生活

とりとめもなく

悪人なんですよね

2010年10月06日 22時27分58秒 | Weblog
オリナスのTOHOで「悪人」を観てきたよ。
深津絵里さんがモントリオールの映画祭で主演女優賞をとったので、やんややんやと混みあっているかと思ったが、そうでもなかった。レディースデーだというのに。でも、原作を読んだかぎりではあまり一般受けしなさそうだなあ・・・と思っていたから、まあこんなもんか。
面白かったしすごーく良かった。あのぶ厚い本を2時間にまとめるのは至難の業なのでかなりいろいろ省いてギュッとした感じになっててひとりひとりの描かれ方が足りなくなっていたような気がするが、役者さんがすべて上手い人なのでそんなのどうでもよくなっちゃった。妻夫木くんが主演なのだが、あの妻夫木くんだというにさえなくて全然カッコ良く見えないのが説得力だなー(元々の見た目は悪くないのに暗くてよくわからない男という役)。
お母さんに会うたびに千円でも二千円でもこづかいをせびるというエピソードにオチが抜けてた。抜かしてはいけないところのはずだが。
そして予想どおりおばあちゃん(樹木希林さんです)のとこで泣いちゃった。だって家の古さとか台所の汚さとか、うちのジジババんちに似てるんだもん~
コメント
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