ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

ニュース126号が完成しました。申し込みをお願いします。

2023年01月29日 | ジュゴンブログ
         (1月4日魂魄等の前 海勢頭豊バンド 写真提供:渡瀬夏彦さん)

ちゃんぷるニュースは隔月で発行しています。
126号は1月31日に発行です。
過去のニュースはこちらをご覧ください。

<126号の目次>
1面 巻頭言「2023・迎春 年頭のご挨拶」(共同代表・海勢頭豊)

2面 情勢 「命どぅ宝、第2の沖縄戦は許しません!~Hope Spot(希望の海)を守りましょう」
   コラム「温暖化対策は国の政治姿勢を表す~気候変動条約COP27」

3面 国際欄「新たな国際的枠組みを反映させた取り組みを!」

4・5面 
   〇首都圏 土砂投入から4年、辺野古新基地やっぱりできない!つくらせない!リレーアクション
   〇軟弱地盤、米軍廃棄物問題について政府交渉で追及!
   〇報告 第4回オンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」(桜井国俊さん)
   〇沖縄PFAS市民連絡会の院内集会と政府ヒヤリング

6面 〇交流広場「ふるさとの海にも陸にも基地はいらない!」
   〇わんさか通信★ジュゴンのわ「HOPE SPOT JUNP ~ ホープスポット・ジャンプ

7面 〇報告 大阪自然史フェスティバルに参加しました
   〇本の紹介 「サンマデモクラシー 復帰前の沖縄でオバーが起こしたビッグウェーブ」(山里孫在著)

8面 〇インフォメーション
   〇首都圏事務所が引越ししました
   〇新しいリーフレットとジュゴンシールを作成します
   〇オール沖縄署名とHope Spot署名にご協力を

年6回発行で2000円(団体1万円)です。
申し込みはこちらをご覧ください。

2023・1・26(木)のじゅごん茶話会の報告です

2023年01月29日 | ジュゴンブログ
寒い寒い日でしたが、今年初のじゅごん茶話会をひらきました
今年も学びを続けますよ~
その日の朝の新聞で「米独、主力戦車提供へ」の記事を読んで暗澹たる気持ちになる
みんなでいろいろ話したいと出かけました


沖縄の元旦の海岸でパチリ
貝殻でHappy New Yearと書いてあります
ほっこり

参加者みんなも同じような気持ち
戦争を止められないのが、本当に悔しい、もどかしい
なんで止まらないのーーーーーと
戦争を続けたい巨大な力に、小さくてもできることをしよう、抗おうと
無力感、焦燥感を感じないではないけれど
でもやっぱり、あきらめない、がんばろうと共有しました

●今回はまず最初に、日本国憲法の前文を音読しました
戦争をしないということを、平和を維持するということを誓った
それらが人類普遍の原理であるとした、憲法前文
今こそ、何度も読み返さなければと思う

●続けて、いつも通りに辺野古の近況などをシェア
・グッドニュースです
 ジュゴンはいるよ~、絶滅していませんよ~

ジュゴンの専門家が絶滅論文を書いたりしていますが、おかしいですね。

・戦没者眠る激戦地の土「辺野古に持って行くのは反対」…沖縄戦遺族らが抗議集会で訴え「有事想定」政府の動きに懸念も沖縄・糸満 2023年1月5日琉球新報
~呼び掛けた遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんは
「今度はわれわれが戦没者になろうとしている。沖縄を二度と戦場にさせないため
一緒に声を上げてほしい」と訴えた。~
一緒に声を上げなくてはいけない

那覇で初のミサイル避難訓練 園児「怖かった。こんなことしたくない」 地下で防災頭巾かぶる住民たち 沖縄 2023年1月21日琉球新報
防衛力強化、敵基地攻撃能力などといい、沖縄、南西諸島でどんどん軍事強化が、自衛隊配備が進んでいる
こんな事態になっている、、、

ほんの1部のニュースです
辺野古のゲート前や、安和・塩川では抗議行動が続けられています

●そして、はとぽっぽ通信より、巻頭言「責任がとわれているのはー」を読み合せ

「…東洋の宗教、なかでも仏教や道教(老荘思想に根ざした宗教)の信者は
 昔からエネルギーの流れを少なくすることの価値を認識していた。瞑想は
 まさしくエネルギーの無駄な出費を軽減しようというものにほかならない。
 …東洋の宗教が古くから説いているのは、人間のエネルギーを不必要に消費すれば
 世界に混乱と無秩序が高まるばかりだという点である。東洋の宗教によれば
 自己の周囲を取り巻く世界と調和を図っていかない限り、真理に到達することはできず
 そのためには、他の自然と合体しなければならないという。」

莫大なエネルギーを消費する戦争や経済成長は、混乱と無秩序を増すばかり
そして今、気候危機をはじめとする環境破壊がおこっていて
格差貧困がひろがり、心も荒廃しているように思う

理性に立ち返る
人間性を失わない
愛は生きる力
年初めの新聞記事で心に残るキーワードです

●それから、宮古島に行き、前日に帰ってきたHさんからお話を聴きました
 あまりの強風で、抗議活動はなかったようですが
 弾薬庫をみたり、自衛隊の車両が走っているのを見たそうです
 着実に軍事化が進んでいるのです

お茶タイムはおやつが充実~
お土産のちんすこう、手作りケーキにクッキーなどなど
美味しいお菓子とコーヒーでひと息

今回は、どうしたら戦争を止められるのか
政治の劣化をどうしたらいいのか
何が原因なのか
日々の暮らしの中からなにができるのか
などといろいろな話をしました

「毎日、温かい場所で温かいご飯を食べているけど、世界中でそうできないたくさんの人たちがいる、、、
 それを思うと心が苦しくなる」そんな話もでて
ほんとに苦しくなる、身につまされる
ただただ誰もが安心して平和に暮らせるようにと願っているのに

「だからこそ、元気でいよう。そしてがんばろう。
 私たちがあきらめたらあかん」と力強く言う

平和な世界をイメージしてがんばろう
仲間がいるからね


HopeSpot 希望の海
辺野古の海は希望の海

最後に資料として準備していた
「けーし風」116号より、美ら水を取り戻す市民の政治力のコピーを配りました


次回は、2月23日(木)を予定しています



1・27「建白書」10年日比谷野音集会

2023年01月28日 | ジュゴンブログ
1月27日、底冷えする日比谷野外音楽堂で、1・27「建白書」10年日比谷野音集会が開催されました。
沖縄からの訴えは、オール沖縄会議事務局長の福元勇司さんです。署名期限を5月に延期したことが報告され、署名を集め世論を大きくしていくことを訴えられました。


玉城デニー沖縄県知事からのビデオメッセージもありました。


沖縄選出参議院議員の伊波洋一さんが駆けつけて連帯の挨拶をしました。


リレートークの最後に辺野古県民投票の会元代表の元山仁士郎さんからお話がありました。


参加者からの発言で、宜野湾市緑が丘保育園父母の会元副会長の方から、涙ながらの渾身の訴えがありました。


集会終了後、銀座デモに出発し沿道の市民にアピールしました。



第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」

2023年01月25日 | 活動報告
1月22日、第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」を開催しました。

講師は環境学(水汚染、廃棄物処理など)がご専門の桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)。
沖縄のPFAS水質汚染の実態、行政や市民の取り組みなどについてお話を伺いました。


PFASとは、PFOA、PFOSなど有機フッ素化合物の総称で、
自然界や体内で分解されにくく蓄積されやすい特徴があります。
腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患など六つの病気との関連が認められています。


沖縄では今、PFASのことが大変な問題となっています。
沖縄の低出生体重児の出生率が全国一なのは、PFASが原因の一つとされています。


沖縄ではじめてPFAS汚染が新聞報道されたのは2016年。
北谷浄水場の水源の比謝川や大工廻(だくじゃく)川のPFOS汚染についてです。
嘉手納基地が汚染源と思われますが、県の4度の要請にもかかわらず
7年経った今も米軍は立ち入り調査も浄化も拒否しています。



2020年普天間基地からPFASを含む泡消火剤が大量流出した際も、
立ち入りは出来たものの、まともな調査はできませんでした。
汚染源の特定が出来ず原因究明ができないのは、日本に立ち入り調査権のない
日米地位協定が障害となっているからです。


有機フッ素化合物から市民の生命を守る連絡会は、県民の健康を守るために、
血中PFAS濃度の調査を県に求めてきましたが、県がなかなか動かないので、
昨年6月から7月にかけて市民による調査を実施しました。
その結果PFOS、PFOAともに全国平均より高い数値が出たのです。
詳しいことは、QAB(琉球朝日放送)のこちらのページをご覧ください。
 PFAS汚染 市民団体が実施 血中濃度検査の結果と問題点

沖縄のPFAS汚染の原因は軍事基地ですが、日本の米軍基地の70 % が
沖縄島に集中しています。桜井さんは“矛盾を沖縄にしわ寄せし、
日本政府と本土に暮らす99%の国民のほとんどが知らん振りを
決め込んでいることーこれこそが構造的差別‼”とおっしゃっています。
PFAS汚染も南西諸島の軍事要塞化も他人ごとではありません。
戦争の危機が迫っている現状を変えるために、全国で環境・平和を守る声を上げましょう。

このオンラインセミナーは、あと1か月ほどアーカイブ配信しております。
まだ視聴されていない方はぜひお申込みの上、ご視聴ください。
申し込み方法など詳細はこちらをご覧ください。
第4回ジュゴンオンラインセミナー「PFAS汚染が問うているもの」


ZAN

毎月15日はジュゴンの日

2023年01月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 2023年もよろしくお願いします

   

 HAPPY NEW  YEARと貝殻で書いてあります 元旦の海岸で見つけてパシャリ

   

ジュゴンへのスポットライト 神秘的 今年は姿を現してくれるかな

  

最近の朝焼け 空がキレイに染まっています

毎日見ている景色にもハっとする瞬間がありますね
  

第4回ジュゴンオンラインセミナー 「PFAS汚染が問うているもの」

2023年01月08日 | イベント案内
来年2023年1月22日に、第4回のジュゴンオンラインセミナーを開催します。

「PFAS汚染が問うているもの」

桜井国俊さんはPFAS問題について「いかに沖縄の環境問題が構造的なものか、基地の存在そして日本政府の対応が問題の原因であることが、この問題を通して明確になります」(けーし風115号)とおっしゃっています。今回のセミナーは、PFAS汚染の現状と課題を知り、この問題を考えるきっかけにしたいと思います。
「PFASとは、PFOA(パーフルオロオクタン酸)、PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)など、有機フッ素化合物の総称です。自然界や体内で分解されにくく蓄積されやすいため、健康被害が懸念されています。沖縄県内ではPFASの水質汚染が大きな問題となっていますが、汚染源と思われる米軍基地内への立ち入り調査が行われていません。

講師:桜井国俊(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、有機フッ素化合物から市民の生命を守る連絡会共同代表)
日時:1月22日(日)14:00~15:30
参加費:500円
配信方法:YouTube  チャット機能で質問を受け付けます
申し込み方法: info@sdcc.jp にメールでご連絡の上、参加費500円を下記口座までお振込みください。入金確認後YouTubeの配信アドレスをお送りします。
振込先:ゆうちょ銀行 加入者名 ジュゴン保護キャンペーンセンター 
口座番号 00140-9-660199
他行からは:
店名  〇一九 店 口座番号 当座 0660199
締め切り:当日の視聴希望の方は、1月20日(金)までにお振込みください。
また、終了後一か月間アーカイブ視聴できますので、当日ご都合の悪い方の
お申し込みもお待ちしています。