ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

「沖縄・辺野古~ジュゴンの海」~牧志治写真展

2015年09月26日 | ジュゴンブログ
「沖縄・辺野古~ジュゴンの海」~牧志治写真展
日時:10月11日(日)11時~18時、12日(休)10時~18時
場所:大田区池上会館展示ホール 大田区池上一丁目32番8号
(東急池上線池上駅下車徒歩約7分)
共催:ジュゴン保護キャンペーンセンター、全交南部実行委員会
連絡先:090-4960-4247(事務局)
※入場無料

牧志治さんプロフィール
写真家。辺野古抗議船の船長で、ヘリ基地反対協ダイビングチーム代表。1950年
沖縄県コザに生まれ育つ。

新基地建設に揺れる沖縄県辺野古・大浦湾の豊かな自然と、海を守る闘いの記録です。翁長沖縄県知事が「埋立て承認」取り消しを表明。守るべきものは何か?ぜひご覧になってください。

※ジュゴン折り紙教室・ジュゴンマスコット作り随時開催。

9/23 エコメッセinちば2015 に参加しました

2015年09月25日 | 活動報告
9月23日、千葉幕張メッセ国際会議場で「エコメッセinちば2015」が開催され、
今年もSDCCはブース出展しました。112団体のブースが参加しました。
エコメッセは1996年から開催され、今年で20周年になりました。

 
今年のテーマは、~エコっておもしろい~
子どもたちが楽しく・体験・学べる出展ブースや、環境と防災、県内市町村の環境活動が
紹介されていました。


SDCCのお隣は、
千葉県自然保護課生物多様性センターのブースです。
「千葉県に何種類の生きものがいるか」などのクイズを
行っており、子どもたちで賑わっていました。

 

SDCCのブースは、今年もジュゴンマスコットが人気。毎年購入してくださる方や、
わさわさ署名をしに来てくださった方、辺野古に行ってきたという方もいました。
頑張ってね、と何人もの人が声をかけてくださいました。
会員さんの紹介で、千葉在住の方がお手伝いに来てくださり助かりました。
会員にもなってくださいました。

毎年、待っていてくださる方がいるのが、うれしいですね。
来年も頑張りま~す

※追記あり 止めよう! 辺野古埋立て9.12国会包囲

2015年09月23日 | 活動報告
9月12日、「朝から辺野古の作業が再開されました!」との知らせが届く中
国会包囲行動が行われました。


SDCCは国会正門前で、誘導やカンパ集めなどを担当しました。
この日のために、新しいバナーを準備。
マガタマジュゴンが三つ巴に配置されています。
皆さんからのメッセージを集めたこのバナー、注目を集めて
たくさんの方のカメラにおさまりました。
毎日新聞web版の動画にも映ってます~。


ステージオープニングは、シュワブ前でずっと座り込みを続けている泰さんの歌。
一気に盛り上がりました。
その後、三線演奏、ヘリ基地反対協の安次富浩さん、沖縄選出国会議員の皆さん、
首都圏で辺野古の基地反対に取り組む各団体などからアピールがありました。

島ぐるみ会議の玉城義和さんのスピーチは特に印象に残りました。
「東アジアと仲良くするなど、もうひとつの日本をつくることが私たちの共通の願い。
安保法制のたたかいと辺野古のたたかいは根源的に一つのもの。
新しい日本をつくる中から、沖縄の課題を解決していく。
そういう年になってほしい」
You Tubeに動画がアップされています。
こちらをご覧ください。


若い人の参加も目立ちます。


琉球シールズの若者の発言もありました。






周辺道路は人手埋め尽くされ、22000人の参加で国会を包囲しました。


安次富さんや、元国会議員の服部良一さんと。


首都圏や大阪から来た友だちと。


安保法制も基地もいらない!
国会は、みんなのいのちと生活を守るためにこそあるはず。
ジュゴンと共に平和な未来を作ろう。

ZAN


国会前に現れたジュゴンちゃんから、写真が届きました。

ジュゴンを守れ~海を壊すな~基地を作るな~
国会議員の皆さん、ジュゴンちゃんの声、聞こえましたか~?


経産省前の脱原発テント。
ジュゴンは原発にも反対ですよ~。

9月は街頭行動強化月間

2015年09月20日 | 活動報告

9月14日に、翁長知事が辺野古埋め立て承認取り消しを表明。
それなのに、辺野古の海では沖縄防衛局の作業が再開されています。
「こんなんおかしい、あの豊かな海を埋立たらあかん!」
街頭でどんどん訴えようと、沖縄の新聞を貼った新しいボードを作って、
今日9月20日、大阪京橋で街頭行動をしました。
今日は、ニューフェイスも参加してくれました。


「辺野古のことやね。署名していくわ」
「辺野古は本当に止めたいですね」
色んなコメントを残してくださいます。

家族が沖縄の米軍基地で働いているという方がいらしたのですが、
「基地がなくなったら困る人もいることも知ってほしい」
と言いながら署名をしてくださいました。


「ジュゴンってどんな動物?」
熱心に話を聞いてくれた男の子もいました。


背中に三線を背負った方たちに声をかけると「じゃあ三線弾きましょか?」
なんとうれしい飛び入りでしょう


彼女が演奏をはじめると、どんどん人が集まってきます。


一気に雰囲気が盛り上がりました


しかも、皆さんで署名集めまでお手伝いしてくださって感謝感激
ありがとうございました

来週27日も街頭行動やります
がんばりま~す

ZAN

9/13辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウム

2015年09月18日 | 活動報告

辺野古反対国会包囲の翌日、9月13日に法政大学市ヶ谷キャンパスで
開催された「辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウム」に
参加してきました。
法政大学には、沖縄文化研究所があるとのこと。つながりを感じます。

なぜ、辺野古の海を埋め立てることが問題なのか、文化人類学者、地理学者、
生物学者、ジャーナリストなど、多様なジャンルで活躍されている方々の
興味深いお話を伺いました。


沖縄・生物多様性市民ネットワーク代表、SDCCの国際担当でもある吉川秀樹さんは
「誰がジュゴンを語るのか~ジュゴンと人との関わり」をテーマに、
ジュゴンの文化的側面、人とのかかわりを中心に話されました。
”様々な人がジュゴンについて語っているが、すべての人が「ジュゴンは守られるべきだ」と
言っています。今必要なのは、科学的に語れる専門家と、その専門家が語れる場所を
わたしたちがつくること”


国士舘大学の中井達郎さんは、ご専門はサンゴ礁地域の地形学・地理学。
テーマは「沿岸地域自然環境の保護における場の多様性の意義~沖縄島・辺野古大浦湾を例に~」
辺野古・大浦湾の沿岸地域における生物の生息環境の場の多様性の説明や
埋め立てが潮流に大きな影響を与えることをわかりやすくお話しされました。


IUCN-J会長、筑波大学教授の吉田正人さん
テーマは「市民参加調査から見えてきた辺野古・大浦湾の自然環境の重要性」
吉田さんは、2002年から辺野古周辺海域での市民参加による海草調査(ジャングサウォッチ)を
実施され、辺野古の海草藻場が沖縄島において、最大級の規模であるだけでなく、
多様性が高く安定していて、ジュゴンにとっても貴重な場所であることを実証されました。
このジャングサウォッチは、辺野古の基地反対運動にも大きな役割を果たしてきました。


日本自然保護協会の安部真理子さん
テーマは「世界に誇る辺野古・大浦湾のサンゴ礁の海」
辺野古・大浦湾のサンゴ礁の海の生物多様性を守ることの重要性と
基地建設をめぐる問題点についてお話しされました。
安部さんは、毎年何度も沖縄を訪問されて、リーフチェックや水質検査を
続けられています。今後も積み重ねたデータをもとに、政策提言をするとのことです。

後半のパネルディスカッションでは、まさのあつこさん(ジャーナリスト)が加わり、
辺野古・大浦湾の埋め立てが進められた場合、何を失うかについての議論がありました。


SDCCはブースを出展し、署名集めグッズ販売のほか、辺野古テント村へ送る
バナーへメッセージをかいていただきました。

生物多様性豊かなこの海を守ろうという思いがますます強まったシンポジウムでした。
ありがとうございました。

主催は日本自然保護協会、こちらで当日の報告をご覧いただけます。

ZAN

本日(9/17)のじゅごん茶話会の報告です

2015年09月17日 | 活動報告
本日は雨模様
安保法案がどうなるか気にしつつ
(強行採決なんて、わけわからないんだけど

月1回ぼちぼち続けている“じゅごん茶話会”をひらきました
最近の茶話会は、前半1時間ほど、近況を報告し合ったり
気になることを話し合ったりしています
そして、後半1時間ほどは三線の練習をしたり
という時間を過ごしています。

8月に辺野古に行き、リーフチェックの船に乗せてもらって
大浦湾の海を堪能してきたHさんのお話しから
「海がすごくきれいだった!
 この素晴らしい海を埋め立てようなんて、、、信じられない
 守らなくちゃと今まで以上に強く思いました」と感想

豊かな自然が保たれている辺野古・大浦湾
世界的なダイビングスポットになるよ



大浦湾の海を調査し、写真を撮り続けてきたダイビングチーム・すなっくスナフキン
写真集が出版されました
『大浦湾の生きものたち―琉球弧・生物多様性の重要地点、沖縄島大浦湾』
素敵な写真が満載ですよ
アマゾンで注文できます



Hさんが紅型作家「ぎぼさとし」さんの個展でみつけた、手ぬぐい「ジュゴンの朝食会議」も
紹介してくれました!かわいい~

そして、9・12国会前での
『止めよう!辺野古埋め立て 9・12国会包囲』に参加してきたメンバーから
その様子を話してもらいました


琉球新報、沖縄タイムスでは、号外で報道されました。

安保法案の行方や
辺野古の埋立承認を、翁長知事が取り消し表明しましたが
政府は作業を強行する構え、今後の取り組みなど
いろいろなことをゆんたく(おしゃべり)しました。
話は尽きない・・・

けれども、三線の練習もしました~
ジーマミ豆腐、島豆腐を食べながら~





(なんと私、本日、三線を買っちゃいました
 買ったからには、練習がんばらなくちゃ~



がんばってみます~。

次回も三線の練習しますよ~
10月15日(木)14時~16時
11月19日(木)14時~16時

どなたでも気軽にお越しくださいませ




毎月15日はジュゴンの日♪  

2015年09月16日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

 (ジになってない

でましたね翁長知事による前知事による移設先の埋め立て「承認取り消し」
県民の民意を先頭に立って政府に伝えてくれる現知事を応援しなくては

 

今月はガジュマルのお話
名護に有名な「ひんぷんガジュマル」がありますね 名護のシンボル

 (名護市役所HPより)

推定樹齢は約300年 戦争にも生き残ってきました。高さ19メートル、幹は10メートルと立派な大木は
1956年に沖縄県の天然記念物となり1997年には国の天然記念物に指定されました

ジュゴンと天然記念物仲間だね

 
        (このガジュマルは更に北部の山の中の

「ひんぷん」とは屏風状の目隠しの塀のこと 
昔は悪霊を防ぐものとしてお家の入り口に立ててありました。

 

ガジュマルといえばこの根っこからみついたり、岩にはって伸びていたり
「絡まる」が訛って「ガジュマル」になったとかならないとか

絞殺されそうで怖いと思う人もいるようですが、この根あってのガジュマルよね大好き
きっとキジムナー(木の妖精)が住んでいますよ

 
 

環境監視等委員会で議論せず、実施設計案を申請~沖縄防衛局

2015年09月16日 | ジュゴンブログ

9月16日、沖縄防衛局と交渉しました。
9月10日の沖縄県交渉につづくものです。
沖縄県交渉では早期の承認取り消し手続き、「聴聞」に入ることと、
辺野古での工事を止めるために名護市と連携して、
辺野古対策課、海岸防災課、水産課など各課が全力で取り組むことを求めました。

翁長知事は14日、取り消し手続きに入る通知を沖縄防衛局に通知し、
28日午後に「意見聴取(聴聞)」をすることを明らかにしました。
この取り消し手続きに入る決定を、7割の県民が支持し、
7割の県民が工事中止を求めていることが明らかになっています。(琉球新報9月16日)

今回の沖縄防衛局交渉では、
まず、
翁長知事の埋立て承認の取り消し手続きをふまえて、民主主義国家として
海底ボーリング調査などを中止すべきことを申し入れました。

 沖縄防衛局は困惑し、答弁資料を探すのに数分かかり、
「精査して対応を検討する」と答えました。

 次に、工事を急ぐ沖縄防衛局が9月11日、14日と立て続けに、
埋立て承認の留意事項に基づく事前協議の申し入れをしています。
沖縄県は「事前協議するにしても精査する資料が整っていない」と対応。
そこで、私たちは沖縄防衛局が環境監視等委員会で
沖縄県との実施設計案の事前協議について議論していないことを追及しました。

留意事項では、環境保全対策などを監視等委員会で議論することが必須だからです。
沖縄防衛局は沖縄県に提出した監視等委員会の議事要旨や資料に保全措置は含まれているから、とりたてて監視等委員会で議論する必要はないと居直りました。

 監視等委員会は昨年5月~7月の美謝川の河口で発見されたジュゴンの食み跡150本について議論をしていません。また、大浦湾西側での護岸工事がこの海草藻場に大きな影響を与えることは明らかです。
第2回監視等委員会資料「仮設桟橋、岸壁及び工事用仮設道路の設置に係る計画及び環境保全措置の概要」の「2.7.2ジュゴン」p28に図「仮設桟橋・岸壁の設置予定地周辺の海草藻場におけるジュゴンの食み跡確認位置」が掲載されています。

環境保全図書の7章環境保全措置には「事業実施前に移植・移築作業の手順、移植・移築先の環境条件…について専門家等の指導助言を得て、可能な限り工事施工区域外の度応用な環境条件の場所に移植・移築して…」(7-10)と明文化しています。

ジュゴンの食み跡150本もあった海草藻場の保全措置を議論せずに、
環境監視等委員会が実施設計案の事前協議をを了解したのかと追及すると、
沖縄防衛局は監視等委員会で議論していないことを認めました
これは埋立て承認の留意事項の明確な違反です。

事前協議を求められている担当課である沖縄県海岸防災課に
上記の沖縄防衛局交渉の概要を説明し、激励しました。

 ジュゴンの保護者より

【番外編】おきなわ茶会@モモの家(9月10日)の報告です

2015年09月15日 | ジュゴンブログ
番外編として、月1回程度でぼちぼち続けている“おきなわ茶会”
吹田市にある「モモの家」という古民家コミュニティスペースで開いています。

9月10日は、スワロウカフェ@京都のメンバーをゲストに
京丹後市に建設された米軍Xバンドレーダー基地の近況を聴きました。
参加者は13名 ちょっとピンボケですが
お話を聴いた後、まるくなって感想などシェアしています


京都の日本海側、風光明媚で海の幸が豊富な京都の京丹後市宇川地区
あっという間に基地ができてしまった、、、
自然豊かな日本海の海岸沿い
その豊かな松林があっというまに基地になってしまった、、、
のどかな暮らしがそこにはあったのに
米兵がどっとやってきて
交通事故がもうすでに20件も
今は、米兵の官舎の建設が進められている


支援のために販売された地元産のラベンダーとエゴマキムチ
エゴマキムチを購入して早速食べている人も
ラベンダーはとても香りがよく、防虫にも良いですよ~
(この日は準備したものが完売!みなさまご協力ありがとうございました

反対の声を挙げても、市民の声はかき消され
基地は着々とできていく
焦燥感、脱力感、無力感、虚しさ、、、
いろんなものを感じます
でも、嫌なものには嫌って声を挙げ続けたい
あきらめないで、できることやっていきたい
そんな思いを参加者みんなで共有しました

スワロウカフェのメンバーはほんとうにがんばっていて
辺野古のゲート前と同じように
資材が搬入されるゲート前に少人数でも立ちはだかって止めようとした
そして、今もできることは何かと考え行動している
その行動力に、元気をもらいました。

現地で孤立しながらもがんばっている方々へ
スワロウカフェさんから、おきなわ茶会の様子をお知らせしたら
すごく喜んでもらえました。
それもよかったー。

おきなわ茶会では、カフェやごはんもあります~



ゆる~りとしながらゆんたく(おしゃべり)もしています。


9・12の国会包囲に持っていくバナーに
みなさんメッセージを書いてくれました!
そのバナーを持って、辺野古NO、安倍政権に怒りの声を挙げました


次回のおきなわ茶会は、特別企画です
10月29日(木)19時~21時 場所:モモの家
11月26日(木)19時~21時 場所:モモの家

「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の芳沢さんをお迎えして
10月、11月と連続茶会を開きます。
現在、大阪・箕面市在住、三線(サンシン)片手に講演、街頭行動と活動を続けられています。
宮古島出身で、米軍占領下の沖縄からパスポートを持って、静岡の大学に通よい、
その後、教員として伊江島で反基地闘争を目撃してこられました。
その当時のお話しから、現在に至るまでをじっくりお聴ききしたいと思っています。
貴重な機会です。どうぞご参加ください。

詳細は、またブログにアップします
どうぞよろしくです




【号外】翁長知事、辺野古埋め立て承認取り消しを表明

2015年09月14日 | ジュゴンブログ
翁長知事が仲井真前知事の埋め立て承認を取り消すことを表明しました。
今後沖縄防衛局への意見聴取を行い、約1ヶ月後に正式に取り消しとなります。
あらゆる手法を駆使し、全力で取り組むという翁長知事を支え、
辺野古基地建設中止をかちとりましょう

琉球新報 【号外】翁長知事、辺野古埋め立て承認取り消しを表明