7月25日(土)午後2時から5時、沖縄市にある農民研修センターで、沖縄・生物多様性市民ネットワークが150人の参加で結成されました。
生物多様性条約市民ネットワークの地域版として、全国に先駆けた取り組みとして注目されています。
浦島悦子さんの司会で、オープニングの知花竜海君(読谷村出身)の歌から始まり、基調講演は「生物多様性条約と市民の取組み」を日本自然保護協会の道家哲平さん。生物多様性条約の成り立ちや意義がIUCN-Jのリーフレットを使って、詳しく語られました。
つづいて、生物多様性条約事務局長ジョングラフさんのビデオ・メッセージ。
NGOが2010年国連国際生物多様性年と10月国際会議に積極的に参加することを呼び掛けました。
休憩後は、高江のメンバーが27日地裁の審問にむけてピースウォークの途中で立ち寄り、演奏とフラダンス、アピールで参加。
Ⅱ部が結成大会の開会。
吉川秀樹さんが設立経過と趣旨説明、規約説明・役員紹介。これを満場一致で採択。
その後、事務局長として承認された吉川さんから、今後の活動が紹介されました。
承認された役員の皆さんは次のとおり(敬称略)。
共同代表3人、伊波義安(環境)、城間勝(平和)、高里鈴代(人権)。
事務局長・吉川秀樹、事務局次長・河村雅代、宮平光一、会計・平良末子、会計監査・岡本由紀子、真喜志好一。
今後の主な活動では、10月11日CBD市民ネット全国NGO集会参加、
10月16日プレCOP10イベントSDCC海勢頭豊コンサート(名古屋)支援。
10月か11月に沖縄・生物多様性市民ネットの第1回目のワークイベント
来年4月か5月に第2回目のワークイベント
来年10月に名古屋での国際会議に参加することなどを決めました。
各団体からの1分間スピーチ。
SDCCからはブース展示と、できたてのチラシを配布して、海勢頭豊コンサートの意義と協力のお願いをアピールしました。
その後、WWFジャパンの花輪伸一さんから挨拶、環境省那覇自然環境事務所長の挨拶で成功裏に終えました。
2010年生物多様性条約国際会議に向けて、また国際ジュゴン年に向けて、
沖縄・生物多様性市民ネットワークの結成はきわめて重要な意義をもつものです。
ジュゴン保護キャンペーンセンターも団体加盟しました。
ジュゴンの保護者