SDCCの名古屋COP10での取り組みの様子です。
国際会議場内外で沖縄ジュゴンと基地問題をアピールしました。
COP10議長国の日本が、生物多様性豊かな辺野古・大浦湾の海を埋め立てるなんて!
そんなのおかしい。議長国としての責務を果たしてください。
「ジュゴンの海をまもろうよ」ジュゴン自らが訴えます。
ZAN
2010年国際ジュゴン年&国際生物多様性年
11月27日(土)大阪芦原橋の大阪人権博物館-リバティ大阪で
映画「GAMA‐月桃の花」上映会がありました。
とても良い天気でイチョウの黄葉がきれい
リバティホールという素敵なホールでの上映です。
制作・音楽監督は海勢頭豊(うみせどゆたか)SDCC代表から舞台挨拶。
「来年は映画ができて15周年。どんどん上映会を開きたい。
今こそ、沖縄から平和を発信していくときだと思う」
SDCCはロビーでブースを出して、署名集めとグッズ販売。
映画を見られた皆さんは、快く署名してくださいました。
グッズもよく売れましたよ
12月18日(土)に同じリバティホールで海勢頭豊コンサートがあります
海勢頭豊コンサート~うたで綴る沖縄戦から65年~
【日時】 2010年12月18日(土)午後6時~(開場5時)
【会場】 リバティホール
【定員】 275名
【参加費】 前売り2,500円 当日3,000円
【お問合せ】 090-3976-0845
【主催】 おおさか・うみせどコンサート実行委員会
【協力】 大阪人権博物館
【協賛】ジュゴン保護キャンペーンセンター
リバティホール(JR芦原橋)への行き方はこちら
http://www.liberty.or.jp/guidance/index.html
海勢頭豊オフィシャルホームページはこち
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ai90125/
ぜひコンサートに来てください
沖縄知事選、伊波さんは破れてしまいました
でも仲井真さんも、「基地は県外」「環境重視」と言っています。
公約が実現するよう、SDCCはこれからもがんばります
ZAN
2010年国際ジュゴン年&国際生物多様性年
外務省、防衛省、環境省と交渉しました。
長文ですが、最後までよろしくお願いします。
名古屋での生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)や、
アラブ首長国連邦でのジュゴン保護覚え書き署名国会議(SS1)をふまえて
「基地ではなくジュゴン保護区」の取り組みを進めるための重要な取り組みでした。
また、IUCN決議の履行と、
沖縄ジュゴンを種の保存法に選定することを求める署名の第2次分
1万4千735筆(累計4万5千259筆)を日本政府に提出しました。
次回は3月末に締め切り、4月に提出予定であることを伝えました。
COP10での取り組みや、
アブダビ会議での取り組みは
各々をクリックして、
生物多様性に関する国際先住民ネットワーク(IIFB)の声明や、
SS1でのプレゼンテーっションをご覧ください。
25日午後の外務省交渉では
COP10で採択された愛知ターゲット、20の個別目標について
日本政府の今後の取り組みを確認しました。
愛知ターゲット、20の個別目標は、ココ
1.愛知ターゲットについては
20の個別目標は関係省庁が具体的な方針を検討することになる。
ABS名古屋議定書はテキストを6カ国語に訳して、
正式な文書形式に整理することに時間がかかるので、
早くても2012年通常国会に提出、
批准のスケジュールになるのではないか。
*来年の通常国会には間に合いそうにもないです。
2.ジュゴン訴訟については
ジュゴン保護覚え書き署名国会議への対応は決めていない。
環境省からの要請があれば、その意向をふまえて取り組む。
*環境省の姿勢次第となりました。
また、米国連邦裁判所でのジュゴン訴訟については
外務省には外交ルートでは要請はないとの回答でした。
*防衛省の見解が基本となりました。
防衛省との交渉は、同日の夕方でした。
1.IIFBの閉会集会での発言について
他省と同様に見解を聞きました。
防衛省は環境アセスメントで対応しているとの紋切り型の回答でした。
*ただ、IIFB発言を防衛省が読んでいたことに、その影響の大きさを感じました。
2.名護市長意見や市議会決議などについては
「民意の一つ」と、通り一遍の回答。
*今回の知事選挙で主要候補は県外移設を主張。
民意はすでに明らかです。
普天間基地の閉鎖と代替施設建設とをセットにしている防衛省は
国民の安全より米軍基地を優先している姿勢を厳しく批判しました。
3.ジュゴン訴訟については
日米防衛協力課が米国との窓口であることは認めました。
米国連邦裁判所にアセスメントの方法書が提出されていることから
認めざるを得なくなったのです。
*しかし、日米間の具体的な情報交換の内容や
ジュゴン訴訟についての見解は明らかにしませんでした。
4.オスプレイの配備について。
未だに確定していないが、一般論として、
機種変更は県条例でやり直しの要件にはなっていない。
しかし、オスプレイが配備された際、沖縄県から要請があればアセスを行う。
アセス終了後でも、補正でアセスを行う。
*知事選挙の勝利で、アセスメントを中止させましょう。
26日は環境省交渉です。
1.ジュゴン署名国会議については、
ボン条約事務局から参加の問い合わせがあったが断った。
HPで、会議のドキュメントを承知している。
覚え書き事務局に会議後の報告を依頼している。
第2回会合出席については議題を見たうえで、
日本国に有益かどうかを判断基準にする。
*COP10議長国が、国益が基準ではおかしいと厳しく批判しました。
署名国会議にオブザーバー参加するなど東南アジアの国々と交流すべきだ。
*覚え書きの基本原則の11には「法的拘束力はない」と明記している。
別表で拘束する記述があるから参加できないとの理屈は、理由にならない。
この議論の中で、生物多様性国家戦略議論で、
ボン条約にオブザーバー参加を検討するなど柔軟な対応になっている旨弁解があった。
2.種の保存法の選定について
選定要件に該当するが、ジュゴンの生態が把握できていない、保護政策が確定していない。地元の理解を求めている段階だ。
また、どこを保護区に。海草藻場でもジュゴンが使っているかどうかが重要。
古宇利島周辺の調査を主にしているが、東海岸でも汀間から嘉陽を調査している。
*調査ではなく行動の時。危機の認識の問題。
沖縄島最大の海草藻場、辺野古なくしてジュゴンは生息できない。
保護区をかけるときは規制がかかる。
地域住民がなぜ保護区にするかと批判が出る。
なぜ、そこを指定するのかの疑問が出てくる。
*保護区をつくることで漁師も含めて意欲を湧かせる施策を考えるべき。
「地元合意」の基準は何か。名護市、市議会も自然を守る立場に立っている。
漁師も自分の故郷を大事にすることを、環境省は理解すべき。
*地元合意については、
市議会で決議「ジュゴンを種の保存法に」を上げることで良いか。
種の保存法だけでなく、生息地の保全に関わる他の法律を含めて表現すること。
また、どこを保護するかを明示することが必要だとの環境省のアドバイスを引き出して
交渉を終了しました。
ジュゴンの保護区を設定する条件は、政治的には進んできています。
10月15日には名護市議会で「生物多様性の保全に関する決議」も
全会一致で採択されました。この決議をふまえて、
「ジュゴンとその生息地の保全を環境省に要請する陳情」を
12月名護市議会に私たちは提出します。
さらに署名にご協力をよろしくお願いします。
ジュゴンの保護者より
明日、大阪人権博物館リバティおおさか
JR環状線芦原橋下車(電話番号 06-6561-5891)で
映画「GAMA・月桃の花」上映会が行われます。
制作・音楽監督は海勢頭豊SDCC代表です。
沖縄戦を舞台に、戦争とは何かを鋭く描くとともに、
未来への希望を抱かせる映画です。
ぜひご覧ください。
映画「GAMA‐月桃の花」上映会
【日時】 2010年11月27日(土)午前11時~/午後2時~(2回上映)
【会場】 リバティホール
【定員】 275名(全席自由・入替制)
【参加費】 前売り1,000円 当日1,500円
【お問合せ】 090-3976-0845
【主催】 おおさか・うみせどコンサート実行委員会
【協力】 大阪人権博物館
映画の詳細はこちらを参照ください。
またリバティ大阪では、
*共催展*ひめゆり 平和への祈り
[沖縄戦から65年]
が開催中です。
開催期間2010年11月16日(火曜日)~12月26日(日曜日)
会場:大阪人権博物館 特別展示室、ガイダンスルーム2
主催:大阪人権博物館、ひめゆり平和祈念資料館、朝日新聞社
後援:沖縄タイムス社
休館日
11月26日・29日・12月13日・20日・24日
詳しくはリバティ大阪ホームページを参照ください。
今日は、大田区で開催された「第6回アジアはともだち!子どもコンサート」に参加しました。韓国から来た子どもたち、沖縄の子どもたち、朝鮮学校の子どもたち、子ども全交の子どもたちが楽しく歌い・踊り・交流を深めましたsdccのブースの隣では、「子ども全交親父の会」の方が、「ジュゴンの鼻笛」を販売していました。粘土を焼き上げて作ったそうです。すごい
とってもリアルでしょう?!売り上げの2割をsdccにカンパして頂きました。ありがとうございます
こんなチラシ付きです!韓国や沖縄の子どもたちに「ジュゴンの鼻笛」をプレゼントしたそうです!
12/5のつどいもしっかり宣伝してきましたょ~みなさん来てね(フロッグマン)
11月20日国分寺にて行われた
チビチリガマから日本国を問う!上映会&元国立市長・上原公子さんの講演の集いにブース参加しました。
映画は、沖縄戦で集団自決をしたガマ(洞穴)を見守る家族の映像と
今年4月に首相官邸前で座り込みと要請行動をした時のドキュメントでした
SDCCのメンバーもちょろちょろと映っていました。
沖縄県から上京し沖縄差別はやめろと訴える金城さん&知花昌一議員。
COP10の名古屋でも披露してくれた十八番の下駄踊りもたくさん映っていました。
上映会の後は国分寺で無防備地域宣言運動をされているたま・ネットからの報告&
上原さんによる教育問題や、民意主権が大事だというお話
特に9条は守るものではなく使うもの 9条を使い政府を動かして行こうというお話が印象的でした。
11月28日は那覇知事選挙 選ぶ私達に責任があります。 選挙に行きましょう
11月20日(土)大阪中央区民センターで
COP10とアブダビ会議の参加報告会をしました。
まずは、三線演奏から。
「二見情話」など、素敵な唄と三線で盛り上げていただきました。
「二見」は大浦湾の奥にある集落です。
まず、COP10とアブダビ会議が、どんな会議だったのか
何が決まったのかを説明しました。
詳しくは、SDCCホームページの活動報告をご覧ください。
10/4~6 アブダビ会議(ジュゴン保護覚え書き第1回署名国会議)
10/18~29 名古屋COP10
環境省は、COP10で「生物多様性の損失を止めるために
効果的かつ緊急な行動を実施する」20の目標を掲げています。
(ポスト2010年目標=愛知ターゲット)
SDCCは、海域の10%を保護地域にし、絶滅危惧種の絶滅・減少の防止
することを謳った愛知ターゲットの実質的な履行を求めて、
11/25、26に外務省・防衛省・環境省との交渉をします。
続いて、COP10でのSDCCスタッフの奮闘ぶりを紹介しました。
大阪ではあまり報道されませんでしたが、期間中名古屋はCOP10が大注目。
国際会議場内で海外参加者にジュゴンの折り紙が大人気だったり、
ブースもにぎわったり、もちろん着ぐるみジュゴンが大活躍でした。
泡瀬や上関の自然を守る全国のNGOと一緒に
白鳥会場で共同アピールをしました。
また、南山大学総合政策学科の目崎茂和教授の授業で
お話しさせていただき、学生さんに興味を持って
もらえたことは、有意義だったし、楽しい経験でした。
10月23日にSDCCが開催したフォーラム報告。
沖縄で活躍している二人からのお話だったのですが、
このフォーラムは英語と日本語で行われ、外国の方も
参加してくれた点、WWFジャパンの沖縄の生物多様性の
フォーラムと連携して行えた点で意味深いフォーラムになりました。
海外からの参加者との交流を報告。
インド、スリランカなどジュゴン生息国の方とつながりができました。
パラオの方は、今回のアブダビ会議に参加した方の息子さん。
パラオはジュゴン保護覚え書きに署名し、ジュゴン保護に
積極的です。交流を深めたいですね。
10/25、IIFB(生物多様性に関わる国際先住民ネットワーク)での
海勢頭豊SDCC代表の報告を動画で紹介。
生物多様性条約第8条には、生物多様性を守りながら生活して来た
先住民族の権利を守ることが、定められています。
沖縄からの「辺野古に基地を作らないで」のメッセージは
IIFBの皆さんに届き、最終日の「辺野古・大浦湾への基地建設を
憂慮する」声明へとつながりました。
休憩をはさんで、質疑応答。
「COP10後の具体的にどう取り組んで行くのか?」
「竜宮神または神のつかいとされた沖縄のジュゴンを
食料としていたというのは、どういうことなのか?」
「この運動をどう広げて行くのか」
など色々な質問が出ました。
SDCCの活動に共感し、新しく会員になってくださった方が3名
活動を応援するよ~っていう、参加者の皆さんの気持ちが
伝わる報告会でした。ありがとうございました
2012年インドで開催されるCOP11までの2年間は、
日本政府は生物多様性会議の議長国です。
政府は愛知ターゲットの目標達成、
そして第2回のジュゴン保護覚え書き会議に参加し、
議長国としての責任を果たしてください。
ZAN