅に設置した。


このNHKの信号だけを減衰させるフィルターはイラネッチケーというものらしいです。それに対してNHKも色々やっているようですが。

ここ10年でNHKの報道の質が一挙に落ちました。ニュースなのかニュースショーなのか、分からないものが出ています。
ニュースは事実を伝える事、ニュースショーはそれをバラエティ化したもので、NHKの地上波9時からニュースウォッチ9の酷さは目に余ります。ニュースショーは少なくとも公営放送でやるべきではないと考えます。

例えば、
高梨沙羅 NHK有馬嘉男アナの”失礼な質問”に批判が殺到!ネットは炎上中!

NHK・バリバラが大炎上 桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴~で

昨日に至っては
NHK有馬「敵基地攻撃能力を持つことに丁寧な議論を求めたい」・米の核威嚇で北は軍事行動を保留

と、大越キャスターのときからの伝統で、事実以上に価値観を押し付けるような発言が続いています。これは放送法第4条3項の「報道は事実をまげないですること」、同条4項「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。」に明確に違反しています。こういったことは経営委員会では議論されないようです。

理由はごく簡単で、経営委員会はNHKから息がかかった人しか採用されず、当然NHKに意見を言うような人は最初から排除されています。

プロスポーツの放映についても、民業圧迫でありNHKでやらなければらない合理的理由がありません。

おそらくこの裁判は最高裁まで持ち込まれるでしょう。NHKは教育番組としてはかなり良いものがあるのですが、歴史ものについてはかなり偏ったものがこのところ増えており、報道は民放以下、報道しない自由を行使したものが出ていることから、強制徴収までして存続させる意義がありません。