癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

裾合平~中岳温泉~北鎮岳~安足間岳~当麻乗越~裾合平〈循環縦走〉

2020年09月13日 | 登山・旅行

 安足間岳からの下りの斜面に広がるチングルマの紅葉と旭岳

 今日の当初の予定は、まだウラジロナナカマドなどの紅葉は期待できないので、裾合平のチングルマの草紅葉狙いだった。その上の中岳温泉まで登って戻るつもりだった。しかし、紅葉が1週間以上も遅れているとのことで、裾合平のチングルマもまだ一面の赤い絨毯にはほど遠い状態だった。

 中岳温泉まで登っても、まだ2時間も掛かってなく、物足りない感じだった。もっと上まで行けば、少しはチングルマの紅葉が見られるかもしれない。天気も良くなって来たので、稜線の中岳分岐から北鎮岳へ登り、比布岳~安足間岳~当麻乗越と循環縦走することにした。

 旭岳ロープウェー姿見駅7:15~8:25裾合平分岐~9:05中岳温泉~9:55中岳~10:25北鎮岳~11:25比布岳~11:40安足間岳~12:15当麻岳~13:00当麻乗越~13:45裾合平分岐~14:45旭岳ロープウェー姿見駅〈7時間30分〉

 東川町の道の駅で朝を迎え、旭岳ロープウェー駅へ。旭岳は見えていたが、青空はない。30分以上も迷ったが、今後の天気予報を見たら、下手すれば1週間は登れないかもしれない。雨の心配は無さそうなので、登ることにして、7:00のロープウェーに乗った。

 夫婦沼に映る旭岳を眺めて、裾合平への道を進む。

結果的に、帰りに下った当麻乗越(左端)~当麻岳~安足間岳(右ピーク)を眺める

裾合平分岐から安足間岳~鋸岳~北鎮岳~中岳を眺める

裾合平の精一杯のウラジロナナカマドの紅葉と安足間岳の手前に聳える大塚と小塚を眺める。

本来なら真っ赤な絨毯になっているはずのチングルマの斜面。後ろは旭岳。

道内で最も高い所にある中岳温泉。テントは携帯トイレブース。

ここで戻る予定だったが、物足りないし、ロープウェーの3200円がもったいない。このコースから旭岳へ回ったことがあるので、今回は逆の北鎮岳を目指し、帰りは当麻乗越へ下って周回することにした。

中岳分岐への登りで目にした、ウラシマツヅの紅葉。

中岳から北鎮岳を眺める。

賑わっていた道内第2峰の北鎮岳山頂。これで5回目かな?

北鎮岳山頂から見下ろすお鉢平。奥にはトムワウシ山も見えている。

北鎮岳山頂から例年なら見事な紅葉が見られるが、その気配すらない雲の平とその先の黒岳を眺める。

北鎮岳山頂から、このあと進む稜線を眺める。左が安足間岳、中央が比布岳、右が愛別岳。

比布岳へのチングルマ斜面

チングルマ紅葉のアップ~綿毛が花のようだ。

比布岳山頂から安足間岳までの荒々しい稜線を眺める。

稜線の分岐から3度登頂している愛別岳。今回はパス。

大覗谷の岩稜

安足間岳分岐から安足間岳へ進む。

安足間岳から当麻岳へ

当麻岳の下から沼の平を見下ろす。今回の計画に愛山渓の松仙園経由で、この沼の平巡りも入れてある。

当麻岳の下りから当麻乗越(白い標柱)とその奥にゴールのロープウェー姿見駅を眺める。奥の山は十勝連峰。

ゴール地点のロープウェー姿見駅。7時間半は今年の最長コースだったが、それほど疲れはない。。

 紅葉が遅れていることは覚悟してきたが、ここまでとは思わなかった。残りの大雪山系は今週末辺り待った方が良さそうだ。

このあと、東神楽町のもりの湯で、温泉に入り、ブログアップ。今夜は旭川の道の駅泊まり。明日は雨予報である。