ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

じゅごん茶話会の報告です(6月22日)~慰霊の日に寄せて

2017年06月25日 | 活動報告
6月23日『慰霊の日』
沖縄戦で奪われた多くの命を慰霊し
平和を願い祈る日
その日に思いを寄せて
6月22日にじゅごん茶話会をひらきました

常連さん、今年の『じゅごんの里ツアー』に参加する方々の参加で
にぎやかな茶話会になりました




最初は自己紹介をかねて最近の気になるニュースなどをシェアします
・共謀罪のこと
  国連の報告者から懸念を示されても、なんら顧みない安倍政権、、、
・辺野古で埋め立て作業が進んでいること
・大田元沖縄県知事が亡くなられたこと
・負担軽減どころか、米軍の訓練が日々続いている事
・米軍と自衛隊の共同訓練が行われ、軍事一体化が進んでいる事
などを話し合いました


そして慰霊の日に心を寄せ

「沖縄戦 最後の証言 おじい・おばあが米軍基地建設に抵抗する理由」森住卓著から
島袋文子さんの章を読み合わせました

「戦後71年の夏も連日、厳しい暑さに見舞われているなか
 県内各地からバスや自家用車でたくさんの人々が駆けつける。
 『悲惨な戦争を二度とくり返してはならない』
 『戦争につながる人殺しのための基地は絶対に造らせない』という強い思いが
 座り込みのエネルギーになっている」まえがきより


この本には8名の方の証言が綴られています
一人ひとりの体験があり
一人ひとりの思いがあります
知らなかったことがまだまだあります

1つ1つ知り、そして感じ、考え、動いていきたい
じゅごん茶話会で、続けて読み合わせをして学んでいきたいと思っています



その他いろいろ資料も紹介しています
DAYS JAPAN2017・6月号に、山城博治さんのインタビュー記事が特集されています
“政治を変えていかなければいけない、共謀罪が通ってしまう政治をかえていかなければ”
という博治さん
変えていかなくちゃね!


そして、お茶を飲んでひと息つきながら

じゅごんの里ツアーの準備をしました
ツアーでテント村を訪れ、浜のフェンスに行きます
その時にフェンスに結ぶピースリボンをみんなで作りました

布を切り、メッセージを書いていきます

たくさん出来ました

ちょこっと案内
京都シネマで三上智恵監督の「標的の島 風かたか」が上映中です
島袋文子おばぁも語っています
観てほしい映画です

次回のじゅごん茶話会は、7月27日(木)14時~、8月17日(木)14時~です
お茶とお菓子でゆんたく(おしゃべり)します
気軽にご参加くださいませ




6月16日 辺野古へ行くダンプはグリ石の洗浄をしていない。

2017年06月17日 | 基地と沖縄
 本部町在住のSDCC会員のFacebookスレッドより以下転載します。
 辺野古へ行くダンプはグリ石の洗浄をしていません。(動画あり)

 以下転載
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 雨の中の金曜日。人数は少ないが元気に座り込みが始まる。
9時前、機動隊の強制排除が。道路を挟んでゲートの反対側でマイクを握る司会者に対して、
まず煽動するなと中隊長が迫ってくる。何が煽動で何を根拠に排除しようとするのかとの抗議に、問答無用の強制排除。もうむちゃくちゃだ。国会も辺野古も国民、市民の目も全く気にしないやり方。



 昨日から、運んでくるグリ石が少し違う。大きさ、色が違うのだ。(明らかに過積載も)
どうやら、国頭の採石場に加えて、本部半島の石が運ばれ始めたらしいとの情報もあり、
昨日目撃された情報に基づき、名護市安和の山城砕石鉱業付近に本部町島ぐるみ会議の仲間に監視を要請し、合わせて、午後の搬入のためにゲートから出ていくダンプを追尾。



 すると、やはり丸政、大宜味産業のダンプを中心に約40台ほどがこの山城砕石鉱業の採石場に入っていく。
12時頃に辺野古に搬入したダンプが再度積み込みに帰って来て3時の搬入に向けて出ていく様子を監視。
特にちゃんとシャワーをかけてグリ石を洗浄しているのかをチェックしたが、他の現場に行くダンプがシャワーをしているのに辺野古に搬入するダンプはすべてシャワーなしで出ていく様子を確認。
 


 防衛省、国会答弁と全然違うよ。二つの動画を見てもらうとよく判る。白色のダンプ(他の現場に行く)
がシャワーしている横を、辺野古搬入ダンプがそのまま出ていく。また、もう一つも丸政のダンプがシャワーなしで出ていくのが判る。少なくとも出入り口の状況はそうだ。
 



 それにしても1日で約180台のダンプ等を入れられた。過去最多の搬入量だ。

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 転載終わり



 ☆じゅごん






毎月15日はジュゴンの日♪  

2017年06月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

  

沖縄は梅雨明け前にもうひと雨と駆け込みで降っています

・・共謀罪成立 あんな手続きのやり方って・・
安保法の時と同様どうかしてる。 なんで支持できるのか不明


さて、爽やかな話題を
  
 
夢に向かい努力を重ねてついに世界チャンピオンになったお話
沖縄から25年ぶりにボクシングのチャンピオンが誕生しました

 

比嘉大吾選手は浦添出身
ボクシングをやる為、高校はボクシング部のある宮古島の高校へ進学
 あの具志堅用高さんに見いだされプロの道へ

  

みごと世界チャンピオンになり、第二の故郷宮古島で凱旋パレード
スゴイよエライよかっこいいよ~
これから沢山の防衛ができるように応援していますガンバレ

  

真っ直ぐに一生懸命生きている

  

6/4辺野古の今を語る ~写真家・牧志治さんのお話し会~の報告

2017年06月11日 | 活動報告
6月4日(日)、大阪玉造のカフェ・マガタマで、
牧志治さんのお話し会を開催しました。


牧志治さんは、辺野古・大浦湾一帯をフィールドに撮影していフリーランスのカメラマン。
抗議船の船長、ヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボー代表としても活動中です。


牧志さんの写真を展示したカフェのギャラリーにたくさんの方が集まりました。


辺野古・大浦湾は、絶滅危惧種262種を含む5400種もの生物が生息する
生物多様性豊かな海です。






サンゴ礁がはぐくむ、豊かな海の生態系。
次々に映しだされるすばらしい写真に、見入ってしまいました。


牧志さんが、どんなにこの海を大切に思っているかが、
そしてこの海を壊すことが、どんなに愚かなことかが、
じんじん伝わってきました。


基地建設を止め海を守るために抗議行動が続けられています。
小さなカヌーで海上保安官たちと対峙するのは大変なことですが、
「辺野古・大浦湾の海が包み込んでくれるので、解放されるところがある」


昨年12月13日、名護市安部海岸にオスプレイが墜落。
海岸は米兵により封鎖されていましたが、牧志さんはサンゴへの影響を調べるために、
海からボートで近づき、オスプレイ残骸の写真を撮影されました。


牧志さんが「神様が撮らせてくれた」と言う衝撃的な写真です。
本土の多くのメディアが、政府の発表に従い、墜落ではなく不時着と
報道しましたが、この写真を見れば実態は明らか、
もともと危険だと言われていたオスプレイを強行配備した結果です。
しかも、事故原因の究明をしないまま、わずか6日後に飛行再開、
1月6日には墜落の直接的な原因となった空中給油訓練も再開するなど、
本土ではありえない沖縄県民の命を軽視。もはや法治国家とは言えません。


辺野古現地では厳しい状況が続いていますが、この海を守ろう!という
思いが深く強くなるお話し会でした。
牧志さんから「辺野古・大浦湾の海の青さや波の音が関西に広がって行くような
感覚を味わうことが出来ました」といううれしいコメントが届いています。




18日まで、マガタマでのおきなわ写真展 “子や孫に残したい海”は継続中ですので、ぜひゆっくり写真を見に来てください。

お話し会に来てくださった皆さま、マガタマの皆さま、本当にありがとうございます。
一緒に命の海を守っていきましょう。

ZAN

※牧志さんの撮影されたオスプレイの写真が掲載された写真雑誌「ぬじゅん」創刊号

ご購入はこちらから。

6月のじゅごん茶話会のご案内~6月22日(木)14時~@京橋事務所です

2017年06月03日 | イベント案内
もう6月ですね。早いものです。
紫陽花が色づいています~
6月のじゅごん茶話会のご案内です。

6月23日は“慰霊の日”です
沖縄では公休日、沖縄戦で亡くなった多くの命を慰霊し
平和を願う日です
その日に歌われる『月桃』
歌詞はこちら
SDCC代表の海勢頭豊さんの作詞作曲です

6月22日(木)に、その日に心を寄せて
戦争のこと、平和のこと、『命どぅ宝』の思いを
じっくり考えたいと思っています



沖縄は今なお、戦争が終わって72年が経っても
米軍基地に占領されたまま…
さらに辺野古に新基地建設が強行されようとしています
南西諸島には自衛隊配備が強行されようとしています

これでいいのか…
(いいわけがないよね…)

6/30~7/2に「じゅごんの里ツアー」で
普天間・辺野古に行くスタディツアーを開催します。
その時に持って行くピースリボンも作りたいと思っています。
辺野古の浜のフェンス、米軍基地との境界線のそのフェンスに結ぶリボンです。

お茶を飲みながら、お菓子をつまみながら
ゆんたく(おしゃべり)しています
どうぞご参加ください


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6月のじゅごん茶話会のご案内

じゅごんが泳ぐ宝の海 …守りたい


お茶とお菓子で ゆる~りと
ゆんたく(おしゃべり)しています

 2017年6月22日(木) 14時~16時
                    

辺野古はどうなってるの?ジュゴンは?
最新情報や気になることを話し合い、できることを考えています
そして、今年は沖縄のガンジーと称された伊江島の阿波根昌鴻さんの
平和運動を学んでいます。
時には、DVDを観たり、ジュゴンの折り紙を折ったり
ピースリボンにメッセージを書いたり
おしゃべりしながら、その時にできることをしています

ご要望があれば、ジュゴンのミニマスコット作りもできます
材料の準備がありますので、事前に連絡いただければ助かります

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:200円(場所代、資料代など)

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)
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ジュゴンがお迎えします




うりずんの会主催~政府交渉170531

2017年06月03日 | 活動報告
5月31日に沖縄選出野党国会議員「うりずんの会」が主催した政府交渉に参加しました。
沖縄県名護市議会「環境監視等委員会の透明性を確保し、辺野古・大浦湾の現地調査を行い名護市議会への説明を要請する意見書」
(防衛省宛H27年5月14日)、
及び「IUCNの協力を受けるように日本政府に求め、及び沖縄県がIUCNに協力を要請することを求める意見書」
(外務省、環境省宛H29年3月24日)について意見交換しました。

出席者は「うりずんの会」6人の議員(照屋寛徳、赤嶺政賢、玉城デニー、仲里利信、糸数慶子、伊波洋一)、
東恩納琢磨・名護市議会議員、日本自然保護協会・安部真理子、ジュゴン保護キャンペーンセンター3人。

防衛省整備計画局計画官付、地方協力局沖縄調整官付。
外務省北米地位協定室、大臣官房国際文化協力室、国際協力局地球環境課。
環境省自然環境局自然環境計画課、同野生生物課です。


防衛省には:
①2年前に防衛省に提出した名護市議会意見書が、環境監視等委員会に回付されていないことが明らかになりました。
名護市議会意見書を軽んじる防衛省の姿勢に抗議し、
今後名護市議会が提出した意見書については環境監視等委員会に回付することを約束しました。


②海底ボーリング調査が沖縄ジュゴンに影響を与えていることを追及しました。
沖縄防衛局のH27年度事後調査(27年4月~28年3月)で、大浦湾で目視されていたジュゴンが発見されていません。
H26年5月から7月には大浦湾西側、美謝川河口域で150本のジュゴンの食み跡が発見されましたが、
同年7月に海底ボーリング調査のためのフロート設置以降はジュゴンが発見されていません。
この事後調査資料を環境監視等委員会で検討し、ジュゴンが大浦湾に回遊していない原因を明らかにすることを強く求めました。


環境省、外務省には
①IUCN事務局長が名護市議会議長宛の返書
「沖縄県名護市辺野古及び大浦湾における米軍基地建設に係る日米政府の計画に関する回答」(2017年2月17日)で、
昨年9月のIUCN世界自然保護会議の決議20をふまえて
「日本政府に対しては辺野古の外来種侵入経路に着目するように呼びかけ、
さらに日米両政府に対して外来種の侵入を防ぐよう適切な措置を講ずるよう」に求めています。
環境省、外務省はこの事実を認めました。
しかし、「決議20に基づき、日本政府の要請があれば…すべての主要な関係機関と協力させていただく」との申し出は拒否、
「防衛省が適切な対応をする」との態度に終始しました。


②IUCN事務局長が協力を申し出たのは、
日本政府が2018年世界自然遺産に推薦している「やんばるの森」への外来種の影響を危惧しているからです。
世界自然遺産登録の最大の課題が外来種対策です。この夏にはユネスコの依頼を受けて、IUCNがやんばるの森などに現地調査に入ります。
環境省が期待している防衛省が、辺野古の外来種対策について環境監視等委員会で議論する日程は決まっていません。
この夏のIUCN現地調査には間に合うはずもありません。この点を厳しく追及しましたが、環境省は下を向いたままです。
日本政府・環境省が2018年世界自然遺産登録を真剣に考えているのかどうか疑わしいです。

 ジュゴンの保護者より