ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

7月のじゅごん茶話会の報告です

2018年07月31日 | ジュゴンブログ
大雨、台風、、、
被害にあわれた皆様お見舞い申し上げます
まだまだ暑い日が続きそうです
なんとか乗り切りましょう

7月26日(木)にじゅごん茶話会をひらきました
ちょっと遅れましたが報告します

今回は辺野古の近況とじゅごんの里ツアーの報告をしてゆんたく(おしゃべり)しました


おやつは、お土産のちんすこうと頂き物のお菓子
そして月桃茶です。月桃茶はレモングラス(ハーブ)のような感じで美味しいですよ

いろいろな情報を持ちよりゆんたく(おしゃべり)の始まり

まず最初は参加者から自己紹介、近況など
・ツアーで読谷村にある恨の碑をみてきました
 戦時の慰安婦、徴用工など、やっぱり戦争はだめと思いを深めました
・地震、豪雨、大雨、土砂崩れ、、、災害大国の日本に原発は危険すぎる
・フクシマが忘れられ、置き去りにされていないか、、、
 大飯原発差し止め、取り消し、、、、
などの話がありました。

そして、最近のニュースから
・「災害ごみが街を覆う 想定の3倍超 仮置き場満杯」
 「延び続ける災害ごみの壁 熊本地震300万㌧処理に2年」
 「服・服・服 作っては捨て 売れ残り廃棄 国内年10億点」
 などの朝日新聞の記事、私たちはどれだけの物に囲まれ、消費して生きているのでしょう
 ほんとうにこれだけのものが必要なのか、、、
 もっとシンプルに
・「AI兵器作らぬ宣言」の記事にぞっとし、「石垣市で自衛隊配備受け入れ」や
 「地対艦日米共同訓練 ハワイでミサイル実射を公開」などの記事に
  どんどん軍事化が進んでいる現状に危機を感じる
などを話し合いました。



辺野古の近況では、翁長知事の埋め立て承認撤回、米ジュゴン訴訟、これからの取り組みを報告

琉球新報より
ジュゴン訴訟 民主主義に期待 実質審理、判事は熟考姿勢 「米裁量権」か「地元との協議」か
軟弱地盤〝急所〟狙う 辺野古埋め立て承認撤回 沖縄県、護岸設計の提出要求
「豊かな海 殺すのか」 抗議の声 国に届かず 辺野古護岸開口部閉鎖

それから、お茶タイムでほっと一息ついて
後半はじゅごんの里ツアーの報告をしました
ツアーに参加した方々からの感想も!


ツアーの報告は別途ブログにアップしているのでそちらをみてくださいね



去年、米軍ヘリの部品が落下した緑ヶ丘保育園、ヘリの窓枠が落下した普天間第2小学校
今も変わらず、米軍ヘリ、オスプレイは飛び続けています。
子ども達は日々危険にさらされているのです

『なんでお空からおちてくるの?』
こどもたちの声に保護者達が行動を起こしました
この声に応えていかなければなりません、私たちが

あと、豊里友行写真集「おきなわ辺野古 怒り・抵抗・希望」を紹介

それから、今回のツアーに参加した奈良のメンバーがツアー報告を掲載した「おりづる」を
持って来てくれました。報告会も企画されています。
周りに広がっているのが嬉しいです

最後に沖縄の会のYさんの
「国が法律を守れば、辺野古に新基地は造れない」に共感
もはやこの国は、法治国家ではない、、、
立憲主義、民主主義、を創りださなければと
話は広がりました

次回のじゅごん茶話会は、8月23日(木)14時~です
8月、戦争を考え、平和の学びをしたいと思っています。

その次、9月のじゅごん茶話会は、27日(木)を予定しています




  
 

7/21 フィリピンABAKAYA30周年PEACEコンサート

2018年07月27日 | 活動報告

AKAYとはアバカダカユマンギ地域発展基金(AKCDF)の愛称で、タガログ語で、’ともに’や'手をつなぐ'という意味だそうです。
7/21フィリピンの子どもたちの教育支援をされているAKAYプロジェクト
のコンサートにブースを出してきました(@大阪天満橋ドーンセンター)。


ポール・ガランさんの歌は、平和を愛し、戦争を憎む熱いメッセージに
あふれています。


Swing MASA&ネットバンドのみなさん。
MASAさんは、腕にジュゴンをつけての演奏


ジュゴンのブースはこちらです

ほかにもたくさんブースが出て、楽しいコンサートでした。

ZAN

ジュゴンの里ツアー 1日目 宜野湾 名護市役所 名護博物館訪問 交流会 

2018年07月27日 | 活動報告




2018 第13回ジュゴンの里ツアー 1日目(6/29)の報告です。

名護に向かう途中、普天間居場所つくりプロジェクトの「リベラルツーリズム」で
赤嶺さんにガイドして頂き、赤嶺さん自宅屋上から、普天間基地を見ました。



オスプレイが駐機しています。見ている間にもヘリが離陸し、頭上を飛んで行きます。
保育園や小学校の上もお構いなしです。
赤嶺さんによると、普天間基地は今も何億もの税金をつぎ込んで、でこぼこに老朽化した滑走路を修理中とのこと。
「使用をやめるつもりなら修理はいらない。辺野古にかかわらず、米軍は居座るつもりで日本政府はその後押しをしている」(赤嶺さん)



去年、米軍ヘリの部品や窓枠の落下事故があった緑ヶ丘保育園と普天間第二小学校を訪れました。
保育園に部品が落下した時、大きな音がドーンドーンとして隣の広場でゲートボーしていた人たちが驚いて振り向いたそうだ。
2歳児は、ヘリが飛ぶと、ドーンドーンといって怖がるといいます。



落下してきたヘリのドアのレプリカです。
もし直撃すれば命はありません。
そんな不安の中で子供たちは学校生活を送っています。
思いっきり外で遊べない。大変なストレスです。



お弁当をいただきながらお話を聞きます。
お話の間にも、学校帰りのこどもたちがやってきます。
「大阪のこどもの人権も沖縄の子どもの人権もおなじはす。しかし実際は違う」(スタッフ Mさん)
というお話が心を刺しました。





宜野湾を後にし名護へ。まず名護市役所を訪問し、教育長さんと交流の場を持ちました。
稲嶺前市長が残念ながら2月の選挙で敗北した後でも、市役所の教育長さんが会ってくださったのは大きなことだと思います。
多くの名護市役所職員が、今も稲嶺市政に誇りをもっているのがつたわりました。
教育委員会としてはキャンプシュワブ内の遺跡、特にスク道の調査に今後力を入れていきたいとお話されました。



記念にジュゴンマスコットを贈呈しました。



名護市役所から名護市博物館に移動。



やんばるの自然と共生した伝統的な住居と暮らし方について学芸員さんが熱く説明してくださいました。」



辺野古崎付近で発見された碇石。



ジュゴンの骨格。



毎年楽しみな、名護の居酒屋「たけのこ」での交流会。



「モーイ豆腐」などヤンバルの伝統的な食べ物がおいしいです。



初参加の方も多いので、自己紹介をします。



「ティオ ジュゴン」さん。スペイン語で「じゅごんおじさん」



ちゅらかーぎーのママさん。毎年お世話になります。



海勢頭豊さんのお話で、一日目の交流会を終えました。
台風が不安だけど、密度の高い一日目でした。

 ☆じゅごん

毎月15日はジュゴンの日♪  

2018年07月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 そして7月15日はマンゴーの日だそうです。
 そして明日は海の日 夏なんだなぁ。

   

なんだかおかしな天気が続いていますね。 西日本豪雨の被害の映像は衝撃的でした。
 1日前はここ宮古島でも50年に一度の大雨が降ったのですが・・・(奥はマンゴーハウス)

   

高い山や大きな川がない平坦な島と内地ではこうも違うものかと言葉が出ません。。。


その豪雨のすぐ後にやってきた台風8号 またしても宮古島直撃
  心配のメールを頂いていた方に返信しなくてごめんなさい 例によって停電してつい後回しに・・・

 初めて台風の目タイムを体験しました。
暴風がピタッと静かに? なにこの時間は 

  

今がチャンスとワンコのトイレタイム。 私の不安をよそにリラックスしてますな

 台風の目から出たら吹きかえしの風の強い事 庭のバナナの木は全滅でした

   

翌日雨戸を開けて・・ガッカリ 初めての実が生っていたのになぁ~
                        ⇓
   

今度は猛暑になっいるようですね お気を付けを



2018年じゅごんの里ツアー2日目交流会

2018年07月15日 | 活動報告

ツアー2日目の交流会は、名護市東海岸二見にある民宿「てるや」さんで。
きれいに手入れされたお庭でバーベキューをするはずだったのですが、
台風による強風で断念。お部屋の中で食べることになりました。


お肉と野菜は玄関前で焼きます。


大量のお肉を、次々に焼き上げる最強コンビ。


20数名がひしめきあって、ワイワイにぎやかです。
いつもてるやさんのバーベキューはお肉が多くて、
食べきれないのですが、今回は完食


2000年にジュゴンの棲む大浦湾の自然を体験してほしいとじゅごんの里を立ち上げた東恩納琢磨さん。
今までたくさんの方が、じゅごんの里でカヌーやダイビング、マングローブ散策などを
体験されています。
「以前親子でやってきて、当時は子どもだった子が、戻ってきてこちらで
仕事に就いたり、こちらの大学に入ったりと、続けてきたことの手ごたえを感じている」
というお話に、続けることの素晴らしさ、希望を感じました。


毎年ツアーの散策ガイドをしてくださる浦島悦子さん(右から2番目)は、
名護市史の編纂もされ、東海岸の自然、歴史、文化などにとても詳しい方です。
きれいな声で「喜瀬武原」「芭蕉布」の2曲を歌ってくださいました。
米軍の演習を実力で阻止した喜瀬武原闘争について、はじめて聞く参加者もいて、
皆さん熱心に耳を傾けていました。




台風が近づいてはいるものの、雨はまだ降らず。
きれいな月が私たちを見守ってくれていました。

翌日7/1(日)ツアー3日目は、台風の接近にともない、予定を変更して
朝、民宿「てるや」を出発、那覇に戻りツアーを解散しました。

台風で、船で大浦湾に出ることができませんでした。
また、シュワブゲート前の座り込みテントも閉鎖されていましたし、
土曜夜のピースキャンドル行動も中止でした。
でも、沖縄台風という大きな自然の力を感じ、それとともに生活されている
地域の方々の大変さ、たくましさも感じることができましたし、
貴重なお話を聞き、交流できたことはとても大きな成果でした。

参加者からも
「来年は絶対海に出たい!また参加します」
「戻ったら、地域でツアーの報告会をします」
「生協活動をしてきたが、沖縄のことも自分にとって大きなイシューになった」
など、たくさんの感想をいただきました。

7月のじゅごん茶話会のご案内~7月26日(木)14時~です

2018年07月12日 | イベント案内
こんにちは
7月のじゅごん茶話会のご案内です
7月26日(木)14時~です

6/29~7/1じゅごんの里ツアーに行ってきました!
台風の影響があったものの
台風ならではの体験もあり
あれこれ思い出深いツアーになりました

今回のじゅごん茶話会は、ツアーのあれこれを報告し
最近の辺野古関連の情報をお伝えし
ゆんたく(おしゃべり)したいと思っています





どうぞ気軽にご参加ください


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じゅごん茶話会のご案内

お茶とお菓子で ゆる~りと
ゆんたく(おしゃべり)しています

 2018年7月26日(木)14時~16時くらい
                         


学んで、語り合って、考えて、できることに取り組んでいきたい!
最新情報をお伝えします
DVDを観たりもします
また、ジュゴンの折り紙を折ったり
ピースリボンにメッセージを書いたり
おしゃべりしながら、その時にできることをしています

ご要望があれば、ジュゴンのミニマスコット作りもできます
材料の準備がありますので、事前に連絡いただければ助かります

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:200円

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)
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どうぞ気軽にご参加ください
おやつを準備して、じゅごんとお待ちしています~



2018年じゅごんの里ツアー「辺野古テント村とマングローブ遊歩道散策」

2018年07月09日 | 活動報告

 6月30日の午前、座り込みをしている辺野古テント村を訪ねましたが、台風のため、
 テントは取り外され、展示物や22年間続けられた座り込み日数の看板も撤去されていました。


 昨年までの篠原さんから交代した田仲さんに来ていただき、基地建設工事や海の事など
 説明していただきました。




 皆さんのメッセージが書かれたバナーを、浜のノーベースギャラリーに結ぶ予定でしたが、
 台風のため全国から届いているバナーやリボンは取り外されており結べませんでした。
 持ってきたバナーを田仲さんに預けました。
 この後、台風でなければ船に乗り、大浦湾・辺野古めぐりをする予定でした。 残念 ‼

 
 辺野古の浜から移動して、わんさか大浦パークから近くのマングローブ遊歩道を散策しました。
 海には小をな魚やカニがいるのが見え、遊歩道の両側にはきれいな花が咲いており、時おり鳥の
 さえずりが聞きながら散策しました。台風を忘れるような、のんびりした気持になりました。

 散策のあと、平島で食べる予定のお弁当を、わんさか大浦パークで食べ、
 午後からAとBコースに分かれて出発しました。

  皆さん、来年もじゅごんの里ツアーでお会いしましょう。

 

じゅごん茶話会☆AfterFiveのご案内~7月14日(土)17時~  もうすぐです!

2018年07月08日 | ジュゴンブログ



もうすぐです!
じゅごん茶話会☆AfterFiveをひらきます
ちょっと飲み会のような感じでゆんたく(おしゃべり)しています

じゅごんの里ツアーの報告をしたいな~と思っています
6/29~7/1に普天間、辺野古へ行ってきました
今回は台風の影響もあったツアー
あれこれゆんたく(おしゃべり)したいです

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   じゅごん茶話会☆after Five
    7月14日(土)17時~21時
     @SDCC京橋事務所
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日々の様々なこと
聴いてほしいことや
話したいこと
一緒に考えたいこと
ざっくばらんにゆんたく(おしゃべり)
できたらいいな

お茶を飲みながら
おつまみをつまみながら
オリオンビールやじゅごんの里(泡盛)もあるよ
☆差し入れ歓迎です

どうぞ気軽にお越し下さい

【日時】  2018年7月14日(土)
      17時~21時(出入り自由)    
【参加費】 500円
【場所】  ジュゴン保護キャンペーンセンター・京橋事務所
       アクセス JR・京阪「京橋」駅より徒歩10分
        http://www.sdcc.jp/other/office-map.html
【問合せ】 ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)

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7月26日(木)14時~もじゅごん茶話会あります
     こちらは、ちょっと学習会のような感じです
     ツアーの報告もしたいと思っています


2018年じゅごんの里ツアー 2日目「瀬嵩集落と瀬嵩大浦里道散策」

2018年07月08日 | 活動報告


6月30日(土)
午後にふたつのコースに分かれ地域散策をしました。
「瀬嵩集落と瀬嵩大浦里道散策コース」の報告をします。


じゅごんの里の東恩納琢磨さんに、名護市東海岸の瀬嵩から大浦につながる里道の
入り口まで案内していただきました。


この里道はかつて大浦区の子どもたちが通学に使っていた道ですが、
国道ができてからは使われず草木が生い茂っていました。
昔の里道を復活させてほしいとの声が上がり、
名護市が独自の地域おこしを支援する「ちばる地域提案事業」に選ばれ、整備されたものです。
台風や高潮などの自然災害時は、大浦瀬嵩間の海沿いの道が
通行できなくなることもあるので、緊急時の避難道、人・物資搬送路としても
活用できるようにというねらいもあるそうです。


砂利を敷いたり、滑りやすいところは、板で階段状にしたり、
ところどころに休憩所も設置されています。
放っておくと、あっという間に草木が茂りそうですが、
きちんと草刈りがされていました。




使われなくなって50年ほどたっていて、今はその名残りはないのですが、
昔は、段々畑として利用されパイナップルやスモモなど果樹が
たくさん植えられていたそうです。




今回は、瀬嵩から大浦まで行かずに、頂上あたりで引き返しました。
ゆっくり歩いても頂上まで20分程度の道のりです。
木々の香りを楽しみながら楽しく歩きました。


次に、瀬嵩灯台跡へ。
ここからは、大浦湾が一望できます。
向こうに見える長島と平島。


そしてキャンプシュワブもよく見渡せます。
陸上にはクレーンが見えますが、台船やクレーン船は台風のため
どこかに移されて姿がありません。


大きくフロートで分断されてしまった海が悲しい・・・。
作業進捗状況などを、スタッフから説明しました。
早く工事を止めて、もとの海に戻さなければ・・・。


平島に上陸する予定だったのにな・・・、
今回は残念でした。


アダンのアーチをくぐった先は・・・


瀬嵩の浜です。


台風の波が浜に打ち寄せていました。


浜で、ジュゴンが食べる海草のリュウキュウアマモやウミジグサ、
午前中に大浦マングローブ遊歩道で観察したオヒルギの胎生種子、
そして、靴より大きいクブシミ(コブシメ-沖縄に多い大型のコウイカ)の
骨を拾いました。やっぱり豊かな大浦の海です。


そして、大浦湾の最奥にあるこの浜には、湾中の貝が打ち上げられるとのこと。
その瀬嵩の浜に打ち上げられた貝を集めた資料室「貝と言葉のミュージアム」に
このコースでもお邪魔しました。
「貝と言葉のミュージアム」についてはこちらをご覧ください。

もともとは7/1に久志地域交流推進協議会の方に案内していただく予定でしたが、
台風のために中止になり、今回はガイドしていただくことができませんでした。
久志地域推進協議会は5年前に地域の方からの「民泊やってみたい!」という声で
立ち上がった組織で、6/13のあさイチ ~アッキーの沖縄旅in名護久志地域~で
紹介されました。
またの機会にぜひガイドをお願いして、この地域の魅力をたっぷり伝えていただきたいです。

ZAN

2018じゅごんの里ツアー  集落散策&貝と言葉のミュージアム

2018年07月07日 | 活動報告
第13回じゅごんの里ツアー(6/29~7/1)は
なんと台風の影響で、大幅にスケジュールが変更になり
2日目の船で大浦湾めぐりはできず、、、残念でした

けれど、3日目の「ジュゴンの古里=大浦湾沿岸の歴史をたどるツアー」を繰り上げて決行
名護市東海岸在住の浦島悦子さんのガイドで
琉球王朝時代からの古い集落(汀間)と
廃藩置県以降に首里士族が入植した新しい集落(三原)を散策


まずは浦島さんからレクチャー




御嶽(ウタキ)の近くには、守護神を招いて祭祀を行う「神アサギ」と称する広場があります
神女達が御嶽へ遙拝したり、神歌を謡ったり、神酒のふるまいを受けたりする場所です







神話的な名残をもつ暮らしが続いていることを感じ
祈りが失われていないのだなぁと思いました

そして「貝と言葉のミュージアム」へ




じゅごんの里の敷地内に今年の3月にオープンした私設資料室です
目の前に瀬嵩浜が広がっています
大浦湾の奥に位置する瀬嵩浜には700種もの貝がゆりあがるそうです
瀬嵩浜でしか拾えない貝もあるそうです
そのゆりあげ貝(打ち上げ貝)が所狭しと展示してありました




貝の専門家の名和さんのお話を聴いています







6億年前から進化せずそのままの形で生き続けている貝
進化しながら生きている貝
今、同じように大浦湾にいるなんて
なんてすごいんでしょう
6億年ですよー



トウカムリのつぶやき…
大浦湾の奥に広がる砂底は、私たちの世界だ
ここでは、私たちが一番大きな殻をもっているからだ
私たちが海草のあいだにすわっているとき
大きなからだの太った動物がゆったりと横切ることもある
彼らのすがたを最近見かけなくなった
わたしたちも、いつのまにか十数個だけになった
それでも、わたしたちは、この入り江を統べていく
そうして、殻になると、大波に乗って瀬嵩浜におもむくこともある
それを抱えたニンゲンが、かつてのように
海に祈りを捧げるときを待っている

はるかかなたの昔から はるかかなたの未来へと
幾百種類の貝殻を 揺り上げ続ける瀬嵩浜

            (冊子 渚の言づて 瀬嵩浜より)

名和さんが言われた
子どもの頃、ふつうに貝拾いをして
貝の名前をおぼえた
今は貝拾いができる浜がほとんどなくなってしまった
その文化も途絶えてしまう
なんとか継いでいきたい…と

大浦湾を自然のままで残したい