ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

7/26全交in大阪 国内外から設計変更不承認の声を!

2020年07月29日 | 活動報告

7月26日、2020全交in大阪の2日目、分科会⑩として
「国内外から設計変更不承認の声を!」を開きました。


蜷川共同代表が、パワーポイントでこの1年の動きと現状 についてお話しました。
そして防衛局の設計変更申請の問題点を指摘し、意見書の集中を呼びかけました。
SADCCでは、どなたでも意見書が出しやすいように「意見書はがき」を作成しました。
意見書はがきのダウンロードや意見書提出について詳しくは、不承認を求める意見書を沖縄県に出しましょう!


今回の分科会は、Zoomで東京都もつなぎました。
首都圏、関西から活動報告やイベントの提案などを行いました。


受付です。コロナ対策はばっちり!


ジュゴングッズです。

今回は、世相を反映してマスクが人気
政府には収束に向けてしっかりした政策を求めたいです
(アベノマスク8000万枚の追加はいりません)。

ZAN

4か月連続ジュゴンの鳴音(大浦湾工事区域内K4地点) 沖縄防衛局はIUCNに調査資料の提出を!

2020年07月29日 | ジュゴンブログ

7月28日(火)に沖縄防衛局は第27回環境監視等委員会を開きました。
資料5「工事実施状況」の「ジュゴンの生息状況について」で、
大浦湾工事区域内のK4地点付近で2,3月につづいて、
4月は7日(うち2日は工事時間帯)、5月は10日間ジュゴンの鳴音が
確認されたことを明らかにしました。

(参考)6月15日ブログ「まずK4地点の食み跡の潜水調査と運搬船の夜間航行を中止せよ」
(参考)沖縄タイムス7月30日


議事録はまだ発表されていないので沖縄防衛局の見解は分かりませんが、
潜水調査を求める世論に押されて5月16日に潜水調査を行い、
水深20メートルのところにジュゴンの餌場ウミヒルモがあることが明らかになりました。
しかし、「(ジュゴンではなく)人工物の音ではないか」と逃げ口上を始めています。

私たちは防衛省交渉で幾度も、
「埋め立て土砂輸送船のエンジン音とジュゴンの鳴音の波長を比較すべき」
「ジュゴンが交信しにくいのではないか」など要求してきましたが、
「環境アセスの調査項目に入っていない」と防衛省は居直ってきました。
都合が悪くなると資料を隠したり、削除したりする安倍内閣ですから、
沖縄防衛局はジュゴンの鳴音など関係資料を、
国際自然保護連合(IUCN)など提出して検討すべきです。

 ジュゴンの保護者より




7/16ぶどうの木保育園に行ってきました

2020年07月17日 | 活動報告

7月16日、京都のぶどうの木保育園に行ってきました。
毎年年長さんが沖縄へ平和キャンプに行く前に、
沖縄のこと、ジュゴンのこと、基地や平和のことをお話しさせていただきます。


最初に、ジュゴンが泳いでいる映像を見た後、
沖縄の気候、植物、動物、食べ物についてお話ししました。
子どもたちは、目をキラキラさせて聞いてくれます。
知ってることがあったら、「知ってる~!」と大興奮。
庭先に実っているパパイヤの写真には
「あっパパイア~!きのう食べた~。」


それから、ジュゴンについて。
クイズをしながら、ジュゴンのからだのこと、食べ物、大きさなどについてお話ししました。


ジュゴンクイズです。
ジュゴンは何を食べるでしょうか?
「はい!」「ジャングサ~」


ジュゴンの大きさはどれぐらい?
ぬいぐるみぐらいの小さいサイズだと思っていた子もいました。
「こんなに大きいん
実物大のジュゴンを貼ったバナーでを見て、驚く子どもたち。
「ジュゴンのおっぱいはどこでしょう?」の質問には、
ここ!ここ!と指さしてくれました。


今、ジュゴンは数が減って絶滅の危機にあること、
ジュゴンの海は、たくさんの生き物が棲む素晴らしい海、
その海が基地建設で壊されそうになっていること、
たくさんの人が、がんばって反対し続けていること・・・、
子どもたち、真剣に聞いてくれて、
「ジュゴンを守る人になってね」に「は~い」と元気に手を挙げてくれました。


じゅごんちゃんからプレゼントをもらって、とても喜んでくれました。

今年も素敵な平和キャンプになりますように!

ZAN

毎月15日はジュゴンの日♪  

2020年07月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 7月15日はマンゴーの日

   

 

   



   



     サガリバナ

なんだけどいつもと同じ季節が・・・ Withコロナで盛り上がらないなぁ

     

でも、まだ先は長い付き合いになりそうだから、気を抜かず注意していきましょう
 梅雨の豪雨で被害がたくさんでましたね。自然災害にもお気をつけください


米国政府委員会に沖縄ジュゴン保護の要請書~71市民団体が賛同

2020年07月11日 | ジュゴンブログ
7月10日、米国政府の独立機関である海洋ほ乳類委員会(MMC)に、
沖縄ジュゴン保護を求める要請書を送りました。


          (2014年MMC)
MMCは2009 年にはハワイのホノルルにおいて、
2014 年と 15 年にはメリーランド州の MMC の本部において、
私たち市民団体に沖縄ジュゴン保護について懸念を述べる機会を与えてくれました。

     (IUCN Drマーシュ)
また 昨年9月、国際自然保護連合(IUCN)の海牛目専門家グループが
三重で開催したワークショップに財政的支援を行ってくれました。

これまでの経過をふまえて、
要請書では、国防総省が日本政府の欠陥アセスメントと保全措置をふまえて、
ジュゴン訴訟で主張した「大浦湾にジュゴンはいない」「基地はジュゴンに影響なし」を
検討し、コメントを求めるものです。
CF.7月11日沖縄タイムス「71団体米側に緊急要請~沖縄ジュゴン保護独自検証を求める」


私たちはMMC要請書を国際的に広げる中で、
7月下旬から始まる辺野古埋め立て設計変更承認申請に国内外から意見書の集中を求めます。
ジュゴン訴訟では手続法である国家歴史保存法の限界(2014年4月までが訴訟対象)で敗訴しましたが、
ジュゴン保護は訴訟の対象であることを裁判所が認めた成果があります。
沖縄ジュゴン保護の国際世論をさらに広げたいと思います。
CF.2月29日ブログ「ジュゴン訴訟控訴審に参加して」
CF.5月17日ブログ「軟弱地盤改良工事の設計変更承認申請を国際連帯で却下しよう」

 ジュゴンの保護者より。





7月のじゅごん茶話会のご案内~7月30日(木)14時~@京橋事務所

2020年07月09日 | ジュゴンブログ
大雨続きですね、、、
各地で洪水、、、
被害があまり大きくなりませんように
支援が行き届きますように



7月30日(木)にじゅごん茶話会をひらく予定です
※状況によってはお休みする場合もあります

コロナ禍もまだまだたいへんですし
大雨による被害もたいへん
気候危機の現実をひしひしと感じます

コロナ禍も気候危機も、根本の原因は人間の拡大志向の経済活動にあると思う
果たして私たちは変われるだろうか

いろいろなことをゆんたく(おしゃべり)しましょう
辺野古の近況を報告、できることの紹介もします

どうぞ気軽にご参加を!
※マスクの持参をよろしくお願いします。無理のない範囲でご参加くださいね

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じゅごん茶話会のご案内

 2020年7月30日(木)14時~16時くらい
                         


辺野古をとおして、平和や環境のこと
学んで、語り合って、考えて、できることに取り組んでいきたい
辺野古の最新情報をお伝えします
DVDを観たりもします
その時にできることをしています

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:200円

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)

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沖縄、伊江島の阿波根昌鴻さん
米軍から土地を取り戻す、生活の中から平和運動を続けられた
「平和の武器は学習」「人を幸せにして 自分も幸せになる 平和学習をしましょう」
と言われた言葉をかみしめて学びの場を続けていきたいと思っています

「この世の素晴らしいものはみんなタダ
 愛情 太陽 勇気 想像力 好奇心
 それが私の生き方である」(伊江島通信57号より)

そんな生き方にほんの少しでも近づきたいなぁ





7/6 辺野古に基地はつくれない 沖縄現地報告会 参加報告

2020年07月08日 | 活動報告
7月6日(月)尼崎すこやかプラザで開催された
「辺野古新基地はつくれない 
直ちに工事中止!辺野古予算をコロナ対策に回せ! 沖縄現地報告会」
に参加してきました。


メインの報告は、「あつまれ辺野古」「沖縄ドローンプロジェクト」の奥間政則さん。
「問題だらけの新基地建設」と題して、1級土木施工管理技士という専門家の立場から
基地建設の問題点を指摘されました。


地質学の専門家らでつくる「沖縄辺野古調査団」が
辺野古断層を地震を起こし得る「活断層」と断定するところまで調査されています。
辺野古「活断層」断定へ 
辺野古弾薬庫のそばに活断層とは
本当に危険です。

先日、護岸「震度1で崩壊」 辺野古軟弱地盤で専門家 防衛相に送付
というニュースが流れました。
「護岸工事を強行するのは無謀以外の何ものでもない」に防衛省はどうこたえるのでしょうか。

活断層、軟弱地盤の問題は米議会にも届いています。
軟弱地盤や活断層… 米議会の懸念、辺野古新基地計画に影響 国内議論の契機にも

こんな中、防衛省は4月、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を県に申請しましたが、
とんでもないことです。


奥間さんは、沖縄ドローンプロジェクトの分析担当もされています。
ドローンの画像から、赤土対策がされていないことがわかって(条例違反です)、
防衛局に指摘し、対策を取らせたこともあるそうです。


時間をいただき、ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)からアピールしました。
大規模な地盤改良をするための設計変更には、新たに知事の許可が必要になります。
県は形式審査終了後、一般に公告・縦覧を実施しますが、
縦覧期間中は誰でも意見書を出すことが出来ます。
皆さん、ぜひ沖縄県に意見を出してください
(※意見書については、この掲示版で、またお知らせをしますので、見てくださいね!)


ブースでは、いつものように、ジュゴングッズ販売をしました。


防衛省に工事の中止と、ジュゴンの調査を求める「大騒ぎはがき」も
書いていただきました

平日の晩の企画でしたが、50名以上集まって、みなさん熱心に話をきいていらっしゃいました。
「イージスアショア配備計画は停止されたのに、辺野古は中止にならないのか?」
という質問に、奥間さんは「止めるためには民意が必要だ」とおっしゃいました。
みんながNO!と言えば、辺野古は止まります。
あきらめず、NO!の声を広げていきましょう。

主催のZENKO兵庫の皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました

ZAN