癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

リュウゼツランの花ほか

2012年04月26日 | 花・紅葉だより
 山旅前に、函館市熱帯植物園で、「50年に一回しか見られないというリュウゼツランの花が咲いた」というニュースを目にしたが、まだ間に合うようなので、見に行ってきた。

 リュウゼツラン(龍舌蘭)は、メキシコを中心に米国南西部と中南米の熱帯域に自生するリュウゼツラン科の単子葉植物。日本では、約50年に一度しか開花が見られない珍しい花である。
 しかも、10mにも及ぶ巨大な茎を伸ばして花を咲かせたあと、親株は枯死してしまうらしい。壮絶な一生である。

     

 昨年の10月から茎を伸ばし始め、10mにもなっていた。下の方の花は終わっていて、上の方だけ咲いていた。100年はオーバーにしても、50年に一回花を咲かせて死んでしまうとことは知っていたが、こんなに花茎を伸ばすことは知らなかった。 

    

 この後、根まで枯れて死んでしまう親株の下に、子株が10個ほど芽を出していた。寿命を終える前にきちんと子孫を残すようだ。


 以下は、植物園に咲いていた熱帯植物の花々