こちらの旅の間に、またリオ五輪にうつつを抜かしているうちに、スルスルとベスト4に進んでいた。ようやくTVで応援できた準決勝では、強豪の秀岳館高校に打ち勝ち、決勝まで進んだ北海高校。大西投手を中心に非常によくまとまったチームで、一試合ごとに強くなっていく感じだった。
今日の決勝は、10年前の駒大苫小牧以来の期待を持って応援した。先取点を取ったまでは良かったが、4回に頼みの大西投手が打ち込まれ、それ以降は作新学院の投・攻・走・守の良さばかりが目立つ決勝戦だった。
救いは、大西投手の後を継いだ初登板の多間投手の好投と3打数3安打という打撃、そして、試合後の大西投手の爽やかな笑顔だった。それでも、堂々たる準優勝という立派な成績だ。北海道勢の今後の活躍に大きな希望を与えた素晴らしいチームだった。
それにしても、大西投手は俳優の岡田准一に良く似ている。小学生のころからよく言われていたそうだ。