(雨の中のネマガリダケ林の初神山頂上)
札幌に転勤が決まり、明後日には引っ越しするKo玉さんの道南最後の薮山に付き合った。彼が道南500m超峰で最後まで登り残していた3座のうち、上ノ国町の小砂子と石崎の間に位置する大滝山(544m)と初神山(562m)。
もちろん登山道はあるはずがない。海岸線なので雪付きが良くないので、冬も難しい。沢からのアプローチも狭くて深い沢ゆえに難しい・・・ということで、国道から薮の急斜面に取り付き、大滝橋を挟んだ尾根と源頭部を巻く稜線を終始薮漕ぎで辿り、両山を周回した。
スタート時は雨は降っていなかったが、1時間ほどして降り出す。すでに夜中の雨で濡れた薮で体はびしょびしょ・・・こうなったら、二人の辞書には撤退の2文字はない。その後3時間ほどは土砂降りの中、、ひたすら薮を漕ぐ・・・。
大滝山への登りは順調だったが、下りだから楽だと思った初神山からの尾根は頭を越す強烈なネマガリダケとはっきりしない尾根。こちらのGPSとKo玉さんのコンパスと野生的感をしても、尾根を見失ったり、別な尾根に引っ張られたりして、行きつ戻りつを繰り返して3時間近くも掛かった。
いつの間にか雨は上がったが、4kmの道のりに終始ずぶ濡れの6時間半の薮漕ぎだった。
Ko玉さんは函館在勤2年間のうちに、こちらに赴任する前に残していた道南700m超峰76座のうち38座を登って完登。更に700m未満500m以上の山も1座(太田の天狗山)だけ残して66座も登ったことになる・・・シンジラレナイパワーと根性だ。そのほとんどは薮山ばかり・・そのうち、一緒に登ったのは数えてみたらわずか16座ほど・・・もっと多いと思ったのだが・・・しかし、最初の3座と最後の3座はきちんとお付き合いできた。
彼は、これで、もう道南の山にも未練はなく、家族の待つ札幌へ心おきなく赴任できる満足感に酔いしれているようだった。
強い雨の中で、写真はあまり撮れなかったが、詳しい記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/ootaki-hatugami.htm
札幌に転勤が決まり、明後日には引っ越しするKo玉さんの道南最後の薮山に付き合った。彼が道南500m超峰で最後まで登り残していた3座のうち、上ノ国町の小砂子と石崎の間に位置する大滝山(544m)と初神山(562m)。
もちろん登山道はあるはずがない。海岸線なので雪付きが良くないので、冬も難しい。沢からのアプローチも狭くて深い沢ゆえに難しい・・・ということで、国道から薮の急斜面に取り付き、大滝橋を挟んだ尾根と源頭部を巻く稜線を終始薮漕ぎで辿り、両山を周回した。
スタート時は雨は降っていなかったが、1時間ほどして降り出す。すでに夜中の雨で濡れた薮で体はびしょびしょ・・・こうなったら、二人の辞書には撤退の2文字はない。その後3時間ほどは土砂降りの中、、ひたすら薮を漕ぐ・・・。
大滝山への登りは順調だったが、下りだから楽だと思った初神山からの尾根は頭を越す強烈なネマガリダケとはっきりしない尾根。こちらのGPSとKo玉さんのコンパスと野生的感をしても、尾根を見失ったり、別な尾根に引っ張られたりして、行きつ戻りつを繰り返して3時間近くも掛かった。
いつの間にか雨は上がったが、4kmの道のりに終始ずぶ濡れの6時間半の薮漕ぎだった。
Ko玉さんは函館在勤2年間のうちに、こちらに赴任する前に残していた道南700m超峰76座のうち38座を登って完登。更に700m未満500m以上の山も1座(太田の天狗山)だけ残して66座も登ったことになる・・・シンジラレナイパワーと根性だ。そのほとんどは薮山ばかり・・そのうち、一緒に登ったのは数えてみたらわずか16座ほど・・・もっと多いと思ったのだが・・・しかし、最初の3座と最後の3座はきちんとお付き合いできた。
彼は、これで、もう道南の山にも未練はなく、家族の待つ札幌へ心おきなく赴任できる満足感に酔いしれているようだった。
強い雨の中で、写真はあまり撮れなかったが、詳しい記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/ootaki-hatugami.htm