《6年前に引き続き、まさかの二度目となったツツジ満開の伯母子岳頂上》
今日は熊野古道で最も高い1220mの伯母子峠越えである。当初の計画では、次の水ヶ峰も越えて高野山までの34kmを一気に歩く計画だった。しかし、予備日が1日空いている。さらに、今日は雨予報だったので、無理しないことにした。そこで、伯母子岳から下りた大股の「民宿かわらぎ荘」に予約を入れた。結局今日は、登りの標高差約900m、距離は17km、6時間の歩きだった。
峠からすぐの伯母子岳(1344m)は、三百名山巡りで大股の方から登っているので懐かしかった。頂上にも寄ってみた。
8:00、古道の接続点の三浦口まで送ってもらってスタート。県道を1kmほど歩く。
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8:20、五百瀬の伯母子峠登山口から石段を登って古道へ入る。
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石垣を残す「待平屋敷跡」からの急な登りは、しばらくの間石畳の道が続いた。
その後にも、数ヶ所の茶屋跡の遺構があったが、1000mを超えたところの「上西家跡」には驚いた。広く平らな土地で、旅籠の他に作物を育て、養蚕も営んでいたという。この高さにある旅籠は旅人や馬子たちに非常にありがたがられ、大いに賑わったという。
標高900mくらいまではどんどん高度を稼げたが、その後の平坦な道が長かった。
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11:40、トイレと山小屋のある伯母子峠に到着。さらに、頂上を目指す。
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途中には北海道では見られない好きな花のひとつ清楚なシロヤシオツツジが満開だった。ちなみにこの花は皇室の愛子様の御印である。
12:00、予定通り4時間で6年ぶりの頂上到着。前のときもヤマツツジが咲いていたような気がする。
まだ遠くの展望は見えていたが、東側から雨雲が押し寄せて来るのが分かった。
山小屋の中で腹ごしらえをして、大股への下山開始。弱い雨が降ってきた。普通ならカッパは要らない感じだが、寒かったので上下しっかり着た。
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「萱小屋跡」到着。6年前には、子どもの頃ここに住んでいたと言う女性がかわいい山小屋を造っている最中だった。それが完成していた。
この辺りからの急な尾根にジグザグの急な下りが続く。それがまったく記憶にないのが不思議だ。
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記憶に残っている家と家の間の急坂を下って大股口のバス停に到着。ちょうど14:00、予定通り6時間だった。カッパは着たままだったが、雨はほとんど止んだままで助かった。
やはりauはここも圏外だった。バス停の公衆電話から民宿に電話したら、すぐに迎えにきてくれた。
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民宿に到着。今日は団体が入っていて満室だそうだ。すぐに、近くの野迫川温泉まで送り迎えしてくれた。思わず温泉でのんびりすることができた。
温泉から帰って来たら、雨が本降りになってきた。
夕食は、写真を撮る前にうっかり食べてしまったか、鴨鍋と鮎の塩焼きと鮎の唐揚げのマリネだった。〆のおじやも美味かった。
今日は熊野古道で最も高い1220mの伯母子峠越えである。当初の計画では、次の水ヶ峰も越えて高野山までの34kmを一気に歩く計画だった。しかし、予備日が1日空いている。さらに、今日は雨予報だったので、無理しないことにした。そこで、伯母子岳から下りた大股の「民宿かわらぎ荘」に予約を入れた。結局今日は、登りの標高差約900m、距離は17km、6時間の歩きだった。
峠からすぐの伯母子岳(1344m)は、三百名山巡りで大股の方から登っているので懐かしかった。頂上にも寄ってみた。
8:00、古道の接続点の三浦口まで送ってもらってスタート。県道を1kmほど歩く。
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8:20、五百瀬の伯母子峠登山口から石段を登って古道へ入る。
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石垣を残す「待平屋敷跡」からの急な登りは、しばらくの間石畳の道が続いた。
その後にも、数ヶ所の茶屋跡の遺構があったが、1000mを超えたところの「上西家跡」には驚いた。広く平らな土地で、旅籠の他に作物を育て、養蚕も営んでいたという。この高さにある旅籠は旅人や馬子たちに非常にありがたがられ、大いに賑わったという。
標高900mくらいまではどんどん高度を稼げたが、その後の平坦な道が長かった。
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11:40、トイレと山小屋のある伯母子峠に到着。さらに、頂上を目指す。
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途中には北海道では見られない好きな花のひとつ清楚なシロヤシオツツジが満開だった。ちなみにこの花は皇室の愛子様の御印である。
12:00、予定通り4時間で6年ぶりの頂上到着。前のときもヤマツツジが咲いていたような気がする。
まだ遠くの展望は見えていたが、東側から雨雲が押し寄せて来るのが分かった。
山小屋の中で腹ごしらえをして、大股への下山開始。弱い雨が降ってきた。普通ならカッパは要らない感じだが、寒かったので上下しっかり着た。
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「萱小屋跡」到着。6年前には、子どもの頃ここに住んでいたと言う女性がかわいい山小屋を造っている最中だった。それが完成していた。
この辺りからの急な尾根にジグザグの急な下りが続く。それがまったく記憶にないのが不思議だ。
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記憶に残っている家と家の間の急坂を下って大股口のバス停に到着。ちょうど14:00、予定通り6時間だった。カッパは着たままだったが、雨はほとんど止んだままで助かった。
やはりauはここも圏外だった。バス停の公衆電話から民宿に電話したら、すぐに迎えにきてくれた。
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民宿に到着。今日は団体が入っていて満室だそうだ。すぐに、近くの野迫川温泉まで送り迎えしてくれた。思わず温泉でのんびりすることができた。
温泉から帰って来たら、雨が本降りになってきた。
夕食は、写真を撮る前にうっかり食べてしまったか、鴨鍋と鮎の塩焼きと鮎の唐揚げのマリネだった。〆のおじやも美味かった。