ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

3/29京橋街頭行動

2008年03月30日 | 活動報告
3月29日(土)大阪京橋のOBPへの通路上で街頭行動をしました。
花冷えの一日でしたが、多くの方が立ち止まってお話を聞いてくださり
署名もしていただきました。「ジュゴンの海に、米軍基地が・・・」と
説明を始めると、「知ってる知ってる」「テレビで見たことありますよ」と
いう方が多かったです。「彼女が沖縄出身なので、このことはよく聞いて
たんです」とおっしゃる方も。そして最近沖縄に行って、「ジュゴンの
見える丘」に行ってきたという女性は、「大阪で何かできないかと
思っていたんです」「沖縄の問題にとても興味がある」と、とても熱心に
お話を聞いてくださいました。また来てくださいね~


夕方になるとかなり冷たい風が吹いてきました。
ジュゴンちゃんも足元が寒そう・・・。でもやっぱり大人気で
写真を撮っていく方や、握手を求める方が何人もいらっしゃいました。


寒くてイラストを描いてくださる方は少なかったのですが、
本日のジュゴンです。何かメッセージをとお願いすると
「平和な海」と書いてくださいました。
丸いのはジュゴンが出した空気の輪です。
ありがとうございました。

SDCC関西事務所で、連続して街頭行動に取り組み始めたのは、
2004年の8月7日。当初大阪駅前を中心に行動していました。
最近は事務所のある京橋を中心に月に2回ほど行動しています。
来週の土曜日4月5日は、100回目の行動にあたります。
3時から5時まで、音楽あり歌ありでにぎやかにやります。
お近くにおいでの方はぜひ寄ってみてください。
ジュゴンちゃんも待ってま~す

4/13(日) 集い(SDCC総会)のご案内

2008年03月27日 | イベント案内
4月13日(日)に第8回SDCC総会を大阪で開催いたします。
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「IUCN勧告とジュゴン訴訟で、新基地建設ではなくジュゴン保護区を」
日時  4月13日(日)午後6時開場 6時15分~8時30分
ところ ドーンセンター 視聴覚室(地下鉄・京阪天満橋駅)
ドーンセンター 案内地図
入場無料 お申込みは不要です
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WWFジャパン自然保護室の花輪伸一さんから「IUCNって何?」のお話、
ジュゴン裁判判決文の翻訳をされた吉川秀樹さん(市民アセスなご)の
ジュゴン訴訟報告などがあります。
海勢頭豊SDCC代表の歌のコーナーもお楽しみに。
参加の皆さまにディスカッションをしていただき、今後の活動方針などを
ふくらませたいと思います。SDCC会員以外の方も、ぜひお気軽に
ご参加ください。



3/23 ヌチグスイ1周年!ゆるゆるゆんたく

2008年03月24日 | 活動報告
SATCのウォーク後、Fair Trade &やちむん ヌチグスイさんに
お邪魔しました。ジュゴングッズを置いてくださっている素敵なお店です。

ウォークに出かける日の朝、たまたまブログをのぞいたら、その日に
お店の最初のお誕生日!で「ゆるゆるゆんたく」をすると
書いてあります。ウォークの解散地点はヌチグスイさんとは目と鼻の先。
これは行かなくっちゃ

仲間の方たちが集まってゆんたくされているところに、入っていくと、
「今カレーをあたためたところなので、いかがですか?」と
野菜のいっぱい入ったオーガニックカレーとナン(これも手作り)を
いただきました(何とタイミングのいい
おいしかった!!オーガニックコーヒーもオレンジピールの
香りのクッキーもおいしかったです。ごちそうさまでした。

食べてばっかりのようですが、ジュゴン裁判のことや、10月バルセロナに
行くことなどもお話しました。カンパもありがとうございます!!

フェアトレードの品々のほか、沖縄の陶器やガラス製品もあります。
30日まで、ちょこっとセールということです。一度出かけてみてください。
大阪なんば花月の裏側です。

ZAN

3/23 動物実験反対ウォークに参加(大阪)

2008年03月24日 | 活動報告
3月23日(日)、SATC(Stop Animal Test Campaign)の
動物実験反対ウォーク(大阪御堂筋をウォーク)に行ってきました。
SATCは必要のない動物実験に反対し、
「動物達に癒しを求めるなら平和を返そう」とアピールしています。

晴れではありませんでしたが、雨に降られないで良かったです
(ウォーク後夕方から雨になりました)。


受付ではTシャツと缶バッジの販売もされていました。


ウォーク参加者は、着ぐるみを着たり、かぶりものをしたり。
楽しくアピールします。

ウォーク終了後、SDCCのチラシを配らせていただきました。
皆さん熱心にジュゴンのことを聞いてくださり、署名もたくさん
集まりました。ありがとうございました。

ZAN

イラク占領を終わらせよう!3.20国際共同行動(大阪)

2008年03月21日 | ジュゴンブログ
イラク占領を終わらせよう!軍事費削って貧困なくせ!
       3.20国際共同行動
に参加してきました。

大阪城公園教育塔前で11時から集会が開かれました。
朝からあいにくの雨。今年は1月の「人文字&DEMONSTRATION]も、
2月3日のちゃんぷるウォークも雨模様。すっきり晴れた日にウォークしたいなあ…。

でも雨の中、人はぞくぞくと集まってきました。
SDCCはテントで他団体に交じって、コーヒー・泡盛に加え
今回は鉄板で、ちょっと変わったクレープなどを焼きました。


肌寒かったので、ホットコーヒーや泡盛のお湯割りが大好評。
その場で焼いたクレープも完売。忙しすぎてブースの写真を撮り忘れました。
これは片づけた後。

ステージアピールでは、イラク戦争開始5周年ということで、
米軍のイラク占領反対、自衛隊の撤退のアピールが行われましたが、
「仕事がない!」「不安定雇用で将来が心配」など仕事と生活に関する
アピールも目立ちました。5年前のイラク開戦反対の頃に比べると
いっそうの生活破壊が進んだ、日本社会の実態を反映しています。

SDCCは「沖縄少女暴行事件についてと
ジュゴン訴訟とIUCNについてステージでアピールしました
(やはり写真なしです)。



なんとか雨も上がり、いよいよウォークへ出発。
SDCCは「NO BASE」「SAVE DUGONG 」のイラストバナーを持って。




まず大阪城沿いに北上し、大阪府庁のところで西へ。
「生活破壊はやめろ~」とコール。


ゴールの中之島公園まで元気に歩きました。

次は3月23日(日)にSATC(Stop Animal Test Campaign)の
動物実験反対ウォークに参加予定。
天気予報は、晴れのち雨!
晴れて~!   TA-KE

3/14 米ジュゴン訴訟報告会in大阪 の報告prt.2

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
「ジュゴン訴訟の意義は?」と難しいお話が続いたので、
ちょっと肩の力を抜きましょう!ということで、「歌のコーナー」で
楽しんでもらいました。まずは「二見情話」。三線の弾き語りです。


そして、3/2大工哲弘琉球民謡ライブin本澄寺での収益金から、
二見以北10区の会へカンパが送られました。
この方は、以前東恩納さんと一緒に、大浦湾のカタバルでマングローブの
移植をされたそうです。東恩納さんによると「あの時植えたメヒルギは
全滅してしまった。残っているのはヒルギダマシ5本だけ」ということ。
メヒルギは塩分濃度が低い所に育ち、ヒルギダマシは塩分濃度が高くても
平気なので生き残ったそうです。生き物は適したところに生育するので、
植えれば育つというものではない、という教訓だそうです。


続いてSDCC関西名物「ジュゴンの替え歌」です。
定番の「365歩のマーチ」のふしでおきなわに~ジュゴンがいるぞ…と
新作「水戸黄門のふし」でジュゴンが居るぞ 守るんだ…


ご参加の皆さんも一緒に歌ってくださって、大いに盛り上がりました。


SDCCから判決について補足説明したあと、活発な討議をしました。

質疑では、「今後じゅごんの里が発展したら、職員の採用はあるのか?」
という質問がでました。東恩納さんは「まず、畑を作って自給自足すること。
そして沖縄には仕事がないので、アイデアを出して仕事を作ってほしい。
ぜひ一緒にやっていきましょう」とお返事されました。


会場には、東恩納さんが持ってきてくださった、大浦湾のサンゴや
生き物たちの写真を展示しました。もちろん「ちゅらごん」の写真もあります。


手前の黄色い布は、バルセロナに持っていくバナーです。
皆さんにイラストを描いていただきました。

本日のジュゴンたち










東恩納さんといえば海底泡盛!
昨年の第2回じゅごんの里ツアーで大浦湾に泡盛を沈めに行きました。
今年のツアーでは1年海底で寝かせた泡盛を引き上げに行きます。
第3回じゅごんの里ツアーは6月ごろに開催の予定。
また参加者を募集しますのでぜひぜひご参加ください。

東恩納さん、参加の皆さま、ありがとうございました。

ZAN

~3/15.16イラスト写真展&東恩納琢磨さんを囲んで~

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
  

中野ZERO美術ギャラリーにて2日間のイベントでした。

   

去年全国から公募し集まった子どもからプロのイラストレイターまで
個性豊かなジュゴンのイラスト50点以上と

 

  

  

今年10月にスペイン・バルセロナで行われるIUCN(国際自然保護連合)会議に
持参するため集めているバナー(布にイラストやメッセージを書き込んだもの)

 

 
  
スタッフ撮影の辺野古、大浦湾の貴重な写真、WWFポスターなどの展示と盛り沢山

 

会員の方他、銀座わしたショップでのチラシをご覧になって足を運んで下さったり
品川で行われているWWFイベントとハシゴして来ましたなど

 

新しい広がりも感じられ、嬉しいです約100人くらいの来場がありました。

 

そして沖縄から東恩納琢磨さんにお越し頂き、アメリカでの沖縄ジュゴン訴訟の
報告、沖縄の現状や地元の方々の思いなど貴重なお話をして頂きました。
(琢磨さんのお話は3/14大阪での報告をご覧下さい省略しまーす)

 

琢磨さんようこそ♪の歓迎セレモニーに歌舞団の皆さんが三線を披露してくれました。
お忙しいところ皆さんありがとうございました

 

あきらめないおじさん達がジュゴンの撮影に成功するまでのドキュメント映像 
TVでも放映された「人魚の棲む海」のビデオ鑑賞をしたり、

 

海底に沈めた泡盛の話題で盛り上がったり、
今後の展望を語りあったりと活発な意見交換もできました。

 

会場ではもちろん新しいバナーも用意し来場の皆さんに書いてもらいました

 
 
公募のイラストもバナーの絵も「うまいなぁ~」と、来場者からも感心の声がありました

 

お越し頂いた皆様ありがとうございました。
今後も皆さんと交流できる機会を企画していきたいと思います。
そしてぜひぜひ周りのまだまだジュゴンの事を知らない人に宣伝をお願いします。

 

そして一緒に活動してくれるボランティアも募集しています!
2週間に1度ミーティングも事務所にて行っていますので顔を出してみて下さい
(次回は3/19(水)午後19時から飯田橋事務所にて行います)


 




大浦湾調査&コンサート報告その2

2008年03月17日 | ジュゴンブログ
その2では「海勢頭豊」と「月桃の花歌舞団」コンサートの報告をします


 
読谷村文化センター中ホールは満員♪ 第一部は歌舞団の公演です
場内の撮影が禁止だった為写真を載せられないのが残念
金城実さんに伺った実話をもとに作成されたお話を力強い熱演!感動しました。
大阪と東京のメンバーでの合作で忙しいスケジュールの中での公演でしたね。

  

続いてはSDCC代表、海勢頭さんの登場です。
バイオリンの愛さん、ボーカルの路沙さん衣裳も素敵でしたがこれまた写真がなく残念
4月28日には沖縄パレットくもじ9階にてコンサートです。ぜひお起し下さい



歌の合間のトークでは絶滅危惧種だから保護しなければいけないということではなく
ジュゴンは古代琉球から平和の使者、シンボルだったとのこと
絶対平和主義の琉球の思想を語るにはジュゴンは必要不可欠な訳なんです。

 

辺野古、大浦湾の貴重な自然と共にそこで生きてきたジュゴン
私達はこの素晴らしい自然を残して繋いでいかなきゃいけないんだ

 

コンサート、写真&イラスト展などを通して沢山の皆さんに伝えて行こう!と
気合いの入るSDCCスタッフでした。

  
 


  

3/14 米ジュゴン訴訟報告会in大阪 の報告part.1

2008年03月15日 | 活動報告
3月14日(金)大阪天満橋のドーンセンターで
「米ジュゴン訴訟報告会」を開催しました。
講師の東恩納琢磨さん(「じゅごんの里」)は、ジュゴン訴訟の原告のひとりです。


琢磨さんのお話の前に、SDCCから昨夏から始まったアセスについて
お話ししました。政府はアセスの手続きをスケジュールどおりに
運ぶことができないでいます。アセスを遅らせることの意味はとても
大きいですが、それはジュゴン訴訟に力づけられた環境保護団体や
平和団体が力を合わせてがんばった成果だし、世論の力でもあります。
これからもジュゴン訴訟勝利を追い風にがんばりましょう。


いよいよ東恩納さんのお話です。
まずジュゴン訴訟を起こした経緯からです。
琢磨さんは10年前から基地建設の反対運動をなさっています。
「この問題をみんなに伝えることができれば、基地建設を止めることが
できる」と模索しているうちに、米自然保護団体「アースジャスティス」
に出会い、ジュゴンの生息環境を壊す新基地建設は、米国の「国家歴史
遺産保存法(NHPA)」に違反しているとの訴訟を起こすことになりました。

当初、米国防総省は「基地を作るのは日本だ」と関与を否定していましたが、
裁判を通じて日米共同作業であることを認めました。これで米国議会で
ジュゴンのことが取り上げられる可能性が出てきました。また今年秋に
行われる米大統領選挙で民主党が勝利すれば、さらに米国内での活動が
やりやすくなりそうです。

また、裁判長は被告の米国防総省に控訴を許しませんでした。それは
「沖縄ジュゴンの状況は一刻の猶予もなく、今決めなければいけない」
からです。控訴することで、時間を稼ぎ先送りすることは許されないのです。

裁判所は米国防総省に対して、判決後90日以内(4/23)までに、
「普天間代替施設がジュゴンに及ぼす影響を評価するのに必要な
追加情報を説明する文書」の提出を求めています。基地を作るのは
日本政府なので、米裁判所が基地建設を止めることはできません。
しかし、ジュゴンを絶滅させない科学的根拠がなければ、米国は
この基地を使うことができなくなるのです。


昨年9月の報告された大浦湾のアオサンゴについてもお話しいただきました。
アオサンゴといえば、石垣島白保のものが北限のアオサンゴとして有名です。
白保のアオサンゴは5m×5mぐらいのものが、あちこちにたくさんあります。
大浦湾のアオサンゴはさらに北にあるわけですが、50m×30mぐらいの
巨大なもので、中に洞窟状の部分があり、形が変化に富んでいるそうです。
そのためか日本に生息するクマノミの6種のうち5種が生息するなど、
ダイバーにとってとても魅力的な場所だそうです。

大浦湾のアオサンゴは50×30メートル(琉球新報)
大浦湾 巨大アオサンゴ群落の全体像 速報 (沖縄リーフチェック研究会)





クマノミはイソギンチャクと共生し、場所を移動しないので
どこに何匹いるということを公表し、捕獲されないようにした上で
ダイバーの集まるスポットにしたいそうです。ダイバーが集まれば
基地問題が広まるし、地元も潤うので地元の人たちの「守ろう」と
いう機運も高まるだろうということです。

ZAN