教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

小網代の森から油壺湾、諸磯湾を歩く

2015年10月13日 | 散歩

小網代の森を2時間味わってから
宮ノ前峠入口方面へ行くと岩壁があり

アカテガニのマンションと書かれた資料が吊るされていました。


友がスマホのライトで照らすと
幾匹ものカニたちが浮かび上がりました♪

私は緑の鬱蒼とした場所が好きですが
S子は海の見える広々とした場所が好き。
「またアカテガニに会えてよかったね~」と
喜びつつ海辺を歩くことにしました。


小網代湾をのぞむ白髭神社。
ご祭神は中筒男命(なかづつおのみこと)で
航海安全と長寿を授けるということで
昔から多くの人々に崇拝されてきたそうです。


小網代船揚場はとても静か・・♪
ここを通りすぎてすぐのところに
お手洗いがありました。

坂を登ってくだり油壺公園方面へ行くと

油壺湾の三崎マリンが見えました。

お茶がしたい!とS子が切望しているものの私は何もないだろう・・と
考えながら諸磯2号護岸というまっすぐな道を歩いていたら


「素敵だね!ここ何かな?誰かのお家?」
ここだけ南国のリゾートのような雰囲気。

脇を行くとガラス工房があって、レストランの入口もありました。
思い切って入ってみると


さっきのお家だ~!
「ヴェント・エ・イル・レオーネ」というイタリアンのお店と
陶芸が体験できる風工房が同じ敷地内に建っているのでした。


店員さんおススメの手作りジンジャーエール600円也。
生姜で喉がかーっとしてものすごく美味しかった♪

二人して大満足で17時にお店をでて、左を見たら


綺麗な富士山~!
色味がなくなるまでうっとり眺めていました。

気がついたら日がとっぷりと暮れ
暗い中バスどおりまで30分ほど歩きました。
三崎口駅行きバスはとても多く助かりました♪


この日歩いたのは点々のコース。
小網代の森に入ったのが11時半ころで富士山を撮影したのが17時過ぎ。
横浜駅に帰ってきたのが19時近くで本当によく歩いた一日でした。
休日の人であふれた横浜で夕飯を食べる場所を探していたら
小網代の森や静かな海にいたことが夢だったかのような感覚に陥りました。


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京急三崎口駅から小網代の森へ

2015年10月13日 | 散歩

横浜駅から京急線の快特にゆられて48分後。
三崎口駅に着きました~!

出たところにあるセブンイレブンで食料と
友人はカメラのSDカードまで購入して歩き出しました。
目指すは小網代の森です。

15年ほど前、海沿いに歩いたとき
この湾も通ったことがあるのですが
森の中は初めてです。

バス停は連休最終日ということもあって
人でごったがえしており、国道134号線も
観光の車で大渋滞していました。

我々は歩きなのでのんびりしたもの。
途中の広大な三浦大根畑を眺めながら
三崎口駅を背にして左。国道134号線を南下していきます。

車線の右側の歩道を歩いていったのですが度々看板があり迷いようが
ありませんでした。20分ほど歩いて森の入口に到着しました。


「なにか懐かしい雰囲気~」
友人S子が嬉しそうにパチリ♪


我々は引橋入口から入りましたが、
他に北尾根入口、宮ノ前峠入口があります。

この森はもともと里山だったところが「手つかずの自然」に戻ったところ。
1980年代前半にゴルフ場開発の話がもちあがると小網代の自然を
保全する機運が高まり、長年の活動の結果2011年に全域7ohaの
保全が決まったそうです。一般公開されたのは昨年2014年の7月。


立派な木道がついています。はじめは階段が多いです。

鬱蒼とした森の中では小さな生き物や植物を見ることができましたが
のちほどご紹介することとして


ガマの穂にススキがはえているこの野原は
1960年代までは田んぼだったそうです。
青いベストを着用した森の保全スタッフの方がそうお話しつつ
ご親切にも友とのツーショット写真を撮ってくださいました。


宮ノ前峠入口への分岐点。むこうの「えのきテラス」で皆さんお弁当を
広げていますがカニがいるというのでさらに直進しました。


えのきテラス方面を振り返ったところ。
風に海の香りが混ざり始めました。


湾につきました!

引橋入口からここまで我々は2時間もかけましたが蝶を追って行ったり来たり
したためで、普通に歩けば40分ほどではないでしょうか。
お手洗いはないのでご注意を。
宮ノ前峠入口から出て海沿いを行った小網代湾のはずれにお手洗いは
ありました。他にもあるかもしれませんが・・。

あとで知ったのですがここには30種以上のカニが生息しており
さきほど看板で見たチゴガニのダンスはよく潮のひいた干潟で見られる
のだそうです。

潮が満ちた状態の磯で子供たちの戯れる姿を見ながらおにぎりを食べ
アカテガニ広場へ行ってみると、「ビオトープ整備中」。
北尾根入口方面へ進んでみたものの、やはり宮ノ前峠入口へ行こうと
引き返したところで


カニだっ!にっこりしてる♪
ハサミが赤いね、これがアカテガニなのかな?と話しながら激写。

アカテガニは森のカニだということで、アカテガニ広場の近くの地面を
歩いているのは自然なことなのでしょう。会えてよかった♪

この時点で14時、ここから油壺方面に歩いていきました。続きます。


 


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