ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

【番外編】 おきなわ茶会の報告です

2014年11月30日 | ジュゴンブログ
番外編(SDCCの主催ではなく)として
ぼちぼち続けている「おきなわ茶会」
吹田市にあるコミュニティスペースモモの家でひらいています

26日のおきなわ茶会は、
京都の学生で、辺野古に通い活動を続けている
Kくんを招き、お話しを聴きました。



写真や資料をパワポで示しながら
現地で体験したこと、感じたこと、今考えていることなど話してくれました。



お話を聞いてみんなで感想などシェア
ひとりひとりの声を聞く時間がとても貴重です。
まず、Kくんの18歳という若さにみんな元気をもらいました

「海保が安全のためとカヌー隊を暴力的に確保する様子をみて、
 自分はどうだろうか?と振り返り、 保育の仕事をしているけれど、
 子どもたちの手を無理に振りほどくといったことがあったりして、
 もっと丁寧に話して接していくことがをしていきたい…」
「調査船に乗る海人の話をきいて、賛成、反対だけでは
 わりきれないものがあって、いろんな視点でみていきたい」
「沖縄は、稲嶺市長を選び、翁長知事を選んで、すごいと思う。
 衆院選があるけれど、自分は大阪で準備ができているだろうか、、、」

辺野古の現場の状況を知り
そのことを自分に引き寄せて考える
問題と暮らしをつなげていく
そんなふうに話し合えてよかったです。

合間にお食事タイムがあって、ほっこり
今日のメニューは、ブリ大根と豆乳スープ

人参の胡麻和え、ポテトサラダ、きぬさやのナンプラー炒め、キッシュでした


気持ちもお腹も満腹~となりました。

衆院選、なんとも釈然としませんが、あるからには参加せねば
    自分の暮らしに引き寄せて、しっかりと選択しないとね。



11月28日政府交渉

2014年11月29日 | ジュゴンブログ
11月28日(金)に防衛省、環境省、外務省と1日交渉を行いました。
各省には交渉の冒頭に、
沖縄県知事選挙に表れた沖縄県民の「もう基地は要らない」との思いについて海勢頭代表から各省にコメントを求めました。

各省の担当からは、困った顔で「個々の選挙のコメントはできない」と回答しました。

また、環境省には「ジュゴンの海を埋め立てることに反対します」署名11,355筆(累計87,716筆)を提出しました。
防衛省、外務省にはそのむね報告しました。


各省からの回答は以下のとおりです。

(防衛省)
1.第2回環境監視等委員会の議事録が5ヶ月経た現在、公開されていないことについて謝罪しました。
委員との間で議論内容の整理に時間がかかっているとの理由です。
また、中仕切り護岸工事前には環境監視等委員会は開催することを約束しました。
中仕切り護岸工事は契約が終わり着工の準備に入っていますが、
日程を明らかにしませんでした。

2.ジュゴン訴訟(再開審理の口頭弁論は12月11日)について、
日米間で情報交換していることを認めました。
しかし、ジュゴンの歴史的文化的意義について米国から照会があったかどうかは答えませんでした。
環境影響評価書(補正)の英語訳全文を送っていないことについては、
HP.に公開しているので国防総省が必要ならば訳せばよいと居直りました。

(環境省)
1.大浦湾西側の海草などについては生物多様性の保全の観点から重要であることは認識している。
ラムサール条約事務局から要請された情報提供については、
11月3日ラムサール条約アジア地域会合で環境省から
「環境アセスメントが終了して、適切に環境配慮が行われると認識していると報告した」と
防衛省のお先棒を担いだ報告をしたようです。

2.辺野古アセスメントで予測に誤りがあったとの指摘については、
事業者が自ら環境影響評価を行うものなので、環境省がやり直しを求めるものではない。
また、環境省が辺野古に特化して動くことはできない。
沖縄の特異な生態系を保全する観点からの取り組みになると縦割り行政の中での仕事に安住しているようです。

3.アルゼンチンアリ対策は巣を駆除することだ。
農産物被害というより沖縄のアリの絶滅など生態系を守る観点からの対策になる。
防除の技術的なアドバイスはします。


(外務省)
1.外務省と他省(環境、防衛)の役割分担は、条約の締結、解釈など根幹については外務省が、
条約を踏まえて法律作成など具体的な措置を実行することについては各省庁になる。

2.北米局日米地位協定室は普天間移設の問題は防衛省と必要に応じて意見交換している。
ジュゴン訴訟は防衛省が主体です。

3.「5年以内の運用停止」について、安倍内閣は「相手があることだが努力する」といっている。
「運用停止」の内容は仲井真県政の意向を伺いながら進める。
2022年代替建設事業完成のプログラムとリンクしているかどうかは別として、個々に頑張るようです。

*代表まとめ
 来年は戦後70年。ジュゴンは歴史的文化的動物であるとの認識を持つべきで、
 SDCCは日本の国政のおかしさを正していくと、役所仕事を批判して交渉を終えました。
 次回交渉は来年4月中旬の予定です。

 ジュゴンの保護者より

じゅごん茶話会をひらきました♪

2014年11月27日 | ジュゴンブログ
ぼちぼち
ゆる~りと
続けている“じゅごん茶話会”

秋は美味しいものがいっぱい
今日は柿をおやつに
ゆんたく(おしゃべり)しながら

辺野古の浜に結ぶピースリボンを
せっせと作りました
ジュゴンと一緒に~


こんなにたくさんできました


美しい辺野古の浜が、フェンスで分断されている
向こう側は米軍基地
戦争のための訓練をしている
米軍が沖縄で

今、基地のゲート前で座り込みが続けられている
辺野古の海を守るため
新しい基地を造らせないため

「NO BASE」
「ジュゴンを守れ~」
「母なる海」
「命どぅ宝」
フェンスにいっぱい結んで、思いを表現する


(今年のじゅごんの里ツアーで、参加者のみんなでリボンを結びました)



ピースリボンと一緒に
大阪の街頭でメッセージを集めたバナーも届けます




次回、12月のじゅごん茶話会は
12月18日(木)14時~16時
クリスマスバージョンですよ~





11/23 大阪京橋街頭行動

2014年11月26日 | 活動報告
11月23日(日)、大阪京橋のOBPへの連絡橋で、
毎月一度の街頭行動をしました。


オナガさん勝利の新聞を貼りだすと、通りがかりの皆さんが
結構見ていかれました。注目度高いです~
政府が、基地NOの民意を踏みにじり、選挙後すぐに海上作業を強行しようとしたこと、
それを、現場に集まった人々が体を張って止めたことなども
関西のみんなに知ってほしい~。
 辺野古工事 海上作業を延期 政府が衆院選に配慮


天気も良くて、人通りが多かったです。
手渡したリーフレットを読んでから、戻ってきて署名してくれる人もいました。
辺野古のことを知っている人も多いのですが、知らなかったという人も、
説明を聞いて「ぜひ、署名させてください」


折り紙をくばるジュゴン。
皆さんに喜んでもらいました~

ZAN

大阪アクションのイベント 11月29日(土)19時~知念優幸さんと語ろう!のご案内

2014年11月22日 | ジュゴンブログ
全国を旅し、沖縄問題を語る知念優幸さん
どうぞ、彼のトークを聴きに来てください

お話を聞き、そして語り合いましょう

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         知念優幸さんと語ろう!
         11月29日(土)19時~
         @住まい情報センター
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大阪アクションブログ 


沖縄の若者が、大学を休学し1年かけて
全国を旅しています。全国各地での講演は
100回を超え、11月に再び大阪にやってきます。

今、何を感じ、何を思い
そして、私たちに何を伝えてくれるでしょう

どうぞ、知念優幸さんのお話を聞きに来てください


日時:2014年11月29日(土) 
     18時半開場 
     19時~知念優幸さんトーク
     20時~フリーディスカッション
場所:大阪市立住まい情報センター・5階研修室
     地下鉄天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より連絡
     JR環状線「天満」駅から北へ約650m
     アクセスはこちら
参加費:無料


◆知念優幸さんプロフィール
2010年8月、沖縄キリスト教学院大学・短期大学の学生で
立ち上げた「TEAM琉球」の創設者兼代表。
「TEAM琉球」は沖縄を楽しく学ぶことをテーマに
沖縄戦跡めぐりや修学旅行生への平和ガイドなどを行っている。
2014年2月、鹿児島から全国ひとり旅をスタート。
沖縄の米軍基地問題を訴えて全国各地を回る。

琉球新報の記事より
基地阻止 若者諦めず キリ学3年・知念さん、全国行脚し訴え

知念優幸の全国一人旅 フェイスブック


主催:知念優幸さんと語ろう!実行委員会
協賛:ストップ!辺野古新基地建設!大阪アクション

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11/15-16 大阪自然史フェスティバル2014

2014年11月20日 | 活動報告

大阪長居公園内にある自然史博物館で開催された
大阪自然史フェスティバル2014にブース出展してきました。
SDCCは、昨年から出展しているのですが(昨年の報告はこちら)、
今年は去年よりブースが増えて100以上、入場者も2日間で22300人と大盛況でした。
(後ろに写っているのは、2万年前まで大阪にもいたナウマンゾウです。
ちなみに、ゾウとジュゴンは近縁です


ブースでは、辺野古・大浦湾の生きものや「ジュゴンってどんな
生きもの?」のパネルを展示。
ジュゴン博士になろうと「ジュゴンクイズ」にチャレンジしてもらいました。


辺野古の状況をお話すると、「今までよく知らなかったけど、大切な問題ですね」
「もっと勉強します」と興味を持ってくれる若い方、沖縄県知事選に注目している
という方なども多く、署名もたくさん集まりました。


ちょうど、「15日はジュゴンの日♪」
館内を道ジュネーしました。(上はナガスクジラの骨格標本)


ジュゴンがジュゴン折り紙を配ると、子どもたちが大喜び








かわいいお手伝いさんが、リーフレットを配ってくれました


着ぐるみ仲間が集合


お天気も良くて、紅葉が始まったお庭もきれいです。


お隣のブースは、おりがみアクション。いつも子どもたちでにぎわっていました。

 


面白そうなブースがいっぱい出ていましたよ。


また来年、ジュゴンとゾウのコラボができるかな

ZAN

沖縄知事選挙勝利~新たな闘いのステージに

2014年11月18日 | ジュゴンブログ

花束を渡した娘さんたちを抱擁する翁長さん(壷川の選対事務所)


支持者を前にお礼と決意(壷川の選対事務所)


翁長さん夫妻と稲嶺名護市長(壷川の選対事務所)

11月16日、オナガ雄志・県知事、城間みきこ那覇市長が誕生しました。W勝利です。

辺野古・大浦湾の埋立て反対、県外・国外移設、普天間の即時閉鎖・撤去、オスプレイ反対を求める建白書路線、民意の勝利です。
知事選挙の投票率は64.13%(+3.25%)で、オナガさんは36万820票。
仲井真知事に10万票の差をつけ、投票総数の過半数を占めました。
城間みきこ新市長は10万票を獲得し、自公推薦の市長候補に勝利しました。
沖縄の誇りある豊かさを求める県内外の人々の思いがW勝利を実現しました。




選挙戦最終日の打ち上げ集会7500人が参加(11月15日県庁前)

さらに注目すべきは、県議補欠選挙で3議席のうち2議席で勝ったことです。
名護市区では、今年1月の市長選挙で稲嶺市長に敗れた末松元県議が、
補欠選挙でもオール沖縄・無所属候補(共産党元名護市議)に敗北したことです。
埋め立て反対の民意はますます鮮明になっています。
那覇市区でもオール沖縄・無所属候補(共産党前那覇市議)が当選しました。


呉屋選対本部長・金秀会長(壷川の選対事務所)

建白書路線の象徴的な事例です。呉屋選対本部長・金秀会長は「沖縄県民の尊厳を回復した」。
平良選対副本部長・かりゆしCEOは「これで良い正月が迎えられそうだ」と仲井真知事を痛烈に批判しました。

 政府防衛省は沖縄県知事選挙での民意を無視し、「辺野古・大浦湾の埋め立て計画を予定通り進める」としています。
埋め立て反対の闘いは、オナガ新知事誕生で、新たなステージに到達しました。
オナガ知事は「名護市とも意見交換しながら、知事権限を使い、あらゆる方法で辺野古・大浦湾の埋立て計画を止める」と発言。

稲嶺名護市長も「これで辺野古移設案は必ず止めることはできる」と決意を新たにしています。

那覇市民に訴える稲嶺市長(11月13日久茂地交差点での政談演説会)

防衛省は埋め立ての設計変更を沖縄県に提出しています。
辺野古漁港を埋め立てて作業ヤードにすることに名護市が反対しているからです。
オナガ知事は変更申請書を厳密に審査することから始めると明言しています。
12月11日はサンフランシスコ連邦裁判所でジュゴン訴訟の再開を審査する審理が始まります。
私たち原告側の主張が通れば、埋め立て工事はストップします。
沖縄県知事選挙を担った沖縄での闘いと連帯して、
新たな闘いのステージを担いたいと思います。

市民ネットのメンバー(11月15日最後の朝立ち後)

 ジュゴンの保護者より

11/9 第6回北千里駅前チャリティフェスタ 参加報告

2014年11月17日 | 活動報告
大変遅くなりましたが、11/9の報告です。
4月6日の第5回に引き続き、第6回のチャリティフェスタに参加してきました。


2011年の震災後、年に2回開催されているチャリティフェスタですが、
今回は、沖縄の基地問題も大々的に取り上げていただき、
SDCCからもステージで辺野古・大浦湾の状況や、沖縄知事選についてなど、
20分ほどお話しをさせてもらいました。


ブースでは、いつもどおり、ジュゴングッズを販売。
「春にも買ったんだけど、かわいくて好評だから、また買うわ」と
いうかたもちらほら。このフェスタの常連さんも結構いらっしゃるようです。


署名もたくさん集まりました。
「オナガさんの総決起集会(@セルラースタジアム)に行ってきたよ」という人や、
辺野古に行ったよという人たちと、いろいろお話し出来ました。
たまたま通りかかった動物好きの方、はじめは「沖縄の基地は、
経済とかいろいろややこしいんちゃうの」と言ってたのが、
「いや、金とかものとかと違う世界にせなあかんよな。わしはそう思う」と
署名してくださったのも、うれしかったです。


大阪市西区にある手作り菓子An-Sanが、この日のために作られた
かわいいジュゴンクッキーです
食べるのがもったいない~、といいながら食べました。
とっても美味しかったです


脱原発紙芝居『ヌークスくんとおひさま』
原発のこと、楽しくわかりやすく伝えられてます。


「今まで興味がなかったという人たちにも、広く伝えていくために、
こんな工夫をしています」というお話しの中で、10/11の満月まつりの
取り組みの報告をされました。


おとなりのブースには、ひつじがいっぱい。
阪大モンゴル語学科准教授の今岡良子さんによるフェルトを使った羊づくりの
ワークショップ「可愛い羊のフェルトのお人形を一緒に作りましょう^^」
ステージでは、モンゴルの核廃棄物最終処分場建設についてなど
お話されました。


ステージには、音楽バンドもたくさん登場
とても盛り上がりました。
天真爛漫さんは、三線とジャンベで沖縄の音楽を奏でられました。


フィナーレでは、フェスタを担ったみんながステージへ。
SDCCからも一言

雨が降ったりして寒かったのですが、熱い一日になりました。
ありがとうございました

ZAN

沖縄知事選 オナガさんが勝利!

2014年11月17日 | 基地と沖縄


沖縄知事選:県民の選択ぶれず 移設反対「心一つ」(毎日新聞)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に、沖縄県民は「ノー」を突きつけた。16日投開票された沖縄県知事選は「辺野古に新基地は絶対に造らせない」と訴えた前那覇市長の翁長雄志(おなが・たけし)さん(64)が初当選した。

毎月15日はジュゴンの日♪  

2014年11月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

  

明日は沖縄県知事選挙投票日 
言いたいことはありますが・・今日のところはお口にチャック
明日はバンザイできますように

     

今回の選挙から大手スーパー店内に期日前投票場所が設けられています
まだ「那覇」だけ、2店舗ですが主婦や若者の投票率UPに繋がるといいですね

  

さて、先週の日曜日沖縄国際大学に「宮古島の神歌の世界」というシンポジウムがありお邪魔しました
SDCC代表海勢頭豊さんも見に来てくれましたよ~

  

その校内の掲示板でこんなポスターもありました。
今の若者たちも熱いじゃないか~

  

先月の海勢頭さんのコンサート会場受付で自作の歌を詠んでくれた殿方の作品をご紹介します

  ザン涙
     外の土石に
        アマモ消ゆ      去年、現知事が埋め立て承認をした日に詠んだ歌

  汗流す
     裏では
       県民血流す       防衛大臣の言葉に寄す


この選挙できっとまた新しい歌を詠んでいらっしゃるでしょう