癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院2日目

2008年02月14日 | 大腸癌日記
                

 昨夜9:00消灯ではあったが、11:30ほどまで眠られず、おまけに3:30ごろに目が覚めてまた眠られず。環境が変われば眠れないのが私の弱点。山のテントや山小屋やホテルなどでは、ぐっすり眠ったことは一度もない。まあ、これも慣れてくるだろう。5:00には廊下の電気が点き、看護師さんがお世話に回ってくる。自分は、まだ何もされることはない。

 昨日の小便と大便の回数を聞かれる。うろ覚えの回数を答える。「今日からきちんと記録するように」とのこと。大便は、便秘もなければ下痢もない、快便そのものだ。食欲もバッチリ。看護師さんに腹のあちこちや癌の部位を押されても痛いところもまったくない。彼女も「おなか柔らかいですね。どこも固いところがないです」とのこと。

 あの内視鏡の写真さえなければ、自分が本当に癌だということが信じられないほどの快適な体調だ。ベッドでゴロゴロしているのがもったいない感じ。逆に考えれば、それだけ怖い病気だということか?

 今日の検査の説明を受ける。昼食は抜きで11:30から水もダメ。午前中に事務室の詳しい職員に送信メールの設定をしていただく。拙サイトをちょこっと覗いて、アクセスの多さに驚いていた。

 昼前にシャワーを浴びて、パジャマを着替える。シャワーと風呂は、本来であれば、寝る前に使いたいところであるが、夕方までで、それも男女別に時間が指定されている。

 14;30、腹の超音波腹の超音波、16:45、胸と腹のCTスキャン。CTスキャンは、造影剤を血管から入れるために少量の点滴を受ける。点滴の注射は痛い。点滴の吊るした台を押して歩くと、なんか病人になった感じ。検査後、晴れて軽食が出る。併せて送られてきたいい予感のイヨカンと妻からのバレンタインチョコを食べる。夕食も当然完食。


          

  午後に妻が、この2日間で遠隔地から送られて来たたくさんのお見舞いの品々を手にやってくる。すぐにでも食べたいものがあるのに、検査のために食べられない。食べられないと思えば、余計空腹感が・・・・。

○毎年のことであるが、四国の法起坊見習いさんから「イヨカンとポンカン」
屋久島のコンブさんから「タンカン、甘夏、パイン、粉末黒糖」と健康関係の本2冊と資料
○息子から「入院中のモチベーションアップにどうぞ!もし、行きたくなったら、旅費は自分でなんとかしてください」と息子らしいコメント付きのガイド本
○さらに、直近の妻からバレンタインディのチョコと読みたかった本