今日ジム行く?行かない?と問われて即答できなかった。
腿の筋肉痛がまだ残っていてとても宿題にトライ出来る状態ではない。
しかし、行かねばまた登らない期間が開いてしまう。
SUW 5.8紫
5.9黒
正面 5.9黒
5.10青 OS.
NH 5.10a橙
スラブ 5.9橙
BW左 5.10a桃
スラブ 5.10a緑 OS.
前衛正面 5.10c青 OS.
前衛 5.10b橙 OS.
BW左 5.10c黄緑
2ピン上、フットホールドだったかーフォール。
ドテン。苦笑。
上部はホールドも悪くてなんてカライcなんだ。
BW右 5.10b黄 OS.
スラブ 5.7桃
前衛 5.10d緑 OS.
SUW 5.8黄緑
左腿の筋肉痛の方がきつかったが、終盤は右腿に疲れが出て力が入りづらい。
結局11台に手を出す勇気が無く10台ばかり登っていたがそれでも腕が怠く感じるくらい体が鈍っているので休まずに登りに来たのは正解だっただろう。内容は兎も角ね。
ガチの山とクライミング、両立は難しいねぇ。
目が覚めたら、まだ夜の10時半。日付も変わっていなかった。
再び眠りにつき、うつらうつら。
風が出てきたようでテントを揺らすが前日に比べれば大したことはない。
周りも起き出したようでテントから外を覗くと遠くの空がオレンジ色に染まりだした。
刻々と明るくなる空を眺めていたいが寒くて断念、日の出までまだ時間があるのでお茶を飲むことにする。
たまにテントから顔だけ出して様子を伺う。
なんだかあまりお腹が空いていず行動食を少しだけ食べて下山することに。
トイレを済ませ、アイゼンのアンチスノープレートに更にテーピングをして出発。7:20
小屋の右横から、左への白出沢への長い下りの始まり。
Ynさんの下りの早いことといったら!
段々雪もなくなって、途中でアイゼンを外し苦手なガレ場をまだまだ下る。
「ファイト」と書いてある。登りの登山者向け。
途中、大きなザックを担いだ人達にすれ違う。ファイト!
歩みを止めると置いてかれるので歩きながらもモグモグ。
でもさすがにお腹減ったー!と訴えて下りきった所で小休止。9:30
ここから先、道が細くなり左は切れ落ちているので気を緩めてはならぬ。
橋を渡れば一安心。
ここまでくればもうラクチンかと思いきや危険は去ったがまだまだ下りが急なんですね?!
大きなザックのお兄さん達や、昨日お会いしたピストンの女性、凄いな~!
段々道は傾斜が緩くなり楽しいハイキング。
右俣林道に合流。11:10
さすがにここまでくると熱くなり休憩と衣服調整。
ここからは今年2回目のダラダラ道。
新穂高温泉到着 12:25
飛騨牛の串焼きでタンパク質補給♪
駐車場から1.5㎞のひがくの湯へ。
Ynさんが山に行きまくってた時、必ずここを利用していたそうだ。
登山者割引50円、おにぎりせんべいプレゼント、うまい棒その場で食べ放題!お持ち帰りは5本迄。
内湯は無く、ビニールカーテンで仕切られているので寒い日は一度かけ湯して湯船で温まってから体洗った方がいいね。たまたま空いてる時間だったのか私一人なので露天でうーんと体を伸ばし、極楽極楽♪ここから出たくない~!
食事も出来るようだったが、Ynさんお勧めの自然薯の美味しいお店へ移動。
自然薯美味しかった!蕎麦はイマイチ。
今度来る時は、自然薯をたーっぷりと日本酒で堪能したいな。
日の出と共に行動開始。
のはずだったが、なかなか眠れず、寒くてバラクラバをスッポリ被ってシュラフもスッポリ被って真っ暗状態で、うつらうつらしていたようで気付いた時には空が明るくなり始めていてビックリ。
ガスは無く晴れてモルゲンロートと雲海の綺麗な景色を見ることが出来た。
相変わらず風はビュービュー吹き止まず、風に飛ばされないようテントを撤収。
荷物を片付けている間にYnさんがルート確認に行き、印を発見。
私は赤いペンを発見。他にもここまできた人が居たんだね。
ルートに戻る為に下降し、アイゼン装着。トラバース。
安全に一歩一歩進むために神経を研ぎ澄ませ慎重に歩を進める。
相変わらずYnさんは先を歩く。
前穂高岳。
ジャーン!ジャンダルム!!
雪を被ったジャンダルムの下部のトラバース部分でYnさんが雪を踏み抜いた!
気を付けて、と注意を促される。ビビった私は、慎重に。
右の岩面にはほんの少しの浅い手掛かりしかなく、かなり緊張しながらそこを通過した。
危なかったのはほんの1、2歩でその先はしっかりした雪が付いていた。
そして、ジャンダルム登頂。天使と記念撮影♪
なんとアンチスノープレートが外れてる。
カジタックス壊れやすいとは聞いていたが…買ったばっかりの新品やのに!
廃業されて今はモンベルが引き継いでいるようだ。
兎も角、テーピングでグルグル巻きにして応急措置。
懸垂で下りる。50mロープ使用。
その先でも2ピッチ懸垂。
奥穂からソロでジャンを目指す人とすれ違った。
馬の背の取り付きには「ウマノセ」と書いてある。
奥穂高岳。
ソロで登って来られた女性に撮っていただきました。有難うございます!
富士山。
穂高岳山荘へ下山。ここから先は雪がしっかりあり歩きやすい。
赤い屋根が見えてきた。
到着。
早速、昼食。あったまる~!
今日中に下山してしまおうかとも思っていたが、ここから先の長い下りで膝の事を考えると無理することもないかと話が纏まりもう一泊することになった。
テント1張り1000円也かと思ったら1張りでも、1人1000円、2人で2000円。
今日は下地が快適な我が家。
玄関からは奥穂が臨める。
山荘の図書室は暑いくらい温かくずっとここにいて夕日を見たいと思っていたが、山荘泊者の食堂となるので出て行かねばならなかった。
テント泊の我々は玄関横の土間食堂でストーブに当たりながら夕食準備。
小屋営業終了前の最後の週末、良い天気予報とあってぞくぞくと登山客がやって来る。
食後はストーブを囲んで他のお客さんと談笑。
山の経験値が少ない私はもっぱら聞き役だけどなんだか楽しかった。
仕事終わりに拾ってもらって前夜に出発。途中のパーキングで仮眠。
早朝に市営新穂高第3駐車場(無料)に到着し、車中で朝御飯を済ませ出発。
無料な代わりに新穂高ロープウェイ迄歩いて10分。
新穂高温泉駅を始発の8:30に乗り2本乗り継ぎ西穂高口駅。
ここからがスタート。
影は霜柱がニョキニョキ。
西穂山荘で小休憩。あっちの山は…御嶽か?
登りがキツクなり丸山のピーク。
西穂高岳独標。2701m
岩場慣れしていない人はここで引き返すのが無難だそうだ。
ピラミッドピーク。11峰から8峰に減ってる。
Ynさんはあっという間に進んでしまう。
あんなに晴れていたのに、少しガスが湧いてきた。
やっと追いついた。お待たせ~。
西穂高岳2909m
行商のおばちゃんみたい。笑
先行するYnさんに追いつくが為にペースを上げたいが、上がらん。
無理に上げてバテてしまってもいけないし、足場も悪いので注意しながら進む。
分岐や危なそうな所では待っててくれる。
間ノ岳から下るところでガスが濃くなってきた。
早めにテントを設営したく、そろそろテント張ろうよと打診。しかし適地は見当たらず進む。
天狗岳。
空を仰げば時たまガスの向こうには青空が見えるのに…
ガスが濃く進むべき道に確信が持てない。
地形的にも下るのだろうとは感じたが、2度ほどガスが切れ向こうの稜線が見え、〇印も見つけた。
天狗のコルに着いたが、落石が怖いからと更に進む。
遠くでガラガラと崩れる音を聞いていた。
私には知識も経験も足りないのでYnさんの指示に従う。
更に1時間ほど進むが、段々風も強まり、薄暗くなってきた。
もう限界だと思い、もう無理!と強く主張。
登り切った所にギリギリテントが張れそうなスペース有り。
私が登ってくるのを待ってる間に体が冷えちゃったYnさんガタガタ震えてる。
選んでる暇はない!速攻テントを張りにかかるが、風が強い!
荷物を放り込んで、それでも飛ばされそうなので私がテントに潜り込み重しとなりYnさんが頑張ってポールを入れるが風が強くて手こずる。
どうにかテントを建て二人共潜り込みありったけの服を着こみ更にシュラフに潜り込むもまだ寒い。
ストーブ焚いてやっと温かくなってきた。
途中、強風で押されポールが抜けてしまった、抜いて繋いだが指し直せず一本のポールのまま過ごす事に。
食事を済ませ、Ynさん後ろの岩にロープを結わえベンチレーターからテント内へ引き込みお互いのハーネスに結び就寝。
しかし、地がテント面積分平ではなく、荷物も放り込んでいるため狭く体を真っ直ぐにして寝ることが出来ず寝ずらくなかなか眠れない一夜となる。