ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

国際会議場内の様子

2010年10月29日 | 活動報告

COP10会場は名古屋市熱田区にある名古屋国際会議場です。
この中で生物多様性に関する様々な話し合いが行われました。
COP10会期中はまわりが塀で囲われ、パスがないと入場できませんでしたが、
SDCCスタッフは事前登録をして、パスをゲットしました。


入口の前にある巨大な像。何か意味があるのかな?


中に入ると大きな吹き抜けの空間が広がっています。


会議室の前には、何十台ものパソコンが並んでいて、
自由に使うことができます。


CBD市民ネットの部屋。
みなさん、リラックスした様子で作業されていました。


リラックスしすぎか、忘れ物の山


NGOのお知らせやリーフレットなどもいっぱいあります。


海外の方たちに読んでもらえるよう、
各NGOが、がんばって英語版チラシを作っています。


SDCCのリーフレットももちろん設置
沖縄・BDネット、泡瀬、祝島のチラシもありました。


本会議参加者の憩いの場。おしゃべりもはずんでいます。
ここでチラシを配ったり、署名を集めたりしたかったのですが、
止められてしまいました。IUCNの会議では、バンコクでも
バルセロナでも、自由に署名集め出来たのに・・・。
政府間会議だからなのでしょうか?
COP9(ボン)ではどうだったのかな??


ここは白鳥公園(エキスポゾーン)。
海外のブースもあるし、国際会議場のすぐ前なので、
海外参加者も、ちょこちょこ出て来てブースのぞいていました。


こちらは、熱田神宮公園(フェスティバルゾーン)。
白鳥公園からは、橋を渡った向こう側にあるので、
国内参加者には、来てもらえましたが、
海外の方は少なかった~
そこで、私たちは橋を渡って、白鳥公園にも
アピールに出かけましたよ

その様子は、また今度報告します

ZAN

10/23舞台「フクギの雫」 参加報告

2010年10月29日 | 活動報告
10/23(土)前日に引き続き、天白文化小劇場で
沖縄・BDネット主催の舞台「フクギの雫」が上演されました。


「フクギの雫」は宮森小学校ジェット機墜落事故のことを描いた舞台です。
1959年沖縄県石川市の宮森小学校に米軍戦闘機が墜落し、
17人が犠牲になりました。事故後51年たった今も、遺族の
悲しみは消えないし、米軍による事故の危険性は今もなくなっていません。


舞台では、当時の小学校の担任の先生や子どもを亡くした親(今はおばあに
なっています)の語り、歌や踊りで、事故当時の状況だけでなく、
現在の課題まで表情豊かに表現されていました。
ハーフセンチュリー宮森の皆さんの素晴らしい舞台に感動しました。


ロビーで署名集めをさせていただきました。
二日間にわたって、ブースを出させてくださった
名古屋の皆さんに感謝です。


熱演された‘おばあ’や、現在の宮森小学校の校長先生(役)の
方たちと記念撮影


翌日、COP10の白鳥公園会場で再会
読み聞かせもさすがのうまさ


歌声もステキ

この舞台を見ると、51年前と変わらない今の沖縄の現状を、
変えたい、何かしたいという思いに駆られます。
本土でもっと公演が広がればいいな、と思います。

ZAN

2010年国際ジュゴン年&国際生物多様性年

10/22生物多様性シンポジウム&沖縄の歌と踊り

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
名古屋ではCOP10関連イベントもたくさん開催され
SDCCも色んなイベントに参加しました。


10/22(金)天白文化小劇場で開催された沖縄BDネット主催の
シンポジウムにブース参加させていただきました。
グッズがたくさん売れて、署名もいっぱい集まりました
ありがとうございます。


ロビーには、ワシントンポストに載せた意見広告の写真など
たくさんの写真が展示されていました。


11月沖縄知事選に出馬する伊波洋一さんへの激励メッセージを
届けましょう 寄せ書きコーナーです。


命どぅ宝あいち、NO BASE辺野古☆名古屋など
名古屋のグループの皆さんが、早くから集まって
ロビーの準備をされていました。


とってもおいしそうな天然酵母のパン
サーターアンダギーも3つ100円でお買い得


まず、沖縄の歌と踊りが披露されました。
プログラムの詳細はこちらです。


続いてシンポジウム
ひとりめは、真喜志好一さん
テーマは沖縄の基地問題(普天間基地返還と辺野古新基地建設)
「普天間の返還と辺野古の基地建設は別々の問題です」       


ふたりめは伊波義安さん
テーマは生物の宝庫・やんばるの森と高江ヘリパット問題 
伊波さんは奥間川流域保護基金 でナショナルトラスト運動をされています。
         

三人目は小橋川共男さん
テーマは世界の宝 泡瀬干潟をラムサール条約の登録湿地へ 
泡瀬干潟の素晴らしい生きものたちの写真を披露してくださいました。         

終了後の質問「名古屋市民に期待することは?」に対して、
“沖縄のことをもっと知ってほしいし、学校教育の中で
現代史をしっかり教えることが必要。”
“沖縄を変えることが日本を変えること、ネットワークを
広げていきましょう。”

沖縄では平和・人権・環境問題が特に顕著に結びついています。
生物多様性を守ることがいのちとくらしを守ること。
COP10を機会に、ネットワークが広がっていきます。
みんなで力を合わせて、政治を変えていきましょう。

ZAN

10/26南山大学で講義

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
10月26日(火)、COP10をちょっと抜けだして、
名古屋の南山大学(瀬戸キャンパス)に行って来ました。


呼んでくださったのは、南山大学総合政策学部の目崎茂和教授(サンゴ礁保全研究)。
ジュゴンとCOP10のことを、環境関係の2コマの授業でお話しさせていただきました。
こんなすごいところで話をするなんて・・・ドキドキ


まず、沖縄ジュゴンの置かれている厳しい状況と
政府がジュゴンの海を埋め立てる基地建設を強行しようとする中、
地元の名護市では「基地に頼らない地域作り」を
進めようとしていることをお話ししました。


続いて、地元の人たちが、座り込みやピースキャンドルなど
粘り強い行動を続けていること、みんなに知ってもらうために
SDCCが大阪や東京で様々なアクションしていることを紹介しました。


IUCNのジュゴン保護決議や、それに基づいて第1回の
ジュゴン保護国際会議がアブダビで開かれたことなど、
世界のジュゴン保護の動きと、SDCCの取り組みもご紹介。


上から見るとこんな感じ。
とても熱心に聞いていただき、質問も出ましたよ。

集まったたくさんのアンケートから
「自分にもできることをしよう、もっと関心をもっていきたい」
「沖縄の基地問題はどこか他人事と思っていたけど、
すごく身近な問題だと実感、日本全体で考えないと」
「ジュゴンを守るということは、単なる環境問題だけでなく
 平和の問題、世界とつながっていることなのだと知り
 今の社会をというものを私たちが考える良い機会になりました」

若い人たちが、興味を持って出来ることをはじめてくれたらうれしいです


目崎教授には、鳥羽水族館ツアー写真展など常日頃お世話になっていますが、
今回こんな素晴らしい機会を与えてくださり大感謝です。

ZAN

COP10~23日フォーラム

2010年10月28日 | ジュゴンブログ
10月23日午後、
COP10会場でフォーラム「沖縄ジュゴンと国際責任」を
開催しました。
参加者は85人。イラクの政府代表を含めて海外からも参加しました。
詳しくは別のブログで。

沖縄タイムス(10月24日)で、
SDCCのフォーラムが取り上げられましたので
全文を掲載します。



記事のpdfはこちら



COP10~グローバル対話フォーラム

2010年10月27日 | ジュゴンブログ

10月27日午前、
名古屋の生物多様性条約(CBD)COP10で、
「国連生物多様性の10年と、それに向けたNGOの活動」
のフォーラムが開かれた。出席者は100人。


国際会議場内では、菅首相が閣僚級会議で
「国連生物多様性の10年」決議の採択を条件に、
途上国が国家戦略を作成し実践するために
3年で20億ドル支援すると発言したとの速報が入った。


冒頭、田島一成前環境副大臣から政府の取り組みが報告。

つづいて、CBD市民ネットから
2010年目標の失敗をふまえて、
「国連生物多様性の10年」とCBDの枠組みを越えて、
米国を巻き込むために国連の枠組みを活用する
NGOイニシャティブ・NGO宣言が提案されました。


NGOの活動計画を、コスタリカの世界湿地ネットワークや
がけっぷちの生物多様性キャンペーン実行委員会とともに
SDCCが「活動計画」を報告しました。


「基地ではなく、ジュゴン保護区」の実現に向けた
2008年IUCN決議(スペイン)や、
今年10月のジュゴン保護覚え書き第1回署名国会議(アブダビ)での取り組みを報告。

日本政府は技術力や資金力を求められているからこそ、
2012年第2回署名国会議に参加する国際責任があります。

また、COP10議長国の今こそ、
種の保存法の改正を実現することは可能です。
そのために、現在集めている署名の提出(約4万筆)と交渉や、
アブダビ会議とCOP10の報告など、
2012年IUCN(国際自然保護連合 韓国・チェジュ島)
にむけた活動を進めていきます。

 ジュゴンの保護者より

三多摩ジュゴンより報告

2010年10月25日 | ジュゴンブログ
COP10開催中国分寺からもご報告を頂きました

 

国分寺市民文化祭本多公民館会場ーグループ写真展を準備して下さった
三多摩ジュゴンの会の方々です

  

写真展の設営ー飾り付けを終わって記念写真の1コマだそうです。
ジュゴンブースの写真展参加も5回目との事

 

今回は展示内容も一新し、COP10の最新情報も加えた内容にしてくれました
署名ボードやジュゴン折り紙も一緒に並べてくれています ありがとうございます



話は変わりますが 郵便局でCOP10記念切手を発見しました

 

日本の風景と生き物の80円切手10枚セットです。 残念ながらジュゴンはノミネートされてなかったけど
石垣島の玉取崎がハイビスカスと描かれています

    

記念切手で海外から参加した人がエアメールを出すのも思い出になりますね。
10月18日 開会式付けで発売されたそうです。 記念にいかがでしょうか?

COP10 25日の報告

2010年10月25日 | ジュゴンブログ

本日、25日のCOP10の報告です。

本会議場内の各国旗(193の国と地域)です。
3号館から4号館へ行く渡り廊下に整列してます~!



NGOと先住民のミーティングでスピーチするSDCC代表です。
平和の象徴としてのジュゴン意義と沖縄の基地の問題を話し、注目されました!



NGO共同宣言の発表がありました。
辺野古の問題もジュゴンとともにアピールしました。



    報告:ごんばな(代理)


10/20朝日新聞に掲載されました

2010年10月25日 | 活動報告
すこし前ですが、10月20日の朝日新聞朝刊19面の
「フォトクリップ 13日~18日」で、COP10会場での
沖縄ジュゴン保護パフォーマンスが掲載されました。



一緒に載っている写真は、なんとチリの落盤事故救出
の写真です。
記事のPDFはこちら(6M)

「基地ではなくジュゴン保護区!」のアピールが
注目されてとてもうれしいです。

COP10 最後までがんばろう!

☆じゅごん





COP10番外編~名古屋を堪能~

2010年10月25日 | ジュゴンブログ
COP10も中盤の24日。
帰路につくSDCCスタッフと見送りがてら
名古屋駅前を歩きました。(ちょびっと)


名古屋市内は街のいたるところに
COP10を盛り上げるような看板があちこちにありました。


地下鉄の車内もCOP10だらけ!


名古屋のテレビ塔もCOP10に合わせて
緑になっていると聞きました。


名古屋の待ち合わせで有名なナナちゃん人形を見学。
デカイ!今日の衣装は高校生が作った作品でした。

その後は名古屋名物味噌煮込みうどんを堪能。
有名な「山本屋本店」に行きました。

並んでいたので、むっちゃ待たされるかと思いきや
意外とスムーズに流れて15分くらいで着席できました。
食べてビックリ。味噌煮込みうどんって固~~い!!
ちゃんと煮込んでるの?と思いたくなるような食感でしたが
味はおいしかったです。

COP10は29日まであります。
残っているSDCCスタッフの皆さん、もうひとがんばり!
疲れもピークかと思いますががんばってください~!!

       報告:ごんばな