まずは、この動画を見てください。
【事件解説】「池袋事故は何故、留置しないのか?」「フロントガラス事件不起訴」など
元受刑者と称する人が自分の刑務所での体験談を語っていますが、どうしても納得できない点があります。
フロントガラス男の事件はこれです。おそらく、心神喪失で起こした事件なので
刑法39条の対象者として、不起訴になったのだと思います。
最近では、
「「妄想信じ切っていた」地裁認定 神戸5人殺傷で無罪」がありました。当然被害者とその家族は納得できるはずがありません。
不起訴処分にするのはこれは検察の傲慢で、心神喪失かどうかは医師と裁判所で判断すべき話で、これだけのことをやって不起訴処分はおかしいでしょう。
裁判の勝率にこだわる検察の職務放棄だと私は考えます。
そして最初の動画で述べていますが、刑務所は矯正教育機関で治療する機関ではないと。たしかに、
刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律では84条以降で矯正教育であることが謳われています。
池袋事故はもはや事件とすら思えてきますが、懲役は仕事をさせることであるがこの年齢の人に仕事をさせられない、生きて出られない事を理由に収監することを問題視しています。
逆に言うと、前者は薬で大人しくさせることは可能ではありますが、またこういう事件を起こしかねないのです。後者は運転をやめてと言われても乗ってしまうような頑固な老人であり、非を絶対認めない性格であることから、また元の生活をさせれば同じような事件を起こしかねないのです。今は収監中ですが、逃亡の恐れがないから逮捕はしなかったようです。となれば、他の人たちが被害に遭わないように隔離する必要があります。その隔離場所が刑務所である事はなぜ悪いのでしょうか?
後者が高年齢で起こした事件であるとはいえ、仮に獄死したとしても、それは国家の問題ではなく本人の問題です。外に出す方が
>一般国民に対して非人道的です。痴呆症を発症して責任能力がなくなったことを理由に外に出す、あるいは収監しないことはどうなのでしょうか。