いよいよ、今週の土曜日です。
皆さま、どうぞお越しください。
6月23日は沖縄では慰霊の日です。
その月に合わせ、『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどいを開催します。
『GAMA―月桃の花』は小中学生から、大人まで幅広い層に見て頂ける映画です。
戦後50年の節目に、慰霊の心を込め、平和への祈りを込め制作されました。
どうぞご来場ください。
一緒に、あの戦争のこと、これからの平和のこと考えましょう
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未来に平和をつなぐ企画 戦後70年+1
『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどい
2016年6月18日(土)10時~ ドーンセンター・パフォーマンススペース
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忘れていませんか あの夏 沖縄で起こったこと
世界中で紛争やテロは絶えることなく、難民はあふれ、貧困は広がっています
気候変動や種の絶滅など環境破壊もますます深刻になっています
しかしそんな状況を顧みることなく、
日本は再び戦争ができる国へと変わろうとしています
戦後70年+1、とても重要な一年
あたらしい時代を一緒に創っていきたい
過去から学び未来へとつなげる今を生きる私たち
今、できることにしっかりと向き合い 平和への道を選んでいきたい
この映画から伝わる『命どぅ宝』の思いを広げ
未来への希望を自分たちの手で創っていこう
そんな思いで『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどいを開催します
どうぞ皆様ご来場ください
【日時】2016年6月18日(土)
開場10時 第1部10時半~ 第2部14時~
【場所】 ドーンセンター1F・パフォーマンススペース
京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。1番出口より東へ約350m
【入場料】 一般1200円(前売1000円) 中学生600円(前売500円)
小学生以下無料 その他1000円(前売800円)
※チラシが前売りチケット扱いになります。
【主催】 『GAMA―月桃の花』上映実行委員会
【問合せ】 ジュゴン保護キャンペーンセンター・関西事務所内
TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
FBページは
こちら
https://www.facebook.com/events/1080828261981997/
チラシは
こちら
http://www.sdcc.jp/pdffiles/160618GAMA.pdf
※チラシが前売りチケット扱いになります
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詳細のご案内
■タイムスケジュール■
10時開場
第1部 10:30オープニング 「月桃の花」歌舞団によるエイサー
10:40~12:30 映画上映
12:30~12:40 辺野古の今トーク
12:40~13:00 三線ライブ&みんなで三線
(休憩)
第2部 13:45~14:00 「月桃の花」歌舞団によるエイサー
14:00~15:50 映画上映
15:50~16:00 辺野古の今トーク
16:00 終了
■飲食・情報発信・物販のブース出店あり!
沖縄風お弁当、おにぎり、カレー、そうめんなど昼食にどうぞ
アフガン、フィリピンの活動支援グッズ、オーガニック食材
ジュゴングッズ、DVD、書籍など販売します
■沖縄戦の写真を展示します
■『GAMA―月桃の花』は小中学生から、大人まで幅広い層に見て頂ける映画です。
戦後50年の節目に、慰霊の心を込め、平和への祈りを込め制作されました。
映画解説: 沖縄の“平和の礎”を映画化
1995年の6月23日。慰霊の日。
沖縄本島南部、摩文仁の平和記念公園で“平和の礎”の建立除幕式が行われました。
沖縄戦で亡くなった23万余の人々の名前が、国籍を問わず、
黒い石板に刻銘されて波のように海に向かって立ち並んでいます。
沖縄戦終結50年記念事業として“平和の礎”の建設が進められた中、
沖縄の文化人、演劇人、映画人、そして1部の政財界人など
戦争を体験した人々の間から沖縄の心を映像化しようという話が盛り上がりました。
あの戦争を無にしないために沖縄県民だからこそ
伝えていかなくてはならない沖縄戦の実相・・・。
一人の平凡な母親の目で捉えた日本唯一の地上戦。
その姿を通し世界へ平和のメッセージとして発信する作品となるよう
願いをこめて制作されたのがこの映画です。
監督:大澤 豊 1995年制作
企画から3年がかりで『GAMA―月桃の花』を完成。
一貫して独立プロで制作。常に社会的意義のあるテーマに取り組んできた。
代表作: 遥かなる甲子園(1990年) 街は虹いろ子供いろ(1988年)
ボクちゃんの戦場(1985年)など
沖縄戦を描いた映画はこれまでにも沢山あるわけですが、
一市民の視点で描いた作品はほとんど見当たりません。
私が描こうとしたのは、まさに、これまで沈黙の闇につつまれてきた
激戦地の地下洞窟(ガマ)の様相です。
そこにひしめく避難民や敗残兵たちの生きざま死にざまを通して、
人間が人間でなくなる極限の状況と、その極限の状況からでさえなお
生きのびていった人間の生命力、偉大さを忠実に描くことで
沖縄に今も活きる「命どぅ宝」の真理を表出したかったのです。
この命の尊さを何よりも大切に考え、かけがえのないものとして捉える
「こころ」があったからこそ、あの狭溢な喜屋武(きゃん)半島から
85000人もの人々が奇跡の生還を果たすことができたと思うのです。
人間の尊厳を奪った沖縄戦の実相に迫ることは、
今の「基地問題」を問い直すことにもつながる筈です。
この映画の母と子の物語が「命どぅ宝」を訴え続ける
象徴的な母子像として心に刻んでいただければ幸いです。
多くの方々に、とりわけ若い人たちに観て頂けたら、
創り手の一人としてこれ以上の喜びはありません。
(監督のメッセージ:映画パンフレットより抜粋)
この映画の台本を読ませてもらって、ひとつはそれまで沖縄戦といえば
「ひめゆりの塔」しか思い浮かばなかった私はショックを受けました。
まだ知らない、知らされていない人たちに沖縄戦の実相を伝えたいと思いました。
私がこの“房”を演じ終わったあとに自分の母親を今まで以上に好きになったように
観た人にも感じてもらいたいのです。この映画は戦争を知ると同時に、
生まれたことへの感謝、平和、生命のすばらしさ、
人間としての大切な心や愛情を思い出させてくれる、
観たあとにやさしくなれる映画だと思います。
みなさんの心のなかに“房”がいると思います。
心のなかの“房”を探しに来てください。
(主演:朝霧 舞〈宮里 房役〉さんのメッセージ:映画パンフレットより抜粋)