教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

指をくわえて見上げる

2013年12月30日 | 散歩

お墓参りのあと訪れた公園では、大きな松ぼっくりを拾うという
楽しみがありました。



巨大な実をつけたこの木は大王松(だいおうしょう)という名前。
近くに比較するものがなかったのでおわかりにならないと思いますが
葉も実も長~いのです。

「今落ちてこないかな~」熱い視線で落とせるものなら良いけれど
やはりこの日も残念ながらこの松ぼっくりは手に入りませんでした。



ハンノキの向こうで黄金色に輝く実はカリン♪

ユーカリの木も青空に映えていました。



よく観察すると細かい何かがついています。
蕾かな?満開になったところも見てみたいものです。

ムクロジの実も高いところにたくさんありました。

落ちていたものを拾って実を二つに割ってみると
黒くて硬い種が出てきました。
果肉は半透明でまるでロウ。水といっしょにしてもむと
石鹸のように泡が出てくるそうで、昔は洗濯に利用されたのだとか。



日陰にもかかわらず猫がうとうとしていました。
石が温まっているのでしょうか。

何かをし忘れたような気がする年の瀬も、野に生きるものには
ただの厳しい寒さの日。にゃんこのように無心にまっすぐ生きたい
ものですが暦を見るとむやみに焦ってしまいます。





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