生活

とりとめもなく

続々・これ読んだよー

2011年06月18日 21時24分20秒 | Weblog
今年の梅雨は雨量が多いらしいじゃないか。まったくもー洗濯物が乾かない。
今日は今年3月に読んだ本の覚え書きです↓


誉田哲也「武士道セブンティーン」
これは言わずもがな「武士道シックスティーン」の続編で、同じ高校の剣道部で頑張っていた香織と早苗だが前作の最後で早苗が家庭の事情で横浜から福岡に引っ越してしまい離れ離れになる。福岡の強豪校の剣道部に入部して大会で再会し、それぞれ悩みながらも答えを見つける様子が素敵に書かれております。福岡にて新キャラのレナという子が出てくるのだが、これは黒木メイサを想定して書かれてるとしか思えないのだが?そう思うのは私だけか?


誉田哲也「世界でいちばん長い写真」
これも人が死なない、中学生の普通の男の子が主人公の夏の話。旧式のマミヤを細工して作った360度くるりと撮れる「グレートマミヤ」というカメラを使い、それを何回転もさせて100メートル以上のパノラマ写真を撮るという物語だった。主人公が覇気のないフツーの男の子で、それがなんか今までの作品とちょっと違う感じがしたけど良い話だった。
事実に着想を得た物語。


太田忠司「まいなす」
なんか気になって図書館のヤングアダルトコーナーで借りたのだが、やはり子供向けって感じだったかしら~
小学校高学年くらいの子に読ませたいなあ。推理物なんだけど架空の土地だとどうも入りこめないなあ。


森見登美彦「四畳半神話大系」
京都の大学生「私」がくりひろげるなんとも独特な大学生活。4つの短編から成り、パラレルワールド的に展開する。同名のアニメの原作なんだけど、アニメ化されて以降はもっとおしゃれな装丁になって売られてる。
森見登美彦の読むの初めてなのでそのあまりの独特さに戸惑って面白いんだかそうじゃないんだかよくわかんないけど今思い返すとしみじみと面白かった気がする。中毒性がありそうな気もする。かじくんがこの作家好きみたいだが(つーかこれはかじくんに借りた)そういえばあいつ京都好きだもんな。
まあ他の作品も読んでみるか、という気にはなった。


東野圭吾「ゲームの名は誘拐」
これは何年か前に「g@me」というタイトル(主演は仲間由紀恵さんと藤木直人)で映画化されたときに観て、たいして面白くなかった記憶があるのでなんとなく避けていたのだが、面白くなかったのにそのトリックには驚かされた気がするなあと思い借りてみました。そして、映画で驚かされたはずなのに今回また驚いてしまった。変な先入観ナシで読めば良かったなあ。

3月はこんな感じでした。
次回は4月に読んだ本を書けたらいいなあ。



コメント
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