豊岡市役所

2009年04月04日 | ふるさとの話
                     (豊岡市役所本庁舎)

昨日、市役所に蛍光管の納品です。
「20Wの直管を10本たのみます」と、電話があったそうです。
店番が、『出来ましたら1箱25本にして下さいな』とお願いして、その通りに納品です。
担当の職員さんに手渡す時、『本当に1箱と言って申し訳ありません』と、挨拶すると、「いや~、20Wは余り使うこと無いんですわ~』と返事です。
こちらとしては、10本ではとてもガソリン代にもなりません、いや、25本でもなかなかの少額な金額、商売としては微妙なところです。

と云うのは、この一年間学校や市の施設に40Wの蛍光管を納めてまいりました。
その数、あちらに1箱こちらに1箱と配り続けて数千本になります。
1箱の金額はとっても少額でしたが、ちりも積もれば山となるの通り、大型液晶1台分をはるかに超えてしまいます。
本年度は、使用の少ない20Wのみの受注となりましたからそうはいきません。
まあ、市役所へのご奉仕と割り切って納品です。

豊岡市の新庁舎建設が、現市役所の場所にて計画段階へと進むようです。
写真でもわかるように、昭和初期の鉄筋コンクリート建築としてはなかなかモダンなデザイン、南庁舎(元郵便局)、南庁舎別館(元銀行)を含め歴史的建造物としての価値もあります。
しかし、なんせ古い建物ですから内部は相当なもの、「日本一の豊岡市役所」としてブログに書きました。本当に古い建物の一言に尽きます。建て替えてもバチは当たりません。
新庁舎はきっと高層の建物になるでしょう。
歴史的建造物なので、何とか保存できないかと言う声があるようです。
ペンギンの親鳥の足元に守られた赤ちゃんペンギンのように、新庁舎にすっぽりと抱えられて現市役所は保存されるのでしょうか、
それともあっさりなくされるのでしょうか、大いに興味のあるところです。