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SHOさんと二人で、全く展望のない霧雨の中、北斗市の上二股林道からタケノコ園の道を辿って、689.6峰(三等三角点名・北中山)に登ってきた。
そのSHOさんは、数年前の冬に北斗市の大野ダム奥の中二股林道から818.2峰(点名・中二股)へ上がり、森町との境界稜線を辿って、厚沢部町との境界稜線(中央分水嶺)を下って、循環縦走をしている。そのときに、689.6峰前後で、上二股林道から上がってきている道があったと言う。その道がどこから続いているのか知りたかったこととそれからの再登頂がずっと課題だったらしい。
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とりあえず林道を進み、689.6峰の西尾根の先端部分まで入ってみた。霧雨の中だったが、道探しがメインなので決行することに・・・。しかし、その尾根への道は見当たらず。SHOさんの記憶では、頂上から直接の尾根ではなく、もっと下のような気がしたとのこと。
そこで、少し戻るとタケノコ園の入口があった。その道かも知れないと思い、その道を辿ってみることにした。
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上二股川を渡渉すると、立派な道が続いていた。分岐ごとにタケノコ園の案内図がある。GPSに入れていった頂上ポイントを頼りに進んでいく内に、もしかしたら、SHOさんの見たというのは、このタケノコ園の道で、それが境界稜線にも続いているのではないかという確信を持った。
タケノコ採りの人も上までは上がらないようで、夏草が覆い被さり、採られていない太いタケノコも大きく伸びていて歩きづらかった。案の定、境界稜線上にもその道は続いていた。しかも、厚沢部側へ迷い込まないように、トラロープが張られていた。SHOさんのときも冬だったがそのロープはあったという。
稜線上を少し進むと、その道は頂上を通過していた。笹藪に入って三角点を探したが、ネマガリダケの葉が厚く積もっていて、見つけることはとても不可能な感じがして諦めた。周りはネマガリダケに囲まれていて、天気が良くても、展望は期待できそうもないピークだった。
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自分たちの往復した道は、案内図に赤い線で記した道だった。来年の天候の良いときにでも、タケノコ採りを兼ねて再訪することにして、さっさと下山した。
登り45分、下り35分・・・・ちょっと呆気なかったが、全身汗と雨でずぶ濡れの早朝登山だった。
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花をたわわに付けたコクワの蔓