仕事終わりに拾ってもらって前夜に出発。途中のパーキングで仮眠。
早朝に市営新穂高第3駐車場(無料)に到着し、車中で朝御飯を済ませ出発。
無料な代わりに新穂高ロープウェイ迄歩いて10分。
新穂高温泉駅を始発の8:30に乗り2本乗り継ぎ西穂高口駅。
ここからがスタート。
影は霜柱がニョキニョキ。
西穂山荘で小休憩。あっちの山は…御嶽か?
登りがキツクなり丸山のピーク。
西穂高岳独標。2701m
岩場慣れしていない人はここで引き返すのが無難だそうだ。
ピラミッドピーク。11峰から8峰に減ってる。
Ynさんはあっという間に進んでしまう。
あんなに晴れていたのに、少しガスが湧いてきた。
やっと追いついた。お待たせ~。
西穂高岳2909m
行商のおばちゃんみたい。笑
先行するYnさんに追いつくが為にペースを上げたいが、上がらん。
無理に上げてバテてしまってもいけないし、足場も悪いので注意しながら進む。
分岐や危なそうな所では待っててくれる。
間ノ岳から下るところでガスが濃くなってきた。
早めにテントを設営したく、そろそろテント張ろうよと打診。しかし適地は見当たらず進む。
天狗岳。
空を仰げば時たまガスの向こうには青空が見えるのに…
ガスが濃く進むべき道に確信が持てない。
地形的にも下るのだろうとは感じたが、2度ほどガスが切れ向こうの稜線が見え、〇印も見つけた。
天狗のコルに着いたが、落石が怖いからと更に進む。
遠くでガラガラと崩れる音を聞いていた。
私には知識も経験も足りないのでYnさんの指示に従う。
更に1時間ほど進むが、段々風も強まり、薄暗くなってきた。
もう限界だと思い、もう無理!と強く主張。
登り切った所にギリギリテントが張れそうなスペース有り。
私が登ってくるのを待ってる間に体が冷えちゃったYnさんガタガタ震えてる。
選んでる暇はない!速攻テントを張りにかかるが、風が強い!
荷物を放り込んで、それでも飛ばされそうなので私がテントに潜り込み重しとなりYnさんが頑張ってポールを入れるが風が強くて手こずる。
どうにかテントを建て二人共潜り込みありったけの服を着こみ更にシュラフに潜り込むもまだ寒い。
ストーブ焚いてやっと温かくなってきた。
途中、強風で押されポールが抜けてしまった、抜いて繋いだが指し直せず一本のポールのまま過ごす事に。
食事を済ませ、Ynさん後ろの岩にロープを結わえベンチレーターからテント内へ引き込みお互いのハーネスに結び就寝。
しかし、地がテント面積分平ではなく、荷物も放り込んでいるため狭く体を真っ直ぐにして寝ることが出来ず寝ずらくなかなか眠れない一夜となる。