RAWA(アフガニスタン女性革命協会)の方が来日され、
RAWAと連帯する会結成20周年記念のスピーキングツアー
”ターリバーンの再支配から早3年
アフガニスタンのいま
女性と子どもたち、そして私たち”が
全国で開催されています。
6月15日(土)に大阪PLP会館で開催された講演会に参加してきました。
RAWA(アフガニスタン女性革命協会)とは、
アフガニスタンの首都カーブルで1977年にカーブル大学の学生だったミーナーにより設立された独立系フェミニスト団体。
女性への抑圧の強い社会の中で、結成当初から政教分離・民主主義・平和・女性の人権等を目的とした活動を行ってきた。
ソ連侵攻・内戦・第一次ターリバーン支配・米英軍の空襲とカルザイ大統領からガニー大統領に至る前政権の時代、そして2021年の第2時ターリバーン支配のもとでも一貫してその活動を続けてきた(当日資料より)
そして2004年から、RAWAの活動に連帯し、支援を続けてきたのが
RAWAと連帯する会(RAWA連)です。
最初に共同代表の桐生さんから、ご挨拶がありました。
アフガニスタンでは、RAWAの活動は弾圧されているので、顔写真の撮影はNGです。
アフガニスタンから日本への渡航はかなりの困難をきわめたそうです。
本当に、よく日本に来てくださったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
RAWA連共同代表で憲法学者の清末愛砂さんは、
日本国憲法前文をひいて、国際連帯を訴えられました。
「日本国民は、恒久の平和を念願し・・・われらは、全世界の国民が
ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
清末さんの著書「平和に生きる権利は国境を超える」
ぜひお読みください。
会場はイスが足りなくなり立ち見の人が出るほどいっぱいになりました。
シャミームさんから、
旧ソ連、米国の軍事介入により国が疲弊したこと、
カルザイ政権にも多くの問題があったが、2021年以降のタリバーンが
より大胆に女性への制限を強めてきたことなどを伺いました。
少女は7年生以上の教育を受けられず、
女性はほとんどの職業に付けず、家の中に囲い込まれ、
強制婚など、個人の自由に対する制限が課せられ、自己決定権を奪われ、
より良い生活に対する希望や夢を奪われています。
その状況下でRAWAは、ひるむことなく、子どもたちの教育、
秘密の学校(女性たちが学ぶ場)、食料配布、地震被害の救援などの活動を続けています。
平和は闘うことで勝ち取ることが出来る、
自由、社会正義、民主主義を求めて闘い続けるというシャミームさんの
言葉はとても力強かったです。
こういう状況に対して、私たちに出来ることは?という会場からの問いに
シャミールさんは、
1.こういう集会に参加し、現状を知ること
2.RAWAのHPの記事を日本語に訳して広げること
3.メデイアが報道するように働きかけること
の3つを上げられました。
終了後、シャミームさんに、ジュゴングッズをプレゼントし感謝の気持ちを伝えました。
平和な世界を築くために連帯しましょう
思いがあふれてハグ
2001年の米国のアフガニスタン侵攻は、人権や女性の権利のためという美名のもとに
行われたが、実際は米国の利益のための言い訳だったとシャミームさん。
米国を支援した日本政府も無関係ではありません。
アフガンの状況には日本の私たちにも原因があります。
日本政府に対して声を上げ、アフガニスタンの人々と連帯していきましょう。
RAWA連がRAWAメンバーを招聘してくださることで、
貴重なお話しを聴くことが出来ました。
ありがとうございました。
スピーキングツアーは継続中です。
6/21名古屋、6/22室蘭、6/23東京、そして6/24は参議院会館で院内集会があります。
詳しくはRAWA連のHPをご覧ください。
ZAN
RAWAと連帯する会結成20周年記念のスピーキングツアー
”ターリバーンの再支配から早3年
アフガニスタンのいま
女性と子どもたち、そして私たち”が
全国で開催されています。
6月15日(土)に大阪PLP会館で開催された講演会に参加してきました。
RAWA(アフガニスタン女性革命協会)とは、
アフガニスタンの首都カーブルで1977年にカーブル大学の学生だったミーナーにより設立された独立系フェミニスト団体。
女性への抑圧の強い社会の中で、結成当初から政教分離・民主主義・平和・女性の人権等を目的とした活動を行ってきた。
ソ連侵攻・内戦・第一次ターリバーン支配・米英軍の空襲とカルザイ大統領からガニー大統領に至る前政権の時代、そして2021年の第2時ターリバーン支配のもとでも一貫してその活動を続けてきた(当日資料より)
そして2004年から、RAWAの活動に連帯し、支援を続けてきたのが
RAWAと連帯する会(RAWA連)です。
最初に共同代表の桐生さんから、ご挨拶がありました。
アフガニスタンでは、RAWAの活動は弾圧されているので、顔写真の撮影はNGです。
アフガニスタンから日本への渡航はかなりの困難をきわめたそうです。
本当に、よく日本に来てくださったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
RAWA連共同代表で憲法学者の清末愛砂さんは、
日本国憲法前文をひいて、国際連帯を訴えられました。
「日本国民は、恒久の平和を念願し・・・われらは、全世界の国民が
ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
清末さんの著書「平和に生きる権利は国境を超える」
ぜひお読みください。
会場はイスが足りなくなり立ち見の人が出るほどいっぱいになりました。
シャミームさんから、
旧ソ連、米国の軍事介入により国が疲弊したこと、
カルザイ政権にも多くの問題があったが、2021年以降のタリバーンが
より大胆に女性への制限を強めてきたことなどを伺いました。
少女は7年生以上の教育を受けられず、
女性はほとんどの職業に付けず、家の中に囲い込まれ、
強制婚など、個人の自由に対する制限が課せられ、自己決定権を奪われ、
より良い生活に対する希望や夢を奪われています。
その状況下でRAWAは、ひるむことなく、子どもたちの教育、
秘密の学校(女性たちが学ぶ場)、食料配布、地震被害の救援などの活動を続けています。
平和は闘うことで勝ち取ることが出来る、
自由、社会正義、民主主義を求めて闘い続けるというシャミームさんの
言葉はとても力強かったです。
こういう状況に対して、私たちに出来ることは?という会場からの問いに
シャミールさんは、
1.こういう集会に参加し、現状を知ること
2.RAWAのHPの記事を日本語に訳して広げること
3.メデイアが報道するように働きかけること
の3つを上げられました。
終了後、シャミームさんに、ジュゴングッズをプレゼントし感謝の気持ちを伝えました。
平和な世界を築くために連帯しましょう
思いがあふれてハグ
2001年の米国のアフガニスタン侵攻は、人権や女性の権利のためという美名のもとに
行われたが、実際は米国の利益のための言い訳だったとシャミームさん。
米国を支援した日本政府も無関係ではありません。
アフガンの状況には日本の私たちにも原因があります。
日本政府に対して声を上げ、アフガニスタンの人々と連帯していきましょう。
RAWA連がRAWAメンバーを招聘してくださることで、
貴重なお話しを聴くことが出来ました。
ありがとうございました。
スピーキングツアーは継続中です。
6/21名古屋、6/22室蘭、6/23東京、そして6/24は参議院会館で院内集会があります。
詳しくはRAWA連のHPをご覧ください。
ZAN