こんにちは
近所で萩の花が咲いているのを見つけて、秋を感じています
9月23日(木)にじゅごん茶話会をひらき、いろいろとゆんたく(おしゃべり)しました
まずは辺野古の近況です
辺野古「N2護岸」工事着手 大浦湾側 軟弱地盤の近く 2021年8月28日沖縄タイムス
普天間飛行場の汚染水、日本側が米軍から引き取り処分 費用も負担 毎日新聞2021年09月17日
ビーチ上空を軍用機が低空飛行で旋回「これまでで一番低い」座間味村阿嘉島 9/11(土) 琉球新報
普天間飛行場で3日連続夜間飛行 騒音90デシベル、規制時間過ぎ 2021年9月5日 琉球新報
設計変更申請の承認がなされていないのに、玉城デニー知事は不承認の構えなのに
新たな護岸(N2護岸)工事着手って、おかしいでしょう
そして、基地あるが故の被害は無くなりません、、、
悔しい、もどかしい、、、
軍事力強化が進む一方で
ガマフヤー具志堅隆松さんの「遺骨混じりの土砂を使うのに反対の意見書を」という呼びかけに応えて
全国各地で、意見書が可決されています
大阪市議会では、全会一致で可決されました
自民、維新の議員も反対できなかったということですね
戦没者の遺骨が混じった土砂を、軍事基地の埋め立てに使うなんて
それはだめでしょと誰もが思うということ
次は、この意見書の広がりを、政府に認めさせていかなければー
そして、9月11日にオンラインで開催された沖縄県主催の
「辺野古・大浦湾シンポジウム2021」の内容をまとめてシェアしました
最初と最後に玉城デニー知事が挨拶され、沖縄県としては根本的な解決は埋め立て中止
政府は対話に応じて。豊かな海を残すことは未来への私たちの責任と話されました
基調講演1では、日本大学理工学部土木工学科の鎌尾彰司さんが
軟弱地盤の問題を詳しく話され、技術的検討課題は多く残されている
県と国は協議をとまとめられました
基調講演2では、日本自然保護協会の安部真理子さんが
Hope Spot(希望の海)認定の取り組みと申請手続きの苦労話などを教えてくれました
辺野古・大浦湾の生物多様性は世界レベル
世界が認めた奇跡の海なのです
パネルディスカッションでは
国士舘大学 中井達郎さん 地理学の観点から
沖縄県立芸術大学 藤田喜久さん 甲殻類の研究者として
吉川秀樹さん(SDCCの国際担当)は、名護市民として、国際的な取り組みをする環境NGOとして
市民運動、人類学者としての立場から
と3名がそれぞれ話題を提供されました
藤田さんの、辺野古の海は開発されず、手付かずの自然が残っている。調査をすれば新種が見つかる。
というお話に、この海をこれ以上壊してはいけないと強く思いました。
また、吉川さんのHopeSpotに認定されたのは
そこが保護されるべき場所だから
守ろうとがんばっている人たちがいるから(満月祭りが20年も続けられることがすごい
)
というお話が心に残り、元気が出ます
専門家の知識も必要、市民の取り組みが大事、そしてそれをつなげていくことが重要
今回は県と一緒に取り組めたこと、とても意義があったと思います
そして、『自然の生態系を究極の安全保障と考える見方が必要』という
シルヴィア・アール博士のメッセージがとても響きました
シンポジウムはユーチューブで観ることができます ⇒
こちらで
新聞記事に掲載されています
辺野古の海の生物の豊かさは世界レベル 米NGOが認定 新基地建設中止と保護を要求 2021年9月13日 沖縄タイムス
大浦湾には新種50種 軟弱地盤「米国に発信を」<辺野古・大浦湾シンポ>2021年9月12日琉球新報
お茶タイムでひと息ついて
後半はいろいろな話題でゆんたく(おしゃべり)しました
ゲノム編集トマトにマダイ、、、。ゲノム編集なんてことしていいのかな~
異常気象は世界各地で起こっていますね
ドイツでは環境・気候変動対策が政局を左右するそうですよ
アフガニスタンの記事は衝撃的です
中村哲医師の言葉が重いです
「自衛隊のアフガン展開は有害無益」と国会で発言されたこと
アフガンでは「金がなくても生きてゆけるが、雪がなくては生きていけない」と人は語ると話されたこと
そして、ナマケモノ倶楽部のブログより、
「ベンチに寝転がって本を読もう」菊田倫彦さんのこと
を読み合せて、公(空間)のことなどおしゃべりしました
縁側文化とか
軒下文化とか
ワーカーズコープとか
ミュニシパリズムとか
これからどんなことができるだろうかと考えるのは楽しいです
続きは次回へ
なごデモクラシーにもゲノム編集食品のことについて書かれていました
参加者のKさんとYさんがそれぞれの催しをお知らせしてくれました
今回は、一つ一つ、一人一人のできることが大事なんだ~と感じました
次回は、10月28日(木)14時~です