ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

OKINAWAじゅごんを救え!大騒ぎキャンペーン ~ できることその①

2019年03月28日 | ジュゴン大好き
もう春ですね~

OKINAWAじゅごんを救え大騒ぎキャンペーン
できることその① マスコミに声を届けよう


沖縄ジュゴンが危機的な状況です
確認されていた3頭のうち1頭が死亡、、、
残りの2頭は、辺野古新基地建設の工事が始まってから
行方不明になっています

土砂投入が続いている辺野古沿岸部には
ジュゴンの大好きな海草の藻場が広がっていました、、、
えさ場を追い出されたジュゴンはどこにいったのでしょう、、、

ジュゴンが危機的状況の今
私たちにできる行動を

1つ、この重大なニュースを大騒ぎして広げたい
マスコミに働きかけてください

報道番組に
絶滅危惧種ジュゴンが死亡の重大ニュースを取り上げて下さいとメールなどを

報道ステーション ご意見ご感想

https://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/form.html

サンデーモーニング お問い合わせご意見

https://www.tbs.co.jp/contact/



それと、朝日新聞の声欄に投稿するのもいいかも!

朝日新聞の声欄、投稿先
〒530-8063大阪北郵便局私書箱44号 朝日新聞「声」
FAX 06-6223-0737
メール dai-koe@asahi.com (添付ファイルは不可)
住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号(携帯も)明記
・デジタルメディアにも収録
・実名原則。他紙との二重投稿やネット掲載済文章は不可

他にも広げるところがあればぜひ
声を挙げて下さい
Take Action

参考にしてください
ジュゴンが危機的な状況です!直ちに埋め立て工事を中止せよ(SDCC緊急声明)
https://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/3636dda82bb4a1f9f954b934ecdb06b1

ジュゴン死亡の報を受けて辺野古の埋め立て工事の即時中断を求める意見書 - オフィシャルPro|NACS-J
https://www.nacsj.or.jp/archive/2019/03/9617/

沖縄本島・古宇利島周辺で生息のジュゴンか 運天漁港に死骸漂着 | 沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/398135

ジュゴンが死んだ…米の自然保護12団体、辺野古工事の一時中止求める 下院に書簡 | 沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/399058



【番外編】 4月13日(土)おきなわ茶会@モモの家のご案内

2019年03月26日 | ジュゴンブログ
久しぶりにひらく
おきなわ茶会のご案内です



2月末~3月初めに沖縄・辺野古を訪ねたメンバーが
旅で出会った風景・人・感じたことをお伝えします

2月に実施された沖縄県民投票
(辺野古の米軍新基地建設のための埋め立ての賛否を問うもの)で
「反対」の民意が明確に示された後も
国による工事強行が続く今
皆でゆっくりお話しできたらと思います


*=*=*=*=*=*
 おきなわ茶会
*=*=*=*=*=*

・・・沖縄をとおして平和をおもう・・・

おきなわ茶会は
沖縄をとおして平和について考え学びあう場として
2013年より不定期でひらいています。
沖縄の映像を観たり、お話しを聴いたあと
お茶を飲みながらみんなでゆんたく(おしゃべり)しています


 とき : 2019年4月13日(土)14時~16時(13時半からカフェオープン)

 ところ:モモの家(吹田市泉町5-1-18)
       阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分

 参加費:300円+カフェで1オーダー

 問合せ:090-9043-0791
     chstyshd@gmail.com (よしだ)



3/17 Okinawaジュゴンを救え!!~米国裁判所にジュゴン登場!~

2019年03月25日 | 活動報告

3月17日(日)大阪天満橋のドーンセンターで、
Okinawaジュゴンを救え!!~米国裁判所にジュゴン登場!~
というタイトルで、ジュゴン訴訟の経過報告とドキュメンタリー映画「ZAN」の上映会をしました。


第1部は、ドキュメンタリー映画「ZAN~ジュゴンが姿を見せるとき~」上映会

辺野古・大浦湾の映像も、海を守ろうと活動している人たちの
インタビューの言葉も、すばらしい作品です。

ナビゲーターの木佐美有さんが、映画の最後に
「僕らのような一般人には何もできないと思うかもしれない
でも、ひとりひとりが考えて行動すれば状況を変えられるかもしれない」
「自然を守ろうと活動している人たちをサポートすること、
よりそうこと。これは明日からでもできること」
「その行動がジュゴンや自然を守ることにつながっていくから」
Take action! 行動しようと呼びかけます。


第2部はジュゴン訴訟報告会  
講師はジュゴン保護キャンペーンセンター国際担当の吉川秀樹さん。


ジュゴン訴訟は、ジュゴンを保護するため、そして基地建設を止めるために、
沖縄・日本・米国の個人とNGOが、米国防総省を相手に米国連邦地裁で
2003年に提訴した訴訟です。

訴訟の根拠とした米国家歴史保存法(NHPA)は
文化的、歴史的価値を有する建造物や、ネイティブ・アメリカンの聖地などの
保護・保存を目的とした手続き法です。
この法律が米国外で、そして動物に初めて適用されました。

沖縄の米軍基地問題が米国の司法で争われている!のはすごいことです。


15年の間に勝ったり負けたりしながら裁判が続いていますが、
この1月から控訴審が始まりました。
沖縄県と協議しないまま、国防総省と防衛省が工事を始めたことや、
ジュゴン2頭が工事の影響で行方不明になり危機的状況にあることを
国際世論に訴えることが、裁判を有利に導く鍵になります。


※詳しくはジュゴン訴訟応援リーフレットをご覧ください。


受付で~す。


フィリピンの子どもたちの未来と地域住民の自立のための活動を行っている
AKAYのブース。フィリピンのコーヒーとグッズを販売してくださいました。

ジュゴン訴訟の話を聴き、映画を観て、ジュゴンの海を守ろうの思いを
深めた一日でした。しかし、翌日、ジュゴン死亡の知らせが届きます。
ショックでしばらく呆然としてしまいましたが、行方不明の2頭のじゅごん達と
ジュゴンを育む海草藻場を、なんとしても守らねばなりません。

映画の中で、木佐美有さんが、鳥羽水族館のジュゴンを見ながら
「ジュゴンが棲める自然の環境を壊して、ここでしかジュゴンを
見ることが出来なくなる。そんな未来は想像したくない」
と言っています。本当にそんな未来は想像したくありません。

Take Action!
少しでもいいから、できることをしてみましょう。
今後SDCCからも、アクションを提案したいと思います。

ZAN

3・21じゅごん茶話会の報告です

2019年03月23日 | 活動報告
こんにちは
春めいてきましたね
春分の日にじゅごん茶話会をひらきました
初参加者あり、久しぶりの方あり、みんなでゆんたく(おしゃべり)しましたよ



まず最初に辺野古の近況報告です
・県民投票の結果、その後の経過を共有
  若者、若いママさんたち、年配の方、全世代ががんばった県民投票
  明確な辺野古NOの意志が示されました

  しかし、政府は真摯に受け止めず、、、
  土砂投入を止めません
  心の底から怒り、憤りが込み上げてきます

 だからこそ一人ひとりが責任をもってできることを

・辺野古地盤工事「3年8か月」と防衛相が試算報告
 杭7.7万本を打ち込む地盤改良工事、はたして可能なのか、、、と思う
 どれだけの税金がつぎ込まれるのか
 活断層も見つかり、辺野古新基地建設はもう破綻していると思う

専門家だってこう言ってる
辺野古軟弱地盤「改良は不可能」「異次元の工事」 鎌尾日大准教授



いろいろな資料を持ち寄りました
どうしたら止められる

・玉城デニー知事が「SACOwith沖縄」を提案。
 日米両政府と沖縄県が移設計画を再検証するための協議体。
 沖縄の基地負担軽減策をまとめた日米特別行動委員会(SACO)のような協議に
 県を加える新たな枠組みを求めている
     この提案をを後押ししたい

・小金井市議会や小平市議会で辺野古工事の中止や国民的議論を求める意見書が可決されている
     国民的議論を、盛り上げたい

などなどシェアしました

そして、ジュゴン死亡のニュース、、、
ジュゴン保護キャンペーンセンターは緊急声明を出しました

沖縄のスタッフからのメッセージです

「死んだジュゴンが、北側の沖のほうに流れずに
 古宇利島と本島の間で漂って
 漁師に発見されたのも
 なにかジュゴンが最後の力を振り絞って
 メッセージを残しているように思えます
 『自分は死ぬけど 他のジュゴンは絶対に守ってください』と」

種が絶滅する、、、せさる
ということは何なのか、、、



おやつタイムは、月桃茶にコーヒーにお菓子
手づくりのサータアンダギー、おはぎ、ブンタンの砂糖漬けなどの差し入れでにぎわいました

後半は2/28~3/4の辺野古訪問の報告



詳しくはこちらで
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~1日目佐喜眞美術館&そいそいハウスへ
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~2日目沖縄愛楽園見学&グラスボート
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~3日目ゲート前土曜大行動へ
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~3日目、4日目伊江島
じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~5日目浜のテント村&ゲート前三線の日



ジュゴンを絶滅させないために
辺野古の海を守るために
新しい基地を造らせないために
戦争する国に歯止めを

あきらめないよー

4月のじゅごん茶話会は 4月25日(木)14時~
    5月のじゅごん茶話会は 5月30日(木)14時~






 

緊急声明文

2019年03月23日 | ジュゴンブログ
「ジュゴンが危機的な状況です!直ちに埋め立て工事を中止せよ」
(3・19ジュゴン保護キャンペーンセンター緊急声明)

「運天漁港にジュゴン死骸 古宇利島周辺で生息の個体か」(沖縄タイムス3月19日)と報道がありました。ジュゴンBが亡くなりました。死因は分かりません。
ジュゴンの生息が確認できているのはA、B、Cの3頭です。
Bの子どもジュゴンCは辺野古埋め立て工事で、2015年7月から行方不明になっています。
また、嘉陽沿岸域に生息するジュゴンAは昨年12月から行方不明です。
辺野古埋め立て工事が始まってからジュゴンに影響が出ています。

ジュゴンは清らかな沿岸域に生息する海草を食べて生活しています。
ジュゴンは、自分の餌場を中心に生息しています。

防衛省はこのようなジュゴンの生態を無視して「工事の影響ではない」と弁解に必死です。
辺野古埋め立て工事を進めるための「環境監視等委員会」の学者たちは、
防衛省の弁明のシナリオ作りに右往左往しています。
「ジュゴンがいなくなったのは、他の餌場に行ったに違いない」、
「ジュゴンが行方不明になった時の工事は、それまで行っていた工事と同じだから影響はないはず」などと。(第18回環境監視等委員会議事録 1月22日)

沖縄島に残されたわずかな海草藻場、自分の餌場から離れて、
どこに餌場があるというのでしょうか。

国際自然保護連合(IUCN)で3度の沖縄ジュゴンの保護勧告・決議が上がっているにもかかわらず、
安倍内閣、防衛省は天然記念物、絶滅危惧種ジュゴンを保護する努力をせず、戦争を進めるための軍事基地づくりに必死です。

直ちに辺野古埋めたて工事を中止せよ。そして、ジュゴンA,Cの生息状況を調査せよ。
それが科学立国、文化国家を自称する日本政府の責任です。


 2019年3月19日 ジュゴン保護キャンペーンセンター


ジュゴンが危機的な状況です!直ちに埋め立て工事を中止せよ(SDCC緊急声明)

2019年03月19日 | ジュゴンブログ
「運天漁港にジュゴン死骸 古宇利島周辺で生息の個体か」
沖縄タイムス3月19日の記事です。



ジュゴンの生息を確認できているのが3頭です。
ジュゴンA,B,Cと。
古宇利島のジュゴンは個体Bです。
Bの子どものジュゴンCは辺野古埋め立て工事で、2015年7月から行方不明になっています。
また、ジュゴンA(嘉陽沿岸域に生息)は昨年12月から行方不明です。
辺野古埋め立て工事が始まってからジュゴンに影響が出ています。

ジュゴンは清らかな沿岸域に生息する海草を食べて生活しています。
ジュゴンは、自分の餌場を中心に生息しています。

ウミヒルモ
ジュゴンの食み跡

しかし、防衛省はこのようなジュゴンの生態を無視して、
「工事の影響ではない」と弁解に必死です。

辺野古埋立工事を進めるための「環境監視等委員会」の学者たちは、
防衛省の弁明のシナリオ作りに右往左往しています。
「ジュゴンがいなくなったのは、他の餌場に行ったに違いない」、
「ジュゴンが行方不明になった時の工事は、それまで行っていた工事と同じだから影響はないはず」などと。
第18回環境監視等委員会議事録

沖縄島に残されたわずかな海草藻場から離れて、
ジュゴンが行く餌場がどこにあるというのでしょうか。


国際自然保護連合(IUCN)で3度の沖縄ジュゴンの保護勧告・決議がすでに上がっているにもかかわらず、
安倍内閣、防衛省は天然記念物、絶滅危惧種ジュゴンを保護する努力をせず、戦争を進めるための軍事基地づくりに必死です。
直ちに埋めたて工事を中止せよ。そして、ジュゴンA,Cの生息状況を調査せよ。
それが科学立国、文化国家を自称する日本政府の責任です。


毎月15日はジュゴンの日♪  

2019年03月15日 | ジュゴンブログ
 毎月15日はジュゴンの日 あっという間に今年も3月

   

 ほっと一息 県民投票終了。

   

 だよね 反対なんだよね。 ずっと言ってきたけど

   

 結果がどうあれ なんて どう思いますか日本の皆さん  

   

 ともかく一旦立ち止まって下さい

   

 無視しないでよ
 

3/17(日)ジュゴン訴訟報告&ドキュメンタリー映画「ZAN」上映会

2019年03月14日 | イベント案内
いよいよ今度の日曜です。
辺野古側の浅瀬への土砂投入、K8護岸の建設で、辺野古・大浦湾の生態系が
危機に見舞われています!
辺野古の海のすばらしさを知ってください。
そして、工事を止めるにはどうしたらいいのか、一緒に考えましょう。
ご参加お待ちしています。

OKINAWAじゅごんを救え!!~米国裁判所にジュゴン登場!~

上記タイトルでジュゴン訴訟の経過とドキュメンタリー映画「ZAN」の上映会を開催します。
 日にち 3月17日(日) 13時30分開場
 場所  ドーンセンター 大会議室3
 資料代 1000円

13時30分開場   
13時45分 開会  
        第1部 ドキュメンタリー映画「ZAN~ジュゴンが姿を見せるとき~」上映会
15時15分 第2部 ジュゴン訴訟報告会  講師 吉川秀樹(SDCC国際担当)
16時20分 質疑応答

第1部 沖縄の豊かな自然の中で様々な発見、体験を通して
ジュゴンが暮らすこの海とともに生きていくことの大切さを考えるドキュメンタリー映画です。

第2部 2003年に米国国防総省を国家歴史保存法違反で訴えた裁判は15年という長きに渡り争ってきました。
昨年9月に連邦裁判所に控訴。今年から審理が始まっています。その経過などをわかりやすくお話します。

  予約の必要はありません。お気軽にお越し下さい。

ドーンセンターアクセス
〒540-0008  大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター
電車・バスでお越しの方へ
京阪「天満橋」駅、Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)谷町線「天満橋」駅 ①番出入口から東へ約350m。
JR東西線「大阪城北詰」駅下車。②号出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m。
大阪シティバス「京阪東口」からすぐ。









じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~5日目浜のテント村&ゲート前三線の日

2019年03月11日 | 活動報告

3月4日は三線の日
三線を沖縄文化の原点と捉え、三線の良さを再認識し受け継いでいこうと
1993年に制定されました。12時の時報に合わせて、三線演奏がはじまります。
県内だけでなく、県外海外でも行われています。
ゲート前三線の日に、参加できてしあわせです


しかし、朝、辺野古に向かうと・・・
土砂を積んだダンプの車列の渋滞にまき込まれてしまいました
「今日は、沖縄の大切な文化の日だから、搬入はやめてほしい」と
防衛局に申し入れていたそうですが、聞く耳は持たなかったようです。


渋滞しているということは、ゲート前で座り込みの皆さんが
がんばってダンプを止めてくださっているということ
ありがとうございます。がんばってください~


30分ほどで、車列が動き出しました。
なるべくゆっくり運転をして、いったんゲート前を通り過ぎて、浜のテント村へ行きました。
かわいい子どもたちの手形のバナーが迎えてくれました。


今年も6月のじゅごんの里ツアーでお世話になります。
工事がはじまってから、松田ぬ浜の砂浜の様子が変わってきたとのこと。
今後K8護岸の着工で、更なる影響が心配されます。


ゲート前に戻って、座り込みに参加。


ずらっと並んだ帝国警備のガードマンたち。
道路を挟んで向こう側がステージで、三線演奏、琉球舞踊などが披露されます。
私たちはわくわくしながら、演奏がはじまるのを待っています。


ワシントン署名のロバート・カジワラさんも、やって来られました。


12時の時報とともに、かじゃでぃ風節の演奏が始まりました。
稲嶺進さんの姿もあります。


3/2の土曜大行動のときに練習されていた踊り。
さすが本番は、息もぴったり~

もっともっと一緒にいたかったのですが、ここで時間切れ。
帰りの飛行機に間に合うよう那覇へ戻らねばなりません。
後ろ髪を引かれながら、ゲート前を後に・・・
その直後に2回目の土砂搬入があり、
三線を弾いている人も、踊っている人も排除されてしまったとのこと

ただ、あとで聞いたのですが、
三線を弾くステージのそばに立っていた機動隊の一人が
「僕も三線弾くんですよ」と、声をかけてきてくれたそうです。
勤務中なので、一緒に三線を弾けないけれど、
きっと心の中で、三線を弾き、歌ってくれたのではと思います。
機動隊の人だって、基地が出来るのに賛成しているわけではありません。
基地による分断に終止符を打ち、平和な未来をともに築いていきたい。

そのために、今度は本土が、がんばる番です。
沖縄でもらった元気と勇気で、あきらめずにがんばります。

6月末にまた行きます


じゅごんの里ツアー下見&春の沖縄旅の報告~3日目、4日目伊江島

2019年03月09日 | 活動報告


3月2日(土)3日目、ゲート前大行動に参加した後、
伊江島へ渡るため本部港へ向かいました。


途中安和桟橋前を通過。
この日は積み出しはなく、抗議行動も行われていませんでした。


こんな民間の桟橋を使うなんて・・・。
やりたい放題の道理なき基地建設、一刻も早く止めてほしい
の思いが募ります。


伊江島ではわびあいの里主催の第17回ゆずり合い・助け合い・学び合う会に参加。


学習会1日目の基調講演は、報道写真家の嬉野京子さんの
『阿波根昌鴻さんとの出会い ~団結道場のリニューアルによせて~』

1965年に行われた祖国復帰行進に参加し、少女が米軍車両に
弾き殺された場面に遭遇した嬉野さん。命がけで撮影したこの写真により、
米軍政下の沖縄の実態が、全国に伝わることになりました。
阿波根さんが勉強のため東京に出られたとき、嬉野さんのお母さまのお家に
下宿されるなど、ご縁が深かったそうです。


リレートークでは、
団結道場建設実行委員蝶の平安山良有さん、真謝区長の平安山良尚さん、
名護市議の川野純治さん、写真家の張ヶ谷弘司さんがお話され、
そして彫刻家の金城実さんと本土の大学生たちが登場!

当初県民投票に反対だった金城さんですが、
若者を立てる!と県民投票を応援することにされたそうです。
「選挙権がなぜ18歳に引き下げられたのか、徴兵制と結び付けて
考えなければならない」という若者へのメッセージにも、
若い人たちを大切に思う金城さんの気持があふれていました。



夕食休憩後、民族歌舞団「花こま」さんによる面踊り。
「誰一人も取り残さない」「辺野古の基地についてしっかり話し合いましょう」
という玉城デニーさんと、県民によりそうどころか、
県民投票の結果が出る前に、結果にかかわらず移設を進めるという安部政権。
テンポよく、デニーさんの個性を引きだし、安倍を斬る!
気分がすかっとして、拍手喝さい!!


そして、餅つき!
蒸し上がったもち米を、舞台の上でついて、きなこ餅にして
参加者全員に配ります。
ジュゴンチーム大活躍で~す!

学習会2日目

2日目の講演は鳥山淳さん(沖縄国際大学教授、阿波根昌鴻資料調査会代表)の
『「陳情日記」からみえてくるもの』

資料調査会のみなさんが、阿波根の残された膨大な資料を整理し
目録を作られています。


昨年の「真謝日記」に続き、出版された資料集第2弾「陳情日記」です。
1955年5月真謝区民が那覇へ陳情に出かけたり、
乞食行進をしたころの日記です。
「乞食をするのは恥ずかしい。しかし我々に乞食をさせる米軍はもっと恥ずかしい」
と、むしろ旗を掲げて多くの島民が沖縄島各地を歩き、
土地を守る島民の闘いは、島ぐるみ闘争へと広がりました。


参加者からの発言タイムではSDCCも登壇。
今応援している「ジュゴン訴訟」についてなどアピールました。
一緒に登壇した、ならコープ平和の会の世話人さんは、
とりくんでいる憲法学習などについて話されました。


総括は石川元平さんから

1956年、プライス勧告に抵抗し、永代借地権を阻止した島ぐるみ闘争を
はじめ、沖縄はひとつひとつの闘いで、民主主義を勝ち取ってきた。
今回の県民投票の最大の成果は、若者たちがその歴史を
正しく受け取って、未来へつないだことだ。


最後に謝花悦子さんからのごあいさつ

昨年の知事選での玉城デニーさんの出陣式は伊江島で行われました。
漁船をチャーターして伊江島に渡られ、
わびあいの里にもご挨拶に来られたデニーさん。
伊江島は、デニーさんのお母さまの出身地、
そして、米軍基地の闘争がはじまった地です。
阿波根さんや翁長さんの意思がデニーさんをはじめ
多くの人に受け継がれたことに、
謝花さんは「阿波根は生前、人間は死ねば3年で魂が亡くなり忘れられる
と行っておりましたが、その予言ははずれました」と。
参加者のみなさんに、感謝の言葉を述べられました。


ことしは、国会議員の糸数慶子さん、伊波洋一さんも参加。
多くの学びのある学習会でした。
ジュゴンのブースにもたくさんの方が来て下さり、
お話をしたり、グッズを買ってくださったり。
わびあいの里スタッフのみなさん、参加者のみなさんに感謝いたします。


学習会後、ヌチドゥタカラの家にも行ってきました。


何度行っても、新しい学びがあります。


保存工事で未来につながった団結道場前で

今回は、辺野古大行動に参加したため、学習会に先立つ
集会と団結道場保存工事落成式に参加できませんでした。
それで、二日目の朝に出かけてきました。
伊江島の土地闘争のことを知るにつけ、真謝にある団結道場の
存在に重みを感じます。

きれいになった団結道場前で、
いのちが大切にされる社会にしようと、
なかなか大変だけど、がんばり続けようと、
こころ新たに誓いました。

ZAN