ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

9月のじゅごん茶話会の報告です!

2019年09月27日 | ジュゴンブログ
9月26日(木)にじゅごん茶話会をひらきました
毎月1回続けています

辺野古の米軍基地建設問題をとおして
いろいろ学び、考え、できることを話し合ってます


今回も様々な資料を準備しました
水俣のことを知る冊子「ごんずい」
原発のことを考える「はとぽっぽ通信」
最近の気になる記事の切り抜き
などなど



まず最初は、辺野古の最近の情報をシェア
そして、メインは米国の国防権限法案1255項について学びました
SDCCを含む沖縄・日本・米国の33市民団体が、米国連邦議会上院・下院の軍事委員会に
「2020年度国防権限法上院法案1790の1255項を支持する声明」を提出しました
市民社会が米国議会に働きかけている、画期的な取り組みです
そして、今後の辺野古新基地建設を止める取り組みに重要な方向性を示すものでもあります

内容を学び、私たちが何をしていけるかを話し合いました

詳細はこちらを ↓
注目のニュースです! 米の国防権限法案に沖縄の新基地建設「検証」条項が

休憩のお茶タイムは、Hさんのお誕生日だったので
チーズケーキでお祝いしました

後半は、「ごんずい153号」より
抜粋して水俣病を巡る近況を学びました
水俣病の症状に苦しむ方々の認定申請は今なお続いています。
2018年 保留632名 認定0 棄却301名
2019年4月 保留599名 認定1名 棄却41名
これは終わっていないのだということを示しています
近年、相次いで棄却されています
被害を受けた方々の願いとはかけ離れて
水俣病を終わったことにしたい企業や国は歴史を塗り替えようとしています
しかし、水俣病がなかったことにならないし、今も被害を訴える人はいるのです

水俣病を告発し世に知らしめた「苦海浄土」を書かれた石牟礼道子さんは言われた
「水俣病を考えるとき、文明とは何か、を考えずにはおれない」と

脱原発の市民運動を続けられている中嶌哲演さんの言葉も心に沁みます
「先の幻想にまつわる価値観や幸福観を問い直し、弱小なものたち
(もの言わぬ生きとし生けるものたちまで含めて)に差別や犠牲を強いることへの
 倫理的な問いかけも発していかなければーーと切に思う」
はとぽっぽ通信230号より抜粋


AI兵器って何?
ゲノム編集食品って何?
アマゾンの森は燃え、破壊されているし
気候危機は現実になってきているし

今、根本から問い直さなくてはいけないと思います

あれやこれや話し合いながら
何かできることをと考え
いくつかアイデアが出てきました
上手くいけばまた報告しますねー

話は尽きないけど
続きは次回へ

次回のじゅごん茶話会は 10月31日(木)14時~です
どうぞご参加ください








おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~

2019年09月20日 | イベント案内
おきなわ写真展を開催します!

9月21日(土)・22日(日)の2日間行います。

時間は同じではありませんのでご確認の上ご来場ください。

   9月21日 ⇒ 13時~19時

   9月22日 ⇒ 11時~18時

 写真家 牧志治さんのトークタイムは両日ともに15時~16時
    
場所:レンタルスペース チャクラ
   大阪市北区天神橋筋3丁目7-29
   天神橋商店街の中で、ふるほん天牛書店天神橋店 南隣
   (地図は一番下をご覧ください) 

辺野古・大浦湾の海は宝の海です。
たくさんの生物がこの海で暮らしています。
大浦湾の面白い地形が、複雑な固有の生物を生み出して生息しています。
また絶滅危惧種と言われるような貴重な生物もこの海にはいます。

この貴重な宝の海を今、米軍新基地建設が進められています。
この工事を止めないと・・・この海はどうなるのでしょうか。
貴重な生き物の損失は、いつか私たち人間にも跳ね返ってきます。
生物多様性・・・この意味をしっかり考える時間を過ごしてみませんか。

沖縄で活躍している写真家:牧志治さんの写真展です。
牧志治さんは沖縄県名護市東海岸の大浦湾一帯を中心に撮影されています。
大浦湾という場所に棲む貴重な生き物の写真を展示します。
彼の海の綺麗な写真を是非、見てください!

当日は、お茶をご用意してお待ちしております。
暑い夏、ゆっくりとした時間を一緒にいかがでしょうか。お待ちしております。

入場無料





会場地図です



             ごんばな 

9/18 セミナー「やんばるの森を真の世界遺産に」

2019年09月17日 | イベント案内
明日、ジュゴン保護キャンペーンセンター国際担当の吉川秀樹さんが
お話するセミナーが東京で開かれます。
どうぞご参加ください。



「やんばるの森を真の世界遺産に」
沖縄の市民がやってきたこと、私たちができること
沖縄から国際社会や日本政府へ働きかける、吉川秀樹さんを迎えて

 日本政府は「やんばるの森」を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を目指しています。元々は2018年の登録を目指していましたが、「登録延期」という厳しい評価を受け、今年2月に「推薦書」をユネスコに再度提出し、2020年登録に向けて再挑戦しています。

 実は「やんばるの森」の世界遺産登録に推薦された一帯には、米軍の北部訓練場が隣接しています。多くの沖縄の人々が求めてきたことは、「やんばるの森」を北部訓練場も軍事訓練もない「真の世界遺産」にすること。しかし実際には、東村高江、国頭村安波周辺には新たなヘリパッド(着陸帯)が建設され、米軍輸送機オスプレイの騒音被害は増し、高江での座り込みは続いています。

 本セミナーでは、秋に予定されているユネスコの諮問機関であるIUCN(国際自然保護連合)による現地調査を前に、沖縄から国際社会や日本政府へ働きかける吉川秀樹さんを迎えます。前回の「推薦書」の不足点と、今年2月の「推薦書」に沖縄の人々が自らの声や取組みをどう反映させてきたかお話しを聞き、本土の私たちが協力・応援できることを考え、議論します。また、辺野古新基地と沖縄のジュゴンをめぐる国際的な最新情報もお話しいただく予定です。

吉川秀樹さん
Okinawa Environmental Justice Project
ジュゴン保護キャンペーンセンター 国際担当
文化・応用人類学者 沖縄県名護市出身
琉球大学・名桜大学・沖縄県立芸術大学大学院非常勤講師
アメリカとカナダの大学、大学院で人類学を学ぶ。北タイでフィールドワークを行い、国家、民族、開発の関係について研究する。1999 年に沖縄に戻り、米軍基地と環境の問題に「市民」の立場から取り組み始め、「市民社会」の実践と研究を目指す。2013年の沖縄県「生物多様性おきなわ戦略」の策定には、NGO 代表のひとりとして策定委員会委員を務めた。

登壇者:花輪伸一(辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク世話人。沖縄環境ネットワーク世話人)

日時:2019年9月18日(水)19時〜20時半 (18時45分開場)
場所:文京シビックセンター 4Fホール
東京都文京区春日1‐16‐21
(東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線/南北線 徒歩1分、都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線 徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分)

参加費: 500円 申込不要

内容:
・「やんばるの森 世界自然遺産登録に向けて 私たちがやってきたこと、私たちができること」(吉川秀樹さん)
・「やんばるの森の価値とIUCN勧告」花輪伸一さん

主催:辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク

共催:ゆんたく高江、ONE LOVE 高江、国際環境NGO FoE Japan

協力:国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

問い合わせ先:国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6905-5983 / Email: info@foejapan.org


写真家の牧志 治さんが来られることになりました! おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~

2019年09月17日 | イベント案内
おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~がいよいよ今度の土日です。
なんと、写真家の牧志 治(まきし おさむ)さんが、沖縄から来られることになりました!
トークタイムは、21、22日ともに15時~16時です。

牧志さんは、辺野古の抗議船の船長、およびヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボー
代表としても活動されています。
辺野古・大浦湾の現状をとともに写真の説明をしていただく予定です。
ぜひ、写真と共に、牧志さんのお話も聴きにきてください。

写真展詳細はこちらです。
おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~





9/15のジュゴンの日に天神橋筋商店街を練り歩き 写真展のチラシを配りました!

2019年09月16日 | ジュゴンブログ
きのうは、15日のジュゴンの日♪
9/21-22大阪天神橋筋商店街で開催する
「おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~」のチラシ配りをしました。


天神橋筋商店街は日本一長い商店街!
いつもたくさんの人でにぎわっています。
その商店街内での写真展です!
写真家 牧志 治(まきし おさむ)さんのすばらしい辺野古大浦湾の写真を展示します。


先ずは、JR天満駅前でアピール。
ちらしを配りながら、ジュゴン保護の署名も集めました。


快く署名に応じてくださっています。


続いて、天満駅から天六(天神橋筋六丁目)駅前へ。
天六は商店街の一番北です。


そして今度は南へ。
チラシの受取りは、とてもよくて。
「チラシちょうだい」と自分から言って来られる方、
「絶対行きますよ!」という方も結構いらっしゃいました


南森町駅前です。
写真展会場の「レンタルスペースチャクラ」はここより少し北側。
南森町駅と扇町駅の中間あたり、天牛書店のすぐそばです。

写真展の詳細はこちらです。
おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~

写真家の牧志治さんのトークタイムは、9/21、22とも15時~16時です。
どうぞ、写真展&トークにお越しください。

ZAN

毎月15日はジュゴンの日♪  

2019年09月15日 | ジュゴンブログ
 毎月15日はジュゴンの日

   

 台風15号が関東を直撃し、千葉周辺ではまだまだ停電や断水が続いているようです お気の毒。
 一日も、一時間でも早く復旧する事を願います。

   

 こちら宮古島も台風13号は思いのほか激しく・・家屋や作物に甚大な被害がでております。
  近所の風力発電の羽が折れていました 
 
 自然の力には太刀打ちできないものです

 

 敬老の日のお祝いで施設の車イスに飾りがついていました。
9月になり、敬老会、お月見、運動会、連休もありイベント満載ですね。

 最近、辺野古の工事のニュースが取り上げられませんね・・粛々と ダメダメ
   

9月のじゅごん茶話会のご案内です~9月26日(木)14時~@京橋事務所

2019年09月05日 | ジュゴンブログ


『ジュゴンの棲む海に 基地はいらない』


辺野古の海への土砂投入は続いている
宮古島や石垣島など南西諸島への自衛隊配備(軍事基地化)も強行されている
日本は軍事国家へと進んでしまっている
このままでいいはずがない

技術が進化することはほんとうにいいことなのでしょうか
AI兵器ってどう思いますか
もう現実の問題になってきているなんて、、、

なんとか変えていきたい
軍事国家ではなく、平和国家へと

そのためにできることを学び、考え、取り組んでいきたい
みんなでゆんたく(おしゃべり)しましょう
辺野古の近況をはじめ、様々な情報を共有しましょう

9月26日(木)14時~ひらきます
どうぞご参加ください
お茶とお菓子を準備してお待ちしています


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じゅごん茶話会のご案内

お茶とお菓子で ゆる~りと
ゆんたく(おしゃべり)しています

 2019年9月26日(木)14時~16時半くらい
                         


学んで、語り合って、考えて、できることに取り組んでいきたい!
辺野古の最新情報をお伝えします
DVDを観たりもします
その時にできることをしています

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:200円

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)

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沖縄、伊江島の阿波根昌鴻さん
米軍から土地を取り戻す、生活の中から平和運動を続けられた
「平和の武器は学習」「人を幸せにして 自分も幸せになる 平和学習をしましょう」
と言われた言葉をかみしめて学びの場を続けていきたいと思っています

「この世の素晴らしいものはみんなタダ
 愛情 太陽 勇気 想像力 好奇心
 それが私の生き方である」(伊江島通信57号より)

そんな生き方にほんの少しでも近づきたいなぁ


8/25大阪アクション5周年の集い 牛島貞満さん「沖縄戦から見た辺野古の今」

2019年09月02日 | 活動報告
大阪アクションは、2014年辺野古でボーリング調査がはじまったときに、
辺野古基地NOをもっと広げていくために力を合わせようと 
関西の団体が集まって結成したグループです。
今年でまる5年。


8月25日(日)大阪PLP会館で、大阪アクション5周年の集いをしました。


まず、SDCCスタッフから、辺野古の現状を報告。
沖縄県が提訴した二つの裁判についてなど説明しました。
沖縄県、国を辺野古で再び提訴 訴訟二つを同時進行 


今回の講師は牛島貞満さん
「沖縄戦から見た辺野古の今」についてお話していただきました。
牛島貞満さんは、沖縄戦を指揮した沖縄第32軍司令官・牛島満中将のお孫さんです。

米軍が首里の司令部に迫った際、牛島満中将は司令部のある首里付近で戦うのではなく、
南部に撤退して戦う道を選び、自らは自決しました。
この判断が、沖縄戦でのおびただしい数の住民の死者を生んでしまいます。

わかりやすくて、とても良いお話でした。
詳しい報告はSTOP!辺野古新基地建設!大阪アクションのブログをぜひご覧ください。


牛島さんの講演の後、各団体からのアピールタイム。
SDCCからは、9/21-22の「おきなわ写真展 子や孫に残したい海~辺野古・大浦湾~」
防衛大臣にハガキを送る「OKINAWAジュゴンを救え!大騒ぎキャンペーン!」についてご案内しました。


SDCCは、ブースを出して、署名集め&グッズ販売。
牛島さんもブースに来られました
やさしくおだやかにお話ししてくださいます

牛島さんは、全国で講演されているそうです。
ぜひ、多くの子どもたちに、お話を聞いてほしいと思いました。

ZAN