ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

6・29首相官邸前での再稼働反対行動

2012年06月30日 | ジュゴンブログ
6月29日午後6時過ぎ、有楽町線・永田町駅から
首相官邸前へ。



警察が衆議院第1議員会館前で、国会議事堂前を歩くように規制。
国会記者会館前が見える地点に到着。
ここでも、国会記者会館前の信号を渡ることができないと規制。




国会記者会館前の歩道で、首相官邸に向かって
3分間演説が始まっている。
歩道が人一人通れるかどうかで、人、人、人。
すでに、1車線が歩道になっている。




国会記者会館前から六本木通りを渡り、財務省、経産省へ。
隊列とすれ違いながら、「再稼働反対」の声を上げてテント村をめざす。
誘導していた皆さん。大変ご苦労さまでした。




六本木通りもすでに行列ができる。
歩道を渡ったところには、車いすで参加した方々が並ぶ。
各々の参加者が自前のプラカード、ゼッケン。
良く通る地声で、掛け声も「再稼働反対」の一点。




最後尾が経産省前の交差点。
国会記者会館から経産省前までは約650メートル
時間は午後6時45分。
すでに前回の4万5千人(警察発表は1万1千人)は超えている。
しかし、経産省前のテント村は静かだった。


続々と人が集まる。
午後7時過ぎには、衆議院第1議員会館前から
首相官邸前への歩道の交通規制が解かれる。
参加者が膨れ上がって、警官もあきらめたようだ。


首相官邸に近いところでは、
見たことがあるジュゴンのゴム風船が上がる。
辺野古実行委員会のメンバーがあげていた。




午後7時45分。
国会記者会館前と国会議事堂前の車道が人で埋め尽くされる。
機動隊の車両5台が首相官邸前に
封鎖線のように並べられる。

後で聞くと、主催者が午後8時までの集会を
7時45分には切り上げたようだ。

午後8時過ぎには、人々は整然と引き揚げる。
大飯原発の再稼働を必ず止めるとの
静かな怒りを胸に持って。

参加者は、主催者発表が20万人。警察発表は2万人。
少なくとも前回を倍する人々が参加した。

次は7月16日(月・休日)1000万人署名の集会に参加しよう。
12時15分から
東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺)で。

全体の空撮は、
 報道ステーション
TBSニュース
ご覧ください。

 ジュゴンの保護者より




6・27沖縄へのオスプレイ配備中止を院内集会

2012年06月28日 | ジュゴンブログ


昨日、参議院議員会館でオスプレイ配備を許さない!
普天間基地を即時閉鎖しろ! 6・27院内集会がありました。
会場には武蔵野美大生が作成した4メートルのオスプレイの模型が飾られました。

参加者は80人。


まず、主催者の辺野古実行委員会から上原成信さんから、
今回の意義について挨拶。


沖縄からは普天間爆音訴訟団幹事の新垣仁英さんが第2次提訴と
ゲート前での座り込みの闘いを報告。


会場を準備した山内徳信参議院議員と赤嶺政賢衆議院議員からの挨拶。
事務局から、交渉のポイントが説明され、
午後2時に外務省、防衛省の入場。交渉が始まった。


交渉に向けて、山内徳信事務所の厳しい要求で、
文書回答を事前に勝ち取っていたことは追及を鋭いものにできた。


普天間基地の移設先について40数箇所を検討したとしましたが、
具体的な経過は明らかにせず、今後の宿題にしました。
また、「1日でも早く普天間飛行場の危険性を除去」と回答しましたが、
「いつまでに」を明らかにしませんでした。これも宿題。

墜落事故などの「事故率」については、
MV22が1.93で現在使われているCH46の1.11より高いこと。
またCV22(MV22の機体の9割が共通している)の事故率が13.47であることなどが
明らかになり、オスプレイ配備の危険性がますます明らかになりました。

ヘリ基地反対協共同代表の安次富浩さんは
「オスプレイが安全だというのなら、市ヶ谷の防衛省
に配備してみるべきだ」と批判。


2時間を超える大衆交渉は、文書回答を含めて
今後の闘いにとって大きな一歩になりました。

夕方6時30分から防衛省前の緊急行動をしました。
院内集会の報告、沖縄の闘いの報告。
そして、東京での7月11日集会と
沖縄へのオスプレイ配備中止を求める署名への協力が呼び掛けられました。


昨日の院内集会夜の行動
各々クリックしてご覧ください。


 ジュゴンの保護者より




「吹田事件」60周年集会に参加してきました

2012年06月26日 | ジュゴンブログ

24日の日曜は新大阪のメルパルクホールで開催された
朝鮮戦争反対「吹田事件」60周年記念集会に参加してきました。

「吹田事件」とは、朝鮮戦争当時、大阪から夜な夜な運ばれる軍需物資を積む
列車を1時間でも止めることで、日本で製造される兵器による被害者を少しでも
減らすことができると、輸送阻止に挑んだデモ隊が警官隊と衝突した事件とのこと。

私も今回の集会に触れるまで知りませんでした。

第一部は、内灘闘争(石川県金沢市近郊)、砂川闘争(立川市)の記録映像。

当時の農民、漁民たち、そしてそれを支援する労働者の団体や学生達の
気迫と力強い闘争の様子が生々しく映し出されていました。

50年代は朝鮮戦争に伴い、日本中にあった米軍施設で基地拡張の動きと
それに反対する各地住民の反対運動が激しく行われていた中の一つでした。

私も昔たまたま金沢に旅行に行った際に、博物館で内灘闘争のことを知り、
目からうろこの衝撃を受けたことを思い出します。

それはそうですよね。日本中に駐留軍基地があって、それがその後
無くなっていくわけですから、その頃のことを残した資料があるはずです。
当時のことを記憶している人ももうかなり高齢になるとは思いますが
まだ記憶されている方も全国におられるはず。

「人間の証明」という映画もありましたね。

私自身も含め、今の若い人たちはその時代のことを殆ど知りません。
当時を覚えている方々に、是非子ども世代、孫世代にその頃の話を
聞かせて戴きたいと思いました。

会場は1000人のホールが2階まで一杯。


2部では「吹田事件」に加わった詩人・金時鐘(キム・シジョン)さんの講演。

生活の苦しい在日コリアの人々が町工場で作る釘などが、日本の作る親子爆弾
(今のクラスター爆弾の元にあたる兵器)となって大勢の同胞を殺傷していた
という、理不尽な社会状況に苦しめられた日々を語って下さいました。
胸が痛みます。

3部では、突然の自衛隊配備騒動に揺れる与那国島から、配備反対の町民の方から
報告がありました。

過疎化を止めるためと、誘致派議員と町長が進めた話を阻止する
ため、賛否を問う住民投票を行う運動を進めているそうです。

那覇よりも台湾がはるかに近い平和の島。「護るものが拳銃2丁しかない」と
言われるけれども、その2丁でさえ、使われたことが無い(十分事足りる)
とのこと。
むしろ交流を通してその自然豊かな島の平和を護りたいという町民の闘いを
応援したいですね。


最後は代表のしっとりした歌と、大池中学校PTAおやじバンドの歌で
さわやかに幕を閉じました。

当日の資料は130ページに及ぶ力作。


内灘、砂川、北富士の闘争に関する詳しい資料と、関西の数々の米軍施設に
関する闘争経緯などをまとめたものです。


会場ではたくさんの署名を戴き、グッズもたくさん売れました。
フラッグを描いてくださった方も!

会場の皆さん、スタッフの皆さん、一日本当にありがとうございました。

無数の米軍基地を追い出してきた日本の歴史を見詰め直し、日本中で声をあげて
普天間基地を追い出す日が一日も早く来てほしいものです。

カメ吉

追記


沖縄では、本土復帰後の1973年1997年までの24年間、県道104号越え実弾砲撃訓練が
キャンプハンセンで行われました。参考 24年間、山撃ち砕いた4万4千発


それを止めようとした、喜瀬武原闘争の様子が流されました。


そして、海勢頭豊代表の歌う「喜瀬武原」。
頭の中にさっきの映像がオーバーラップしてじ~んとしました。
続いて「トラジの花」。最後の「月桃」はみんなで歌いました

ZAN

6/28(木) ジュゴン茶会のお誘い

2012年06月23日 | イベント案内


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆
       ジュゴン茶会のお誘い
  6月28日(木) 14:00~16:00
  場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター事務所
      http://www.sdcc.jp/other/office-map.html
      JR・京阪「京橋」駅より徒歩10分

9月に韓国・済州島で開催される
IUCN国際会議に向けていろいろ準備中です。
お手伝いして下さる方募集です!
気軽に遊びに来て下さい。

この日は
☆ジュゴンフラッグを紐に縫いつけたり
☆ジュゴン折り紙を折ったり
お茶とお菓子でおしゃべりしながら、
わいわい楽しく作業したいと思っています。
ジュゴンの映像や資料を見て頂くこともできます。

お時間のある方ぜひ来て下さい。
少しの時間でもOKです。
どうぞよろしくお願いします。

ジュゴンフラッグキャンペーン
http://www.sdcc.jp/iucn/dugong-frag-2011.html

アースデイ東京で集めたフラッグです
http://www.sdcc.jp/result/12/04-21-frag.html

ジュゴン保護キャンペーンセンター
TEL/FAX 06-6353-0514
info@sdcc.jp
(担当 やまね、いけがわ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆

6/23~沖縄だより~

2012年06月23日 | ジュゴンブログ
沖縄地方は本日梅雨明け宣言 本格的な夏がやってきます。

 

今日6月23日は慰霊の日。
沖縄戦の組織的戦闘が終結した日として毎年、この日には糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者慰霊祭が行なわれています

 

そして今年は旧歴で5月4日とも重なりハーリー(海神祭)も各漁港で行われています
「航海の安全」や「豊漁」を祈願する御願(ウガン)を主旨とした海の神事です
海人は自慢の船を大漁旗で飾り付け海へ祈願のパレードへ

 

海では若者・子供が爬竜船(はりゅうせん)に乗って競争したり
港の周りは応援する家族おじぃおばぁが陣取ります

 

私も最前列で観戦していたら、参加してないのに参加賞を手渡されラッキー

 

地域あげてのイベントで、各チームごとに揃いのTシャツで結束し盛り上がっていました

 

ちょうど正午になる頃、お昼休憩をしているとTVに こんなテロップが
「まもなく正午になります。平和を祈り黙祷をささげましょう」 と。
東京ではTVに出なかったな・・そばを食べる手をおき、手をあわせました。

6/21 ぶどうの木保育園訪問記

2012年06月22日 | 活動報告
京都府八幡市にあるぶどうの木保育園。
ジュゴンフラッグ描いてくれた園児たちに会いたいな
園児たちの写真を済州島の会議場で飾りたいなという思いがかなって
出会ってきました。


今年年長さん(5歳児)になった22人の子どもたち。
「みんなの描いてくれたフラッグだよ~」と見せると、
「あっ、わたしの」「ぼくのあれ

こんなに小さい布に絵を描いたのは、はじめてだったとか。
みんながんばって描いてくれたんだね~


毎年、年長(5歳児)さんたちが3泊4日の
沖縄平和キャンプに取り組まれています。去年の訪問の様子はこちら
今年も、7月4日~7日に行かれる前に、ジュゴンのお話を
させていただきました。
「みんな、沖縄行くのたのしみ?」って聞くと、
「たのしみ~」「あ~、今日行きたくなってきた!」


好きな食べ物は?
「海ブドウ」
じゅごんのごはんは?
「ジャングサ」
なんて答えてくれるし
戦争のことを少し話すと
「爆弾が落ちてくる」と答えが返ってきます。


ジュゴンのおっぱいは、どこについていると思う?
「このへん~


朝市のおばぁの写真も喜んで「おばぁ~」と声が。
3歳児の頃からの準備のたまもの。
キャンプでは、佐喜眞美術館、対馬丸記念館や
伊江島ではわびあいの里で謝花さんのお話を聞いたりします。

辺野古テント村を訪問するのは、ちょうど座り込み3000日となる7月5日。
先生がそのことを子どもたちに話すと
「そんなに長い間、まもってくれてるんだね」って。
子どもたちは、おばあとおじいに会うのを楽しみにしているようです。


わたしたちが、大阪でやっている活動についても
少しお話させてもらいました。
最後まで、しっかりお話し聞いてくれました。


「みんな~、じゅごんをまもるひとになってくれますか」に
元気いっぱいに「なる~」と答えてくれました。
未来のジュゴンサポーターに乾杯!!


子どもたちが、「愛すべきもの」という歌をプレゼントしてくれました
あおいそら あおいうみ かれはぼくらを はぐくんでくれた
というこの歌は、この保育園でコンサートをされている「そら」さんの歌。
とても元気ですてきな歌声でした。


最後はハイ・タッチでお別れ
幸せ気分いっぱいでした。

園長さんは、慰霊の日に合わせて沖縄を訪問されるとのこと。
小さなころから平和を学んでいるぶどうの木保育園のこどもたち
とても頼もしく思いました。

今年も、みんな元気で沖縄に行って来てね

ZAN&恵美子☆

6/16 すいた環境教育フェア

2012年06月18日 | 活動報告

6月は、環境月間です。
毎年6月に開催される「すいた環境教育フェア」に、今年も出展して来ました。


今回は、辺野古・大浦湾をフィールドに活躍中の写真家
牧志治さんの写真をメインに展示。


今年は、広いスペースを使わせていただいて、牧志さんの写真40枚を展示。
たくさんの来場者に、すばらしい海と生きものの写真を
見ていただくことができました。


プロジェクターで、ジュゴンの映像やジュゴンを守るための
取り組みについてのビデオ上映もしました。


ジュゴンのこと、基地のことについて、熱心に説明を聞いていかれる方も。


5/15の浜寺アースデイに続いて、今回もおりがみアクションの方がおふたり、
参加してくださいました。
おかげさまで、とっても人気のコーナーになりましたよ
おりがみアクションでも、さっそく報告をアップされています→こちら


ガールスカウトの女の子たちが、ジュゴンフラッグ描いてくれました。


親子で仲良く布選び


環境フェアでは、他にも色んなブースが出ていました。
こちらは、風呂敷の便利でおしゃれな使い方講習。


シュロの葉っぱを使って、かたつむりなど手作りおもちゃを
作っていらっしゃいました。


舞台では、小学生のブラスバンド演奏会。
子どもたちが大きな楽器を一所懸命演奏していました


ブースは一日大にぎわい
フラッグは21枚集まりました

























来てくれた皆さんありがとうございました
吹田にお住まいの皆さんに、沖縄の海のこと、伝わったかな

ZAN

6/17原発を問う民衆法廷 第4回(大阪)法廷 に参加しました。

2012年06月18日 | 活動報告


6/17大阪 平野区民ホールで開催された
原発を問う民衆法廷 第4回(大阪)法廷  原発再稼働は犯罪だ! PART 2」に
ブース参加しました。
会場は200名を越える人で盛況でした。


  PHOTO 朝日新聞

17日は大飯原発の再稼働に抗議する集会が福井で行われました。
これに連帯する集会としても行われました。

斉藤征二さん (元敦賀原発下請け労働者)
    「被曝労働と原発の構造的欠陥」


陳述する斉間さん

斉間淳子さん(八幡浜・原発から子どもを守る女の会)
   「伊方原発設置による地域破壊と汚染」

入江紀夫さん(小児科医/医療問題研究会)
   「低線量内部被曝の脅威?原子炉周辺の健康破壊」

 が次々陳述されました。

 斉藤さんの「原発は、雑巾とモップとバケツ。そして原発労働者の被ばくによって
 メンテされているんです」というお話。

 また斉間さんの原発に反対したことにによって、地域で子供までがのけ者に
され、いじめられてきたこと。子供が6年生になったとき、「お母さん、僕は
(放射能のせいで)どうせ長生き出来ないんだから、おもしろく楽しいこと
しかやらないよ」と言われ衝撃をうけたというお話。

 入江さんのドイツの国家的規模の研究で通常運転中の原発の周囲5kmおよび10km
で小児がんが増加傾向にあるとの報告。
 
 いずれも再稼働を強行しようとしている政府・原発力ムラへの痛烈な批判でした。

また後半の証言の中で、澤野義一さん(大阪経済法科大学教授)は「原発違憲論」を展開
されていました。原発が「構造的暴力」であり「もともと軍事技術」であることに立脚
した論で、刺激的でした。





SDCCはコーヒー販売と署名、グッズ販売に頑張りました。
売り上げも上々。ありがとうございます。



原発再稼働を不当・不法と断じる決定が読み上げられました。



2次会も近所の沖縄料理店で判事や代理人、アミカスキュリエ(政府の側にたって発言する人)
の方々も交えて盛況でした。

SDCCからはこの2次会の場をかりて、原発も違憲だが、沖縄へのオスプレイ配備は「平和的生存権」
を侵害する明らかな憲法違反。ぜひ本土の市民も自らの問題として反対しましょう・・・・・
とアピールさせていただきました。

☆じゅごん

写真家山本英夫さんとのジョイント写真展の報告

2012年06月18日 | 活動報告
6月16日、17日に、東京・中野ゼロで
写真家山本英夫「沖縄 基地の重圧をゆるがす」&ジュゴン保護キャンペーンセンター
ジョイント写真展を持ちました。
お忙しい中、参加してくださった皆さん。大変、有難うございました。

受付には、今年9月に済州島で行われる
IUCN世界会議に持っていくハングルで書かれたバナーを掲示。
部屋の中央にある柱には、ジュゴンフラッグを張りました。




山本英夫さんの68枚の作品は
「見える沖縄 視る沖縄」「もう許さんぞ!」「基地の島を歩く」
「正念場を迎えた2012年」「硝煙のにおいが漂う中でー日米安保条約に縛られる日本」
「どう生きてきたのか、生きるのか」にパートが分けられて、
普天間基地、辺野古・大浦湾、東村高江、与那国島などの人、自然を表現しました。

 


とりわけ、闘いの中で育つ子どもたちのたくましい姿が
参加者の目を引きました。
「あぜ道造り、泥遊び」(高江東村)


「また会ったね、と挨拶されて」(与那国島)


「辺野古の海を守ろう!」(辺野古・大浦湾)


1日目、2日目の交流会でも、山本さんの解説をふまえて、
参加者から共感の声が上がり、1時間におよぶ質問などが出されました。




SDCCのコーナーでは、
2004年、2008年のIUCN世界会議での取り組み、
大浦湾のアオサンゴやクマノミなどの写真が目を引きました。






ブースの横の折り紙教室や、ジュゴンフラッグづくりのコーナーでは
親子連れが楽しく遊びました。






7月6日からのジュゴンの里ツアー、9月6日からのIUCN世界会議にむけて
さらに「基地ではなくジュゴン保護区を」のキャンペーンを広げましょう。

 ジュゴンの保護者より

6・15沖縄意見広告運動(第3期)報告集会

2012年06月17日 | ジュゴンブログ
6月15日に都内で、標題の集会が行われました。
サブタイトルは
 「許さない!日米政府の沖縄への『構造的差別』
 米軍基地も原発もいらない!なくそう!日米安保」

集会は 元国立市長・上原公子さんの司会で始まった。

開会の挨拶は沖縄・一坪反戦地主の上原成信さん。
「オスプレイ配備は全県民が反対。ゲート前に座り込んで補修させない闘いを」
呼び掛けた。


国会・沖縄県議選報告を山内徳信参議院議員。
沖縄県議会選挙の疲れで足を引きずりながら登壇。
訪米の際に、ダニエル・イノウエ上院議員から
「日本政府が沖縄県議会選挙を待って判断するようにと助言があった」と聞いたので、
「野党が多数になると言い切ってきた」ので必死に頑張ったと、
野党圧勝を実現した闘いの思いを語った。

つづいて、沖縄現地から
 伊波洋一・元宜野湾市長と、
 安次富浩・ヘリ基地反対協共同代表から問題提起。


休憩をはさんで
脱原発~再稼働を許さずとして
 鎌田慧さん(さよなら原発1000万人署名運動)と、
 椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち)から報告があった。


 鎌田さんは午前中に、750万人の署名を藤村官房長官に提出した。
「国民は社会を変えたいとの思いが強いことは、権力も分かってきている。
しかし、反省していない。私が主権者との怒りがまだ足りない」と、
7月16日集会を10万人で成功させようと提案した。

 椎名さんは5月に辺野古の浜辺に立って、
オバアからの「福島と沖縄は一緒だね」との言葉を噛みしめてきた。
今、福島県は安全の押し付けローラー作戦を進めている。
「福島の子供たちに診療所を」の建設基金募金活動を参加者に呼び掛けた。

最後に、呼びかけ・賛同団体から
連帯の挨拶が続いた。
渕上太郎さん(経産省前テントひろば)から、
同じ時間帯で首相官邸前で行われていた大飯原発再稼働の行動に
1万1千人が参加していることが報告された。

来年の第4期意見広告運動に向けて
 対アジア、対米活動の強化や、安保破棄の「1年前通告」運動を始めることなどが
提案された。


 休憩時間後、脱原発の報告の前に、
野瀬正彦さん
(元ドイツ州立歌劇場オーケストラ第1主席ソロチェロ奏者)から
「アベマリア」「G線上のアリア」などの演奏が行われた。
野瀬さんは電子チェロを福島の子供たちに送る運動を始めている。
会場からは感動の溜息と称賛の拍手が起こった。

  ジュゴンの保護者より