生活

とりとめもなく

嵐のあとの特撮

2012年10月01日 19時20分11秒 | Weblog
ゆうべの台風は雨というより風がすごくて、うちのパン屋も5時で閉店して嵐にそなえた。
帰り道の途中でけっこう降られたけど、とくにこれといった被害はなかったが、心配だったのは米原から新幹線で帰ってくるササヌキさんのことである。帰って来てるはずの時間に「新幹線とまった。明日仕事行けないかも」みたいなメールがあり、しばらくやりとりしてたのだが、なんとか日付が変わるか変わらんかというくらいの時間に東京駅についたらしく一件落着となったのだった。
今朝の空↓ベランダからのながめ。

まだ月が。

スカイツリーの影がくっきりしている。
嵐から一晩あけた今日はそんなグッタリのササヌキさんを誘って、仕事の後に東京都現代美術館へ・・・
今やってるのは

館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
庵野監督といえばエヴァですけど(私にとってはナディアですけど)、幼少期に日本の特撮作品から多大な影響を受けていて、今回はアニメではなく実写特撮がおもな展示であった。マタンゴでおなじみ本田猪四郎とか特撮の神様・円谷英二にちなむ古い作品から、ゴジラやモスラやガメラといった怪獣作品、日本沈没とかローレライなどのけっこう最近の樋口作品等々日本の特撮ここにきわまれりといった展示内容で、お客さんもぎゅうぎゅうづめだし私たちはイヤホンガイドを借りて時間をかけて堪能して、4時間近く場内にいてしまった。ササヌキさんはゆうべ4時間くらい新幹線にいたんだけど・・・(すまん)。
とくにすごかったのはこの展覧会にあわせてCGをいっさい使わずに撮影された新作「巨神兵東京に現る」という短編映画で、いまとなっては当たり前のようにCGで作られているような映像がミニチュアとか煙とか爆破とかでちゃんと作られており、ほんとうにすごかった。メイキング映像を観るとさらにそのすごさがわかります。日本の特撮技術というのは頂点を極めた瞬間にCGに取って代わられてしまったのだなあ。この作品を観られただけでも来た価値はあったぞ。
最後はその映画に出てきたミニチュアのとこで撮影したんだけど自分が写ってるのはピンボケしてるから、列で私たちの前にいた若い男子ごしに撮ったやつを


6畳間のアパートに確かな生活感がある。
良いもの観させていただきました。
ありがとうございました。
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