癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

デカソフト

2007年05月09日 | 食べ物
 たまにスイーツ話題を!

 歳を取ったせいか?山に登ったあとに甘いものが欲しくなる。もともとアイスは好きではあったが、最近、なぜかソフトクリームにはまっている。旅行していても、結構あちこちで話題の美味しいソフトクリームが多い。

 昨日、七飯町大中山の旧国道にある雑貨屋さんの野沢商店にバカでかいソフトクリームがあるという情報をいただいた。本日、カミさんを誘って江差の笹山に登った帰り、ちょっと遠回りになるが寄ってみた。

 なるほど、デカイ!普通のソフトは渦巻きが5段ほどだが、これは10段はあろう。量的に倍以上は確実にある。これで210円、しかも、味も普通以上に美味かった・・・二人で1個で十分・・・もの凄い得をした感じ!

検索を入れると、結構ヒットするところを見ると評判らしい。それによると、お店の人がぐるぐる回していて、どこで切っていいか分からないので大盛りになり、それが評判になって大きいままだとか・・・。ちなみにモカソフトは一回り小さいらしい。

森町青葉ヶ丘公園の花見

2007年05月07日 | 花・紅葉だより
例年、花より団子指向のカミさん孝行で、市内の五稜郭公園や函館公園、市外の松前公園へ花見に出掛けることが多かったが、今年は、自分もまだ行ったことのない森町の青葉ヶ丘公園へ出掛けてみた。

            
       大正3年に設立された公園で、ソメイヨシノを中心とした1000本の桜が見頃であった。
       GWも昨日で終わったので、空いていたのもよかった。

            
            まさに、爛漫そのもののソメイヨシノ

            
            開き始めたばかりの枝垂れ桜

            
            ソメイヨシノをバックに咲く南殿

            
            青空に映える北海道お馴染みのエゾヤマザクラ

        
                      カミさん孝行の花より団子

この後、北斗市(旧大野町)の八郎沼経由でやはり桜の名所・戸切地陣屋跡へ寄る。その後、桜並木が続く清川を通って国道228号線へ出て帰宅した。北斗市の桜は、まだ蕾の方が多かった。

5/5、カムイ岳だけで撤退

2007年05月06日 | 登山・旅行
大嵐の朝、ラジオの天気予報を聞きながら、これからの予定を考える。

暴風雨の中、まず、エサオマンを諦めたUさんとKaさんと愛犬Ka君が下りてくる。次に、Yaさんと久しぶりのKoさんのコンビ、そして、2度ほど同行したことのあるメンバーが3人もいたHa山岳会の大所帯・・・その度にテントから顔を出し、懐かしい再会を楽しむ。それにしても、多くのこれまでの同行仲間が同じ山に入っていたものだ。みんなハードな山が好きなメンバーばかりだ。

予報によると、まもなく雨は上がるが風は強いままらしい。明日は好天らしいが崩れは早く、明後日は雨・・・結局、雨の上がるのを待ってカムイ岳をピストンして下山することに決定。

しかし、悔しさはあまりない。あの細いエサオマンのカール壁、10時間以上は必要な戸蔦別岳・・・高所恐怖症の自分にはナイフリッジが続く日高主稜線の雪稜歩きは緊張感との闘いである。おまけに風が強いときては、なおさらである。日高山脈主稜線上の地図に山名の掲載されている最後の未踏の山・カムイ岳に登れただけで大満足である。

幸い8:30頃には雨が上がり、ガスも取れ始めてくるが風は強いままだ。テントを撤収し、下山の用意をして、空身でカムイ岳をピストン。ガスで地形が読めなかったことと予想より近すぎたこともあり、さらに先のピークまで行ってしまうというおまけ付き。

10:50、テン場に戻り、ずっしりと重いリュックを背負う。雪山の下りは速くて膝への負担が少ないのが好きだ。踏み抜きで何度もの転倒は付きものだが・・・。

5時間半の登りを2時間半で下り、林道へ出る。デポしておいたスキーを履いて、16:00、くたくた状態でゴールイン。

車のワイパーにメモが挟まれている。先に下山したTaさんからの心温まる挨拶文であった。また、電波の通じるところに来ると、これまたうれしいUさんからの下山報告とこちらの行動を気遣うメールが入る。

同じように疲れているはずなのに他人へのこのような温かい心遣いがうれしい。そんな感激に癒されて、新嵐山荘(画像)まで車を走らせる。

風呂に入り、駐車場で泊まることにして、ビールを2杯飲む・・・美味い!至福の極みである。早々に車の中へ・・・19:00から翌朝4:00まで9時間も一度も目が覚めずに爆睡。

携帯からこの2日分のブログを打って、帰路に就く。


5/4、カムイJPまで

2007年05月06日 | 登山・旅行
5/4、5:10、トッタベツヒュッテ前スキーで出発。7:40、北東尾根取り付き地点到着。スキーデポ。今日のゴールのカムイJPまで標高差1000mの登りだ。1400付近まで急登が続く。

久しぶりの縦走装備に身体があえぐ。登るに連れて、左手に深い沢を挟んで、まだ真っ白な札内岳(画像)とエサオマントッタベツ岳、右手には妙敷山~北戸蔦岳までの稜線の山々が見えてくる。それらの展望を楽しみながら、時間的余裕があるので休み休みゆっくり登る。

1485ピークを越えると、テントがぽつぽつと立っているが、どれも空である。左手に見える北カールの大きさに圧倒されながら、13:30、カムイJPに到着。

JPの直ぐ下のカムイ岳寄りのコルをテン場に決める。雪を掘って周りにブロックを積み上げてテントを張り終えたら15:00を過ぎていた。

そこへエサオマンを越えて札内JPまでピストンして来たというganさんが下りて来る。風が強くて、カール壁の細いところは彼でも怖かったという。3時間もあれば行けるだろうとのこと。そこへ戸蔦別から戻ってきた単独の男性。往復で10時間要したという。やはり風とアップダウンがきつかったそうだ。

暖かい強風が積み上げたブロックをどんどん溶かして行く。それを直しているところへ二人連れの戸蔦別から戻って来たTaさん。久しぶりの再会だ。UさんたちもYaさんたちも戻ってきて、上にテントを張っているそうだ。

テントの中に落ち着いたが、ブロックが溶けてきて北西の風がようしゃなくテントを襲う。その内に雨と雷までの大嵐。テントの支柱が折れないことを祈りながら一睡もできずに朝を迎える。


凄い数の入山者

2007年05月03日 | 登山・旅行
朝8:00に函館を発ち、高速も使わずに450kmを走り、16:00過ぎに戸蔦別林道に入る。

4月末日の情報では、13kmの林道歩きを覚悟していたが、雪解けが進み、トッタベツヒュッテまで入ることができた。残り8kmの林道歩きで済むことになった。

それにしても、今朝までに入ったものと思われるが、その周辺に止まっている車の数が凄い。数えてみたら、15台もあった。

全部がカムイ岳を目指しているとは限らないだろうが、ほとんどはそうであろう。明日、ノコノコ上がって行って、テントを張る場所があるだろうか?

時間的余裕があるので、25kmほど戻って新嵐山荘の風呂に入り、長距離運転の疲れを癒す。

再び、林道へ戻って、夜を明かすつもりである。天気の心配はなさそうだ。今晩、稜線に泊まりたかったほどである。


北日高遠征

2007年05月02日 | 登山・旅行
明日の朝、函館を発って日勝峠を越え、明後日、戸蔦別林道から北日高の神威岳を目指す。そこにテントを張って、日高主稜線上の北の戸蔦別岳と南のエサオマントッタベツ岳をそれぞれ1日掛けてピストンする予定である。

この神威岳(南日高の有名な神威岳と区別するために、カムイ岳と書かれることが多い)は、登山道もなく、藪が濃くて稜線上の踏み跡もない山である。したがって、この残雪期に戸蔦別林道から北東尾根を利用して登られることが多い。
今回、この山を選んだのは、この山を登ると日高山脈主稜線上の1/25000の地形図に山名が掲載されている山すべてを踏破することになることと、戸蔦別岳とエサオマントッタベツ岳間を繋ぐことにより、伏美岳~ペテガリ岳間が繋がるからである。

単独行ではあるが、すでに私の計画を知った3パーティから「同じ日か1日早く同じコースに入る予定です。再会を楽しみしています。」というメールをいただいている。

ただし、今年は雪解けが遅く、戸蔦別林道は最終人家までしか車で入れず、20kgの縦走装備を背負っての13kmの林道歩きが待っているようである。また、高所恐怖症の自分にはもっとも怖いナイフリッジの雪稜歩きが待っている。出会えるであろう山仲間からの元気とトレースをもらって、ヘッピリ腰で頑張ってみようと思う・・・・。

主稜線上は携帯電話が通じることが多いので、この「気まぐれ日記」へ速報をお伝えできるかも・・・?