(2010年の大阪全交 SDCCのブースの様子)
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7月30日(土)と7月31日(日)の両日、東京の大田区民センターで
「平和と民主主義をめざす全国交歓会」(全交)が開催されます。
くわしくは http://www.zenko-peace.com/ を参照ください。
SDCCは全交に賛同し、2日 目の31日(日)午前9:30~12:00 大田区民
ホールにて分野別討議を開催します。また2日間通してロビーにブー ス
を出し、かわいいジュゴングッズ販売や署名活動をします。
多くの皆さまの参加をお待ちしております。
分野別討議(12)
1.テーマ 基地ではなくジュゴン保護区を!
名護市民とともに、基地建設中止・保護区を
2.プログラム
開会 9時30分
①海勢頭豊SDCC代表あいさつ
②基調 辺野古基地建設の現状
名護市、名護市議会とのジュゴン保護での関係作りなど
③質疑
④「じゅごんの里ツアー」報告
ツアー映像
<休憩>
⑤意見交流・2012年 韓国済州島で開催される、
国際自然保護連合(IUCN)世界自然保護会議
に向けた取り組みの提案と交流
閉会 12時
6月24日~26日に実施した「じゅごんの里ツアー」では、台風の中でしたが、
名護副市長を訪問し、ジュゴン保護区づくりへの協力関係が具体的にはじまり
ました。11月には名護市とも連携して、政府にジュゴンを種の保 存法の指定種
にするよう対政府交渉を行います。ヤンバルの素晴らしい自然を体験し、地
元で地域おこしにとりくむ青年たちとも交流しました。基調とツアー報告を
通じ「ジュゴン保護区」づくりへの着実な歩みを感じ取っていただけると思います。
また来年は、韓国済州島でIUCN大会が開催されます。これにむ けて「基地で
はなく保護区を」の大きなキャンペーンを広げていきたいです。みんなでア
イデアを出しあいたいと思います。
みなさまぜひご参加お願いいたします。
(昨年の分野別討議の様子)
最後に、全交に参加するSDCC代表で音楽家の海勢頭豊のメッ セージを転載します。
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タンポッポ
チェルノブイリ原発事故から数年経った1990年。風下の放射能汚染地である
白ロシア (現ベラルーシ)の子ども達が、 次から次へと甲状腺癌や白血病に
冒されて死んでいく 惨状を伝えた手紙が、義弟に送られてきた。
義弟はモスクワ科学アカデミーの数学研究員の勤務を終え、名古屋に 戻った
ばかりで あった。だが、問題は手紙の内容あった。
子ども達を治療しようにも、レントゲンはおろか医薬品も無いので、救 援し
て欲しいと の切実な義弟の同僚からの訴えったのである。
電話を受けた私は早速救援コンサートを企画し、義援金を集めることに 奔走。
そのコン サートのテーマ曲として「タンッポ」を作ったのであった。
しかし91年 の晩秋、直接ミンスクやゴメリの病院を訪ねた時は、さすがにこ
の歌は悲し すぎて歌えなかった。
軍拡や宇宙開発競争で疲弊した崩壊前のソ連で、汚染された村の人達の 優し
さは、沖縄と 変わらなかったからである。それが悲しすぎたのであった。
海勢頭豊
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