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道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」の7回目(8/25)は「黄金山」の予定で、すでに原稿は書いてある。ただ、掲載する写真は山の全景にするか、人物の入った頂上付近にするか悩んでいた。しかし、人物の入った写真がないので、その撮影を目的に、3度目の訪問となった。
日曜日でもあり、多くの登山者でにぎわっていたのは良いが、天候が良くない。上り始める前は見えていたが、頂上へ着いたら、周りはすっかりガスで覆われてしまった。ガスが切れたときにタイミング良く登山者が来てくれると良いのだが、なかなかうまくいかない。それでも、粘って、なんとか使えそうな写真が撮れた。
今回は、新道を登って、旧道を下ってみた。やはり、最初のときに立ち往生した岩壁のトラバース場面はなくなっていた。
たまたま登山道の草刈作業をしていた黄金山岳会会長のWaさんに会うことができた。彼とは、数年前に群別岳に二人で登って以来の懐かしい再会である。彼に旧道コースの岩壁のことを聞いたら、その岩壁は崩れてしまって、今はなくなったそうだ。
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岩峰の前ピークから眺める頂上
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頂上から岩峰の前ピークを眺める
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国道の東側から眺めると、こんなとんでもない山容に見える。
下山後、浜益温泉でのんびり汗を流し、札幌へ向かった。コインランドリーで洗濯をして、秀岳荘で買い物をした。
明日、天気が良ければ、喜茂別岳の夏道を歩く予定だったが、低い雲に覆われそうなので、そのまま帰路に就いた。豊浦から高速に乗り、21:30には帰宅できた。