朝刊見開きの記事
これまでも何度かこのブログでも触れて来たが、いよいよ今日で、「棒二森屋デパート」としての82年の歴史を閉じた。「金森森屋百貨店」と「棒二荻野呉服店」が合併して、1937年(昭和12年)10月1日に現在地で開業した百貨店である。また、前身から数えると、創業150年になる。
「最終日なので、ぜひ行ってみたい」と言う妻の仕事が終わるのを待って、お付き合いで15:30ごろに最終訪問。こちらのお目当ては、食堂の入口に展示されているという古い写真である。
駐車場は少し待って入ることができた。しかし、店内はここ数年見たことのないほど混んでいた。今日は、開店前から長い列ができていたそうだ。
一番混んでいたのは大食堂の入口。ここも11時の開店と同時に長い列ができたそうだ。
食堂の入口の古い写真パネル展
一番印象的だった懐かしさいっぱいの写真(1977年2月)
左の棒二森屋デパート、右手前の彩華デパート、右の和光デパート。
正面の函館駅、その奥の函館どつくのゴライアスクレーン(すべてがなくなってしまう)
1963年の函館交差点からの眺め。右に棒二森屋デパート、左に彩華デパートが見える。
1937年竣工時の棒二森屋デパート
1964年の棒二森屋デパート。ナショナルの広告塔と角に「祝北洋出漁業」の垂れ幕が下がっている。
1981年の棒二森屋デパート。この形が一番印象に残っている。
最終日の訪問を記念して、数十年ぶりに昔の広さのままの大食堂に入ってみた。
16時近いのに、ほぼ満席で、チケット売り場には列ができていた。
食堂の窓から函館駅を眺める
食堂の窓から東側を眺める。大きな工事中のホテルはこの春オープン予定の「ユニゾインエクスプレス」。
バナナサンデーとチョコレートパフェと食べた。(チョコレートパフェはひと口食べた後)
「閉店のセレモニーまでゆっくり見て歩きたい」という妻と別れて、一度帰宅し、セレモニーが終わる19時に再び迎えに行った。
以下は、妻が撮って来た画像
お客さんが書いたメッセージカードを貼り合わせたボード
閉店セレモニー
妻がもらってきた包装紙
お客さんが書いたメッセージカードを貼り合わせたボード
閉店セレモニー
妻がもらってきた包装紙