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癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

遠軽のコスモス園 & 能取湖のサンゴ草

2020年09月15日 | 花・紅葉だより

◎遠軽のコスモス園

 道東・遠軽町にある日本最大級のコスモス園「太陽の丘えんがる公園」。10ヘクタールもの広大な花畑に咲く1千万本のコスモスが咲く。

 今年、初めてその存在を知り、今回の旅の計画に入れておいた。新型コロナの影響で、今年は入場無料だった。これまでに見たことのない黄色や八重咲きなどの多彩なコスモスが見事だった。すでに終った花も多かったので、時期的にはつぼみがまだある、8月下旬~9月初旬ころがおすすめな感じ。

 遠軽のシンボル巌望岩を根元から見上げる。

 巌望岩の上から遠軽市街地を見下ろす。

 

◎能取湖のサンゴ草(アッケシソウ)

 まるで真っ赤なじゅうたんを敷いたよう!息を呑む壮麗な風景網走国定公園内・能取湖の南岸に位置する卯原内(うばらない)。その湖畔周辺に群生するサンゴ草(別名アッケシソウ)。

 例年9月初旬から9月末~10月初旬が見頃。平成22年、生育不良で群生地が減少傾向にあったが、オール網走体制による種子採取・播種や湖水の入排水改善などにより、平成27年8月、ついに群生地の復活が宣言されたとのことで、今年はこれまでの最高の状態とのこと。昔、一度見たことがあるが、もっと、小さな群落だった。

 道南は連日の雨模様のようだが、こちらオホーツク海側は好天が続きそうなので、明日は斜里岳、明後日は羅臼岳に登れそうな気配だ。

 このあと、明日の斜里岳の初めて登る三井コースの登山口の確認をして来たが、斜里岳も羅臼岳もきれいに見えていた。今夜は道の駅でどこでもホテル。


旭川市歴史探訪

2020年09月14日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

旧旭川偕行社(現中原悌次郎記念旭川市彫刻美術館)~旧陸軍第七師団将校の社交場だった。

 雨の中を「旭川市歴史探訪探訪マップ」や「旭川市ガイドマップ」をもとに、あちこち走り回った。

 まずは、道の駅の向かいにある「旭川市博物館」へ。非常に広々した博物館で、日本遺産に認定されている上川アイヌや屯田兵開拓、旭川市の自然的、発展の歴史など、充実した展示がされていて、見ごたえがある。

旭川兵村記念館~明治25年に旭川兵村に入植した屯田兵や家族の共闘の歴史と暮らしが展示されている。

 北鎮記念館~屯田兵や第七師団の資料館。しかし、休館日で見ることができなかった。昔の第七師団の広大な敷地がそのまま自衛隊の敷地になっている。

 川村カト子アイヌ記念館~旭川の歴史と自然の紹介、アイヌの人々の暮らしなどを展示している

 常盤公園~「日本の都市公園100選」に選ばれている旭川市で最古の公園。

 旭橋~昭和2年建設当時のまま残る、旭川を象徴する最古の橋。北海道遺産や土木遺産に選定されている。

上川倉庫群~国の重要文化財。1号館は大雪ビール館。

 上川地方に現存する最古の建物~明治19年8月道庁の農作試験所として建設。

 現あさでん春光整備工場(旧第七師団騎兵第七連隊覆馬場)~大正元年築。国の重要文化財。

 昭和2年築の西島倉庫。

 旭川最古の醤油屋、昭和19年創業の日本醤油工業「キッコーニホン」

 

 創業117年を迎える高砂明治酒蔵

 合同酒精旭川工場の敷地に建つ、大正3(1914)年建造の神谷酒造(後の合同酒精)の旧蒸留塔。

 旭川の酒蔵では、もう一社、有名な男山酒造もある。

 昼は、たまたま通った旭川ラーメン村へ

 ラーメン村で一番人気の「らうめん青葉」で、チャーシュー醤油ラーメンを食べた。美味しいのだろうけど、どうも旭川ラーメンは好みではない。

 まだ、時間がなくて回り切れないところもあった。また、他にもカメラに収めた建物もあったが省略。

 明日は、遠軽のコスモス園と網走能取湖のアッケシソウを見に行く予定。これから、そちらへ向かい、適当な道の駅でどこでもホテル。


裾合平~中岳温泉~北鎮岳~安足間岳~当麻乗越~裾合平〈循環縦走〉

2020年09月13日 | 登山・旅行

 安足間岳からの下りの斜面に広がるチングルマの紅葉と旭岳

 今日の当初の予定は、まだウラジロナナカマドなどの紅葉は期待できないので、裾合平のチングルマの草紅葉狙いだった。その上の中岳温泉まで登って戻るつもりだった。しかし、紅葉が1週間以上も遅れているとのことで、裾合平のチングルマもまだ一面の赤い絨毯にはほど遠い状態だった。

 中岳温泉まで登っても、まだ2時間も掛かってなく、物足りない感じだった。もっと上まで行けば、少しはチングルマの紅葉が見られるかもしれない。天気も良くなって来たので、稜線の中岳分岐から北鎮岳へ登り、比布岳~安足間岳~当麻乗越と循環縦走することにした。

 旭岳ロープウェー姿見駅7:15~8:25裾合平分岐~9:05中岳温泉~9:55中岳~10:25北鎮岳~11:25比布岳~11:40安足間岳~12:15当麻岳~13:00当麻乗越~13:45裾合平分岐~14:45旭岳ロープウェー姿見駅〈7時間30分〉

 東川町の道の駅で朝を迎え、旭岳ロープウェー駅へ。旭岳は見えていたが、青空はない。30分以上も迷ったが、今後の天気予報を見たら、下手すれば1週間は登れないかもしれない。雨の心配は無さそうなので、登ることにして、7:00のロープウェーに乗った。

 夫婦沼に映る旭岳を眺めて、裾合平への道を進む。

結果的に、帰りに下った当麻乗越(左端)~当麻岳~安足間岳(右ピーク)を眺める

裾合平分岐から安足間岳~鋸岳~北鎮岳~中岳を眺める

裾合平の精一杯のウラジロナナカマドの紅葉と安足間岳の手前に聳える大塚と小塚を眺める。

本来なら真っ赤な絨毯になっているはずのチングルマの斜面。後ろは旭岳。

道内で最も高い所にある中岳温泉。テントは携帯トイレブース。

ここで戻る予定だったが、物足りないし、ロープウェーの3200円がもったいない。このコースから旭岳へ回ったことがあるので、今回は逆の北鎮岳を目指し、帰りは当麻乗越へ下って周回することにした。

中岳分岐への登りで目にした、ウラシマツヅの紅葉。

中岳から北鎮岳を眺める。

賑わっていた道内第2峰の北鎮岳山頂。これで5回目かな?

北鎮岳山頂から見下ろすお鉢平。奥にはトムワウシ山も見えている。

北鎮岳山頂から例年なら見事な紅葉が見られるが、その気配すらない雲の平とその先の黒岳を眺める。

北鎮岳山頂から、このあと進む稜線を眺める。左が安足間岳、中央が比布岳、右が愛別岳。

比布岳へのチングルマ斜面

チングルマ紅葉のアップ~綿毛が花のようだ。

比布岳山頂から安足間岳までの荒々しい稜線を眺める。

稜線の分岐から3度登頂している愛別岳。今回はパス。

大覗谷の岩稜

安足間岳分岐から安足間岳へ進む。

安足間岳から当麻岳へ

当麻岳の下から沼の平を見下ろす。今回の計画に愛山渓の松仙園経由で、この沼の平巡りも入れてある。

当麻岳の下りから当麻乗越(白い標柱)とその奥にゴールのロープウェー姿見駅を眺める。奥の山は十勝連峰。

ゴール地点のロープウェー姿見駅。7時間半は今年の最長コースだったが、それほど疲れはない。。

 紅葉が遅れていることは覚悟してきたが、ここまでとは思わなかった。残りの大雪山系は今週末辺り待った方が良さそうだ。

このあと、東神楽町のもりの湯で、温泉に入り、ブログアップ。今夜は旭川の道の駅泊まり。明日は雨予報である。


大雪山系と道東の紅葉登山の旅へ

2020年09月12日 | 登山・旅行

 厳しかった残暑も去り、ようやく秋の気配を感じるようなった。これで山の紅葉も一気に進むだろう。

 大雪山系は例年であれば、中旬には見ごろを迎える・・・これまでの9/15前後の黒岳や赤岳の状況が、上掲の画像である。しかし、今年は昨日までの残暑が災いして、少し遅れているようだ。

 それでも、2年ぶりに大雪山系・道東を中心とした紅葉登山の旅に出ることにした。しかし、長期予報を見ると、見ごろのころの期間の予報があまり良くない。どのくらい登れるか分からないが、天気予報が良い方に外れることを期待して、ダメであれば、観光や歴史探訪を楽しむことにする。

 大雪山系で考えているのは、姿見平(旭岳)~裾合平、14年ぶりに開通した松仙園(愛山渓)~沼の平~当麻乗越周回、黒岳~小泉岳~赤岳~銀泉台縦走、トムラウシ山など。道東では、6月に登り残した三井コースからの斜里岳、岩尾別コースからの羅臼岳、剣ヶ峰コースかオンネトーコースからの雌阿寒岳などを主な目的地とした。

 そのほかに、能取湖のアッケシソウ(サンゴ草)や遠軽のコスモス園などにも寄りたい。天候に恵まれて、時間的余裕があれば、このほかにも紅葉のきれいな山を中心に登りたいと考えている。

 いろいろ天気予報とにらめっこしていたら、明日の13日はどこも好天である。だが、山の紅葉情報を見ると、山の紅葉を演出するウラジロナナカマドの紅葉が遅れているようだ。しかし、チングルマやウラシマツツジやクロマメノキなどの草紅葉は早いので、それらがメインの旭岳の姿見平~裾合平からスタートすることにして、今日、東川町の道の駅まで走ることにした。

 車から降りて、どこかに寄る時に、ほぼ必ずと言っていいほどマスクを忘れては、取りに戻るということを繰り返している。

 何とか忘れない方法はないかと考えた末に気付いた方法。これなら忘れることはないだろう!これで忘れたら、もう終わっている。 


効果的な褒め方とは・・・ & RAMEN ROOM 18の煮干しsoba 

2020年09月11日 | 日常生活・つぶやき

 

 今日のウォーキングで目にしたアサガオ

 今朝TVを視ていたら、日本ほめる達人協会(こんな協会があるのにも驚いたが)の会長さんが、「褒めるときは、横でなく縦で」と話していた。

 何のことかと思っていたら、「他人と比較して褒めるのは横で、その子の過去と今を比べて成長を褒めるのが縦・・・だから、縦で褒めるのが良い」ということだった。これは、これで納得できる話である。

 しかし、「縦で褒める、横で褒める」と表現を耳にしたときに、別の意味合いもあるだろうと思った。それは、「縦で褒める」というと、縦の関係・・・上下の関係、すなわち、親子関係や上司と部下の関係での褒め方などである。例えば、「よくできたね」「上手になったね」などは、褒めてはいるが、上から目線な感じがする。

 それに比べて「横で褒める」は、上下の関係ではなく、「認める」「共感する」「感謝する」などである。例えば「最後まで頑張れて偉かったね」「格好良かったよ~」「〇〇してくれてありがとう」「お母さんはとてもうれしいよ」などは横の関係のような気がする。

 自分の場合、子育てはともかく、対人関係でも、管理職や組織・団体のトップとして仲間(部下という言葉は嫌いだったので使ったことはない)と接するときにも、常に心掛けたのは、この「横で褒める」ことだった。特に、「ありがとうございます」「とてもうれしかったです」「あなたのお陰です」や、「凄かったですよ」「感心しました」「とても美味しかったです」などという「感謝」や「共感」の言葉は日常的に素直に発するようにしている。

 それは、自分の経験からしても、上から目線で褒められるより、「認められる」「共感してくれる」「感謝される」褒め方の方がずっとうれしかったからである。

 そうなると、日本ほめる達人協会の会長さんと、表現は逆になり、意味合いは違うが、「褒めるときは、縦ではなく、横で」となってしまう・・・。

 

◎「RAMEN ROOM 18(ラーメンルーム ワンエイト)」の煮干しSoba

 最近の函館市内に、これまでのラーメンとは一味違ったラーメンを提供する店が進出して、健闘しているところが多い。これまで訪問した店では、煮干し豚骨中華そば専門店「八四六製麺所」 、横浜家系ラーメンおばら家麵屋 真打などである。特に、麵屋真打は、再訪したくても、いつも行列ができていて、スルーしている。

 今回は、『RAMEN ROOM 18(ラーメンルーム ワンエイト)』へ。オープンして2ヶ月以上経っているが、ネット上での評判が良さそうなので、初訪問となった。場所は、桐花通りにある『クロマグロ専門店鮪斗』の角を曲がってすぐ。元々『ビストロ れん』という店や、その前にもいろいろな店が入っていた所である。

 東京の有名ラーメン店『Japanese soba noodles 蔦』で修業したという店主さんが、独立オープンさせた店とのことに。『蔦』は、ラーメン業界では初のミシュラン1つ星を獲得した店だとか。店名についている18は、帰りに聞いたら、「私の名前が一八(かずや)なので・・・」とのこと。

 営業時間は11:00~14:00で、ラストオーダーが14:00。定休日は毎週水曜日&第1・第3火曜日、駐車場はお店の周囲に8台分。
 

  調理スペースもきれいで、横文字の店名に相応しい?ラーメン屋さんにしてはお洒落な雰囲気のマスターが一人で仕切っていた。スタッフが怪我をして休んでいるらしく、小上がりは閉鎖して、カウンター席8席だけだった。

 カウンターに、胡椒などが一切ない店も珍しい。余計な味を加えないで、そのまま食べてほしいということなのであろう。

 

 いろいろたくさんの「こだわり」が書かれていた。出しているのは、醤油sobaと煮干しsobaの2種類だけのようだ。

店の隅に積まれていた数種類の小麦粉。毎朝、自家製麺をするらしい。

チャーシュー煮干しsoba(1080円)。普通の煮干しsobaは830円。

 これを注文したのは、最近、煮干しラーメンに凝っていることと、チャーシューが北海道産「ひこま豚」のロース肉とバラ肉、北海道産「知床鶏」のモモ肉の3種類が入っていたことである。

 スープは、これまで食べた津軽系の煮干しラーメンとは違って、豚骨が使われていなくて、伊吹産いりこをメインに数種類の煮干しを合わせた煮干し100%とのこと。一口飲んだスープは、非常にあっさりとした淡口醤油味である。魚臭さはなく、妻と一緒に、思わず「旨い!」と声をそろえた。麺も小麦感があり、チャーシューも3種類の味が楽しめてとても美味しかった。

 前段の話題ではないが、「ごちそうさまでした。ほかの店では味わえないラーメンで、とても美味しかったです。また来ます」と言って店を出た。


天然の遠近両用の便利な眼に感謝!

2020年09月10日 | 日常生活・つぶやき

 今日の北海道新聞にも載っていた能取湖のアッケシソウ(サンゴ草)<他サイトから借用>

(記事とは関係ありません~まもなくの山旅で観に行く予定

 この歳でスマホをいじっていると、良く聞かれるのが、「老眼鏡なくても、そんな細かい文字見えるのですか?」である。実は、この世に出回っているどんな細かい文字でも裸眼で見えるのである。だから、老眼鏡は使ったこともないし、持ってもいない。さらに、PCやスマホをいくら長時間いじっていても、目が疲れるということもない・・・何とも不思議で便利な眼である。

 原因は良く分からない。両眼の視力は、左が0.7、右が0.1である。だから、運転免許証の条件は眼鏡等なので、近眼用の眼鏡は持っている。しかし、車に積みっぱなしで、夕暮れや夜間の運転時以外は、ほとんど使用することはない(これって違反か)。なぜなら、日常的に不便を感じることはないからである。掛けると、かえって、近いところや文字が見えづらくて不便である。

 以前、近眼用の眼鏡を作ったときに、「便利な眼ですね~。天然の遠近両用になっています。無意識のうちに、遠くは左目で見て、近くは右眼で見ているのですね。これなら、当分老眼鏡も、遠近両用の眼鏡も必要ないでしょうね」と言われたことがある。確かに、細かい文字は右眼で見るとはっきり見えるし、左目で見ると見えづらい。

 たまに、同年代でも、自分と同じように眼鏡を掛けないで本や新聞を読んでいる人がいるので、聞いてみると、同様に、片方の目が近視で、もう片方の眼がそれほどでもない人が多い。両眼が近視の人は、細かい文字を見るときに眼鏡を外して見ている人がいるが、これも同じ現象なのだろう。

 妻はまだ50代だが、両眼が近視なので、コンタクトと近眼用の眼鏡、遠近両用と老眼鏡の4種類を使い分けている。

 いずれにしても、現在の自分は、「老眼になった」感がなく、若いころからずっと眼鏡なしで不自由なく暮らせていることに感謝している。今後も、ずっとこの状態が続くことを願っている 


滝沢町の由来となっている滝のある高宮大神

2020年09月09日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 悪天候が続いた先週、家にこもりがちで、ネットサーフィンをしていたら、函館市内でまだ知らないところが見つかった。それは、滝沢町の奥にある高宮大神というところであった。見たことのない神社はたくさんあるが、ここには3段の滝があり、それが滝沢町という町名の由来となっているという。滝好きとしては、行かねばなるまい・・・。

 距離を測ったら往復15kmほどなので、ロングウォークで行きたかったが、朝からギラッと暑い中では歩く気がしない。つかの間の涼を求めに、車で行ってきた。

 香雪園の西側を流れる湯の川沿いの初めて走る未舗装の道を山の方に進むと、突き当りに赤い鳥居の神社が建っていた。

 もともとこの滝のそばには地図上に記載されている瀧乃澤神社があったようだ。そのそばに、新しく高宮大神という本格的な神社が建てられたということらしい。沿革などの説明はないが、いろいろ調べていたら、以前は弁天町にあった神道大教日天講社がここに神社を建てて移転したようだ。鳥居を見ると、平成10年代に建てられたようで、寄贈者の名前が書かれている。

 駐車場から本殿の方へ上がらないで、鳥居の前を川沿いに進むと、右手に滝が見えてきた。

 滝の手前に「旧御本殿跡」の標柱が立っている・・・最初は、ここに小さな本殿があったのだろう。

 暑い日なので、涼感に癒される。

 上にしめ縄が張られている。

 対岸に廃屋が・・・右の建物の玄関わきに「瀧乃澤神社」の表札が見えた。

 本殿の建つ境内

 本殿の裏に並ぶ社殿

 

 2月3日の節分の日に、御滝の水を浴び一年の無病息災を祈祷する寒修行が行われるようだ(他サイトから借用)。

 また、その時にでも行って、氷瀑や行の様子を見ようと思っている。

 今日も30℃超えになり、季節外れの残暑が続いているが、この暑さも、今日までのようだ。ところが、この後、 気象庁から低温に関する早期警戒情報が出されている。週間予報を見たら、土曜日以降の最高気温は20度以下が続く。一気に涼しくどころか寒くなるようだ。しかも、ずっと雨絡みの予報・・・


函館山からのサンライズ観賞

2020年09月08日 | 日常生活・つぶやき

 4時に目が覚めて眠られず、スマホで函館山のライブカメラを見たら、日の出が見られそうなので、函館山へ向かった。

 頂上まで上がらずに車道の3合目に三脚を立てて、日の出を待った。

 東側に薄い雲が懸かって、すっきりとした朝日ではなかったが、それなりの雰囲気を捉えることはできた。

 4:47

 5:09

 5:14

 5:15

 このあと、頂上へ上がり、早朝の函館山ならではの光景を撮ることができた。

 今日は、9月たというのに、最高気温31.7℃の酷暑になった。気温は高かったが、湿度が低かったので、昨日よりは過ごしやすかった。しかし、明日も真夏日予報・・・も・う・け・っ・こ・う・death!


早朝の洞爺湖 & 15年ぶりに新調したライスクッカー

2020年09月06日 | 登山・旅行

 昨朝6時過ぎに、道の駅みたら室蘭を発ち、雨の中を帰路に就いた。ところが隣の伊達まで走ると、洞爺湖付近だけに青空が広がっている。

 東北の山旅から帰って以来、連日雨がらみの天候で、1週間以上も青空も太陽も拝んでいない。つい釣られてそちらへ向かった。朝日に輝く有珠山と昭和新山の間を抜けて、洞爺湖畔へ。

 温泉街の東側手前の湖畔から中島と羊蹄山を眺める。

ナナカマドの実と紅葉が始まっているカエデの葉

 珍小島公園から珍小島を眺める。案内板にはChinko-jimaと書かれている。珍しい小島ではなく、チンコ島なのである! 

 ちなみに、沖縄には、ラムサール条約に登録された漫湖がある。こちらの読みは放送禁止用語なので、NHKニュースでは、漢字で示して、「この湖は・・・」と放送したという伝説がある。

 過去記事~「チ〇コ島(珍小島)探訪」2017年5月27日

 珍小島公園から有珠山を見上げる

 浮見堂公園から浮見堂を眺める

 浮見堂公園から中島と有珠山を眺める。

 晴れていたのは、この辺りだけで、豊浦町まで来たら青空はなくなり、八雲町手前では霧雨になっていた。

 なお、今日の函館は、朝から見事に晴れ渡り、最高気温30℃近くまで上がり、夏が戻ってきた感が強い。家の中でじっとしていても暑い。

 

◎15年ぶりに新調したライスクッカー

 この度、妻がamazonで見つけて買ってくれたUNIFLAMEのライスクッカーminiDX(4500円)

               ↑

 15年間使用し、今回の山旅で焦げ付かせてしまった、同じUNIFLAMEのライスクッカーminiDX(当時安売りで?3000円)

 車中泊での長期間の山旅の時は、いつも登山用のガスストーブの他に、卓上ガスコンロを持ちこんで、無洗米のご飯を炊いていた。その炊飯鍋が15年前に秀岳荘で?購入したライスクラッカーminiDXであった。

 その後、山仲間の何人かが同じものをいくら探しても見つけられなかったと話していたので、もう製造されていないものと思い込んでいた。しかし、この度、妻が検索したらamazonや楽天でも扱っていたという。まったく同じものだった。

 今回の山旅で、うっかりして焦げ付かせてしまったが、焦げを落せるだけ落して、そのまま使用してきた。しかし、コーティングが剥がれているところもあり、妻がこれを見て、もうダメだと買い換えてくれた。 

 炊き方は、米も水もメモリに合わせるだけで、説明通りに扱うだけで、いつも美味しく炊けている。


念願の「ウポポイ」へ & 有料ブログへ移行

2020年09月06日 | イベント鑑賞・参加

 2020年7月12日に白老町に開業した、「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。本来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。

 同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容に基づいている。

 オンラインでの予約が必要で、その説明や手続きが非常に煩雑で面倒だった。なんとかチケット(一人1200円)は取れたが、PCやスマホがない人はどうするのか? また、チケットのほかに、博物館の入場時間の予約も必要とのことだったが、その手続きが良く分からなかった。しかし、チケットがあれば何とかなるだろうと思って、開業時刻の9時に間に合うように行った。

  8:30に、広大な駐車場(500円)に入り、開業時間を待った。入場料を払うのに、駐車料金はいささか不満である。マスクをし忘れたら、駐車場の係員に注意された。

  8:50には、開門された入口を通り、北海道の景観をコンクリート壁に彫った長い回廊を通って受付へ。その手前には、新型コロナ感染対策(検温・消毒)の建物を通るようになっていた。

 当日受付のチケット売り場もあった。ネット予約の段階で良く分からなかった時間予約の必要な博物館は、すでに昨日段階で18:00と19:00しか空いていなかったとのこと。その日の内なら再入場も可能とのことなので、18:00に予約を入れてもらった。夜はプロジェクションマッピングも観られる。

 広大な土地にいろいろな施設があり、それぞれの施設ごとの催し物のプログラムのタイムテーブルがあるので、マップとタイムテーブルは必携で、それを見ながら、回らなければならない。

 しかも、新型コロナ感染対策で、人数制限があり、それぞれの整理券を、その時間の前に施設ごとにもらわなければならない。

 18:00まで待たなければならない博物館と、それに合わせて17:30からの短編アニメを除いて一通り見て歩いたら、昼食を入れて14:00になった。各施設ごとの入場時間までの待ち時間も結構多い。14:00からは、外には出ずに、駐車場の車の中で、自分はブログ書き、妻は昼寝をして時間つぶしをした。

 そんなこともあり、時系列ではなく、各施設ごとのプログラムを中心に紹介したい。なお、雨天だったので、屋外ステージのプログラムは、夜のプロジェクションマップ以外は、すべて中止となった。

◎国立民族博物館

 入口の正面にあるメイン施設。2階の博物館は、予約時間の18:00でないと入場できない。

 1階部分のお土産コーナーをまず見て回る。

 シアターは、いつでも入れるので、9:15に、まずはそこからスタート。上映は「アイヌの歴史と文化」で、ちょうど良いオリエンテーションになった。

 以下は、18:00の予約時間に入館した博物館内

「基本展示室」は、「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマをアイヌ民族の視点で紹介。「特別展示室」は、アイヌ文化、先住民族文化についての調査・研究の成果等を紹介。また、これら以外のテーマについても幅広く扱い、多様な展覧会を開催されている。

◎工房

 ここでは、伝統工芸の実演が観られる。

木彫の実演見学

 織物の実演見学。

◎伝統的コタン

 一番手前の干している緑色の植物は、蓙にするガマの茎。その隣は建築中のチセ。

 ポロチセ(大きなチセ)の内部

 和人との交易で手に入れた貴重な漆器等。

 担当者がセンの木をくり貫いて作ったという丸木船。アイヌは川が道路のようなものだから、移動の手段には欠くことのできないものだった。

◎体験交流ホール

  ここでは、ステージ上での伝統芸能上演、短編映画上映、夜に屋外プロジェクションマッピングショーが観られる。

 伝統芸能上演は、撮影禁止なので、パンフレットから借用。

 上は、11:30から観た「イノミ~アイヌの歌、躍り、語り」~伝統的儀礼「イヨマンテ」を軸にしたストーリー性のある舞踊と映像。

 下は、13:30から観た「シノッ~アイヌの祈り、歌、躍り」~伝統的な歌や躍り、楽器演奏などを最新の映像技術や北海道の美しい映像を取り入れて紹介。

 17:30から観た短編アニメ「カムイを射止めた男の子」と「キツネに捕まった日の神」※これも撮影禁止なのでパンフから。

 土日祝日のみの夜の屋外プロジェクションマッピングショー「カムイシンフォニア」

◎体験学習館

 ここでは、楽器の演奏観賞、ポン劇場等、ドーム型スクリーン映像体験ができる。

 ドーム型スクリーン映像体験館。一人一人の目の前に、「カムイ アイズ」という、ワシの目とキタキツネの視線で撮影した、北海道の自然が写し出される。

 ポン(小さな)劇場の紙人形劇では、アイヌの料理のことが演じられていた。楽器は、体験交流ホールでの伝統芸能で見たのでパス。

◎フードコートでの昼食

 上は、ウポポイ野菜ラーメン。下は、ぎょうじゃにんにくいりザンギカレー(共に、790円+税)

 結局、駐車場の車の中での時間も含めて、全部見終わったら、19時過ぎになってしまった。ほかのブログで「6時間半もいた」と書かれていたが、自分も正味同じくらいの時間になった。

 このあと、室蘭の道の駅に泊まるべく戻る途中、虎杖浜温泉に入って、ブログを完成して投稿を試みた。しかし、なぜか、昼に途中まで書いた部分以外は、いくら書いても消えてしまう。諦めて「明日アップします」とだけ書いたものをアップした。

 

◎ 昨日のブログ投稿の不調は、スマホではなく、この無料のgooブログの容量に達してしまったことが原因だった→有料ブログへ移行

 最近になって、このブログの画像フォルダの容量が、無料ブログの容量に近くなっていたので、近いうちに、有料に切り替えなくてはならないと思っていた。

 昨夜に書き足したものが、投稿に反映されないで、消えてしまうのは、これまで経験のないトラブルだった。画像フォルダの使用容量はまだわずかながら余裕があると思っていたが、これに文章部分の容量も加えると、すでに限界容量の3GBに達したせいかもしれない。

 帰宅後、直ちに、有料ブログへの移行手続きを取ったら、スムーズに書き上げることができ、公開することができた。有料(税込月524円)に移行すると、1TBまで使用できる。無限に近い容量である。また、広告も入らないので見やすくなるはず。  


長万部町鉄道村

2020年09月04日 | イベント鑑賞・参加

 「鉄道村」には、鉄道写真、警報機、プレート、制服、模型、蒸気機関車の部品など、旧国鉄の倉庫に保管されていたものや、地元に住む元国鉄マンや道内の鉄道愛好家から寄贈された貴重な品々など、約300点が展示されていた。


一病息災・・・糖尿病を友として

2020年09月03日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

                           

  一病息災・・・「ずっと健康でいる人よりも、かえって何か一つくらい軽い病気に罹っているいる人の方がより健康に気を使うことで、長生きするものだということ」を意味する。

 自分の元気のもとは、まさにこれだと思っている。その病気とはこのブログの題名にもなっている癌ではない。これは、2回も手術をしていて、臍より右の大腸は失ってはいるが、後遺症もなく、薬の世話にならず、「罹っている」病気ではなく、すでに「治った」病気である。

 自分の健康に一番役に立っている一病というのは、まだ薬等の世話にはなっていないが、糖尿病である・・・自覚症状があるわけではないが、数値的には立派な糖尿病患者で、糖尿病手帳も持っている。このことを話すと、知らない人はみなさんびっくりされる。40代後半の人間ドックで見つかった。今後は食事療法と運動療法に努めるように言われた。

 亡妻が病院で摂取カロリーに即した食事の献立やカロリー計算の方法などの指導を受けて来た。その内容を見た時に、食べることが大好きな自分にとっては、人生、この先、夢も希望もなくなってしまうほど悲しかった。そこで、我慢することや耐えることが苦手な自分は不純なことを考えた。それは、「オーバーに摂取したカロリーを消費すればよいのだろう」「基礎代謝量を上げて燃費の悪い体にすればよいのだろう」ということだった。

 そこで、まず始めたのが、ジョギングだった。しかし、単調でただ辛いだけだった。次に、何か楽しみながら、自分一人で、自分のペースでできることはないだろうかと考えた。それが、その後すっかりハマってしまった「一人歩きの登山」だった。

 ただでさえカロリー消費の多い登山ではあるが、より大きな負荷を掛けるために速く歩くことを心がけた。これも一人歩きゆえにできることである。これが、「坂口さんの山の記録はとても参考になるが、タイムは速すぎて参考にならない」と言われ続けて来た所以である。最近は、人並みになってきてはいるが・・・。

 唯一10代から続けていて、指導員歴50年になり、今もシニアクラブで現役で指導を続けているスキーは、上から下へ滑り降りるだけで、それほどカロリーは消費しない。冬はどうしても運動不足になりがちなので、50代からクロスカントリースキー(スキーマラソン)と雪山登山や山スキー登山も始めた。

 退職後に時間の制約がなくなってからは、登山の延長で、四国遍路や古道や旧街道の歩き旅も始めた。毎日30~40km以上も歩き続ける歩き旅は、いくら食べても体重が減っていく・・・。

 現在の趣味は、結果的にすべて糖尿病対策になっている。それらの記録は、すべて、このブログの親サイト「一人歩きの北海道山紀行」にびっしり詰まっている。

 そして、30年・・・食事には特に気を付けていない。甘いものも含めて好きなものを好きなだけ食べている。ここ数年は、朝起きて計測した体重が61kgを超えたら、その一日は炭水化物を減らすようにしているだけである。結果、この糖尿病のお陰で、人並み以上の体力に恵まれ、体調を崩すこともなく、元気で過ごしている。

 この病気の恐ろしいのは、合併症である。すぐ下の弟はこれが原因の心筋梗塞で61歳で亡くなっている。その下の弟妹もやはり軽いながらも同じ糖尿病を抱えている。遺伝的なものなのだろう。お互いに気を付けようと話している。

 退職後は、年に2~3回は高橋清仁クリニックで定期検診を受けている。今年は新型コロナのせいで、今日、ようやく、昨年の10月以来11ヶ月ぶりに行ってきた。血圧も空腹時血糖値も正常値の範囲だった。過去1~2ヶ月前の血糖値を反映するHbA1Cは、加齢とともに少しづつ上がってきてはいるが、ここ数年は横ばい状態で、まだ薬は必要なしの段階である。いつも院長や看護師から褒められている。


東北にも進出していた函太郎

2020年09月02日 | 食べ物

(左上)秋田市 (右上)弘前市 (左下)酒田市 (右下)鶴岡市

 今回の山旅で、東北のあちこちに進出している函太郎店を多く目にして、カメラに収めて来た。函館から進出している店をほかの土地で見かけることは非常にうれしいものである。

 函太郎は、函館発祥のグルメ回転寿司店である。現在の店舗は、北海道では函館市3、北斗市、小樽市、新千歳空港2、札幌市の8店舗。本州では、東北に多く、上掲の4店舗の他に青森市、八戸市、盛岡市、仙台市2の9店舗。さらに、新潟市、東京、木更津市(千葉)、大阪など・・・合計21店舗にもなっている。

 だから・・・というわけではないが、1000円割引券があったので、今日の夕食は、「函太郎 寿司海鮮処 五稜郭店」へ出かけた。

 コース料理のときは、個室や大広間を利用するが、今日は、単純に寿司だけだったので、回転寿司ホールのカウンター席にした。寿司は回っていなくて、すべて注文してから握って、直接手渡しされるシステムになっていた。

 ほかにも2~3皿は食べたはずだが、カメラに収めていなかった。

 ここは、ほかの全国チェーンの回転寿司よりやや高めなので、年に数回しか来れないが、ネタも大きく、とても美味しい。 


中学校時代の同期会も中止に・・・

2020年09月01日 | 日常生活・つぶやき

 ~前回の北海道新幹線が開通した2016年開催の同期会(一次会)の様子~

 まだ先の見えない新型コロナのお陰で、10月3日に予定していた「大野中学校昭和34年卒業生同期会~N先生の米寿と我々の喜寿を祝う会~」は、やむなく中止せざるを得なくなった。

 卒業以来、自分が勝手に世話人を引き受けて、3~5年ごとに数十回と開催してきた同期会である。年齢とともに参加者が減ってきて、今回の自分たちの喜寿と4人いらした担任のうちお一人ご健在のN先生の米寿を祝う、おめでたい会を最後に、同期会を終了するつもりでいた。

 案内を出した7月上旬段階では、10月になったら落ち着くだろうと楽観的に捉えていた。しかし、ここへ来て、第二波のピークは過ぎたとはいえ、まだ予断を許さない状況である。

 ~上は、部屋を変えての二次会の様子、下は、幹事部屋での三次会の様子~

 ソーシャルディスタンスを保てそうな一次会はともかく、湯の川温泉のホテルに宿泊しての会なので、二次会、三次会は、3密そのものである。また、これが楽しいのである。

 締め切りは、9月15日にしていたが、参加を迷っている人が多く、東京の方から「参加していいんだろうか?」などの電話があったりした。N先生や幹事のお手伝いをしてくれている数人と相談して、やむなく、昨日の段階で中止を決定した。

 すでに、参加の返事をくれている方や、まだ返信の来ていない方に、ハガキや電話でその旨を伝えた。また、参加できないけど集合写真を希望する方やお祝いの気持ちを送ってくれていた方には、そのまま返金した。

 「もし、このコロナ騒動が収まったら、来年にでも改めて開催します」との一文を付けた。それにしても、にっくき新型コロナである。