生活

とりとめもなく

青春の疑似体験

2012年07月09日 14時45分30秒 | Weblog
伊坂幸太郎という人の本は数冊しか読んだことがないけどだいたいどれも面白いなあ・・・
今回は「砂漠」というのを読んでみた。

砂漠。
仙台市内の国立大で新入生として出会った5人の男女の四季と4年間のいろいろ。推理小説ではないがちょっとした事件が何個か起きて、巻き込まれる。
最初のうちはそんなに気分がのらなかったのだがボウリング対決のあたりから猛烈に加速度的に面白くなってあっという間に読めてしまうよ。こういうのが大学生活というやつだなあ・・・
大学を卒業して何十年もたつ人がよくこんなにうまく大学生活を書けるよなあと思うのだけど、真っ只中にいる人ほど書けないような。そして小説の中の大学生は実際よりもずいぶん大人だと思う。それは大人が書いているから。
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