京都市伏見区役所で開催された、「9/25避難する権利と賠償を求める集い」に
参加し、ブースを出してきました。
主催のうつくしま☆ふくしまはin京都は、福島原発事故、東日本大震災により
京都に避難してきている避難者と支援者でつくっているネットワークです。
活動の柱は
こちらをご覧ください。
まず、「福島の現実とみなさんに伝えたいこと」という報告がありました。
報告者は福島在住の阿部宣幸さん(「
子ども福島ネット」や「
市民放射能測定所」で活動されています)。
今日9月28日の日経新聞に市民放射能測定所のことが詳しく紹介されました。
市民放射能測定所が新装オープン
除染作業で放射能を取り除くことは不可能に近いこと、
行政が線量の非常に高いところで人の集まるイベントを
企画している実態など、たくさんの報告があました。
本当に厳しい状況の中、絶望を乗り越えて、福島の人たちの未来を
作るためにがんばっていらっしゃる様子が伝わるお話でした。
阿部さんは、「福島産の農産物を買うことは、福島の支援にならない。
東電と国にきっちり保障させなければならない」とおっしゃっています。
京都に避難されている方からも、「福島産のものを買うという支援ではなく、
選挙に行ってきちんと投票したり、脱原発の集いやデモに出てください」
という発言がありました。
ほかにも、避難者の方たちから、避難すると決めたときのこと、
犬を連れての移動が大変だったことなど、様々なお話しがありました。
休憩をはさんで、今度は弁護士の森川清さん(
東京災害支援ネット代表)のお話し。
避難は権利であることと賠償請求について、今後の方針も含めたお話しでした。
今回の原発事故による被害は、「原発災害」とされ、今のところ
東電の責任は棚上げされているとのこと。そして、賠償請求については、
一般の交通事故(自動車の有用性を踏まえたもの)と同じレベルで
考えられているので、とても低く抑えられているとのことでした。
日弁連は、賠償請求について
声明を出していますが、
森川さんは訴訟による解決を目指すとおっしゃっていました
(どうすればすみやかに訴訟が進むかが課題)。
SDCCは、今回もブースを出して、署名・フラッグ集めをしました。
子どもたちが集まってきて、ジュゴンのイラストを書いてくれます。
ハートがいっぱい
まさに愛あるジュゴン
フラッグ。
とてもていねいに、時間をかけて書いてくれました。
大人の方も、楽しそうに書いてくださいました。
全部で15枚のフラッグが集まりました。
9/10からはじめたフラッグ・キャンペーン
すでに36枚のステキな
フラッグが集まっています。
来年9月のIUCN・チェジュ会議までに何枚集まるかな?
みんなの声でジュゴンを守ろう
世界の声でジュゴンを守ろう
ZAN