ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

11.3関西団結まつり!参加報告

2015年11月06日 | 活動報告

大阪、扇町公園で開催された団結まつりに参加してきました。
今年のテーマは、戦争法廃止、辺野古基地建設反対、脱原発など。
ステージは、「月桃の花」歌舞団のパフォーマンスや
キャンプシュワブゲート前の座り込みに行ってきた若者からの
アピールなどで盛り上がりました。


辺野古現地から来られた上間芳子さんから、
着工と報道されたが、まだまだ止めていく方法があることが伝えられました。
辺野古の基地を止めることが、戦争に向かう国を変えていくこと。
来年の参議院選挙に向けて、辺野古、戦争法案廃止、脱原発の運動が
力を合わせましょうとの、力強い言葉に元気が出ました。


SDCCも11月末に埋め立て反対署名を提出すること、
12月に大阪で牧志治さんの写真展を開催することをアピールしました。
署名は目標1万筆に向けて、ラストスパートに入っています。
皆様のご協力よろしくお願いします。
昨年の提出の様子はこちらです。


模擬店でおでんを販売しました。
前日から煮込んで味のしみたおでんは大好評で完売!
署名や12月写真展の賛同もたくさん集まりました。
ありがとうございました。

ZAN

【番外編】10/29おきなわ茶会@モモの家の報告です!連続企画の1回目

2015年11月01日 | 活動報告
吹田市にあるコミュニティスペースモモの家
定期的にひらいているおきなわ茶会

沖縄をとおして平和を考え学ぶ場として続けています。
映像を観たり、お話しを聴いたりして
その後お茶を飲みながらみんなでゆんたく(おしゃべり)しています。

10月29日は、「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の芳沢さんをお迎えしての
2回シリーズの1回目でした。

芳沢さんは、沖縄が本土復帰する前に、パスポートで鹿児島にわたり
静岡の大学で学ばれました。沖縄の復帰前後の混乱の中
自分は沖縄のために何ができるだろうか、と考え
沖縄の文化、沖縄の心を伝えていこうと思い
大学で学んできたと最初に話されました。



パスポートが必要だったということ
沖縄は戦後27年間、米軍の占領下だったということ
いったい、沖縄はどこの国だったのでしょう?と問いかけられました。
日本でもない、アメリカでもない
何にも守られない状況に置かれていたのですよ、と

だから、平和憲法を持つ日本に復帰したいと強く望んだのだと
日本国憲法のもとで、主権、生存権、平和を持ちたいと
しかし、望んでいたような復帰ではなかった
復帰した先がアメリカの支配下にある日本だった、、、と
今でも基地はあり続け、復帰後に基地は増えている

日本の国は安保法が成立し、辺野古への新基地建設の強行、原発の再稼働、、、
ほんとにおかしな、ひどい状況になっている
なんとかしていかないと、と



米軍の占領下のひどい状況を、知らされていなかった、知らなかった、、、
今も変わらぬ状況があるから、独立したほうがいいのではと思っていたけど
それは、簡単に言えないのだと理解できたという感想がありました。

芳沢さんは
「できるものならしたいわよ。できないからくるしんでいるのよ」と
「それと、独立したらいいじゃないといわれると、突き放された感じがする。
 それは、あなたの問題ではないの?と思う」と応えられました

自分の問題としてとらえる、自分の暮らしとの接点を見つける、考える
そのことが大事ではないか。
「消費税が10%に上がる。それは軍事費に使われるかもしれない。
 人ごとではないと思う」という感想も

「平和とは戦争がないだけではない、暴力による支配がないことだと教えてもらった。
 沖縄は今も暴力のもとにあるのだと…それはとても嫌だなと思う」という感想も

芳沢さんのお話しは、とても重い内容なのだけど
優しく力強い語りかけとあきらめないという思いで
聴く私たちを元気にしてくださいました。
聴けて良かったと思います。

「良かったね」という思いをみんなでシェアできました

辺野古では、ほんとにひどいことを国は強行してきます。
どう抗っていくのか
みんなで深めていきたいです

次回も、芳沢さんをお迎えします。
どうぞご参加ください

カフェコーナーもありますよ
おにぎり&お味噌汁の軽食や

手づくりスィーツや飲み物があります~


次回は11月26日です


*=*=*=*=*=*
 おきなわ茶会
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・・・沖縄をとおして平和をおもう・・・

「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会」の芳沢さんをお迎えしての
2回シリーズの2回目です。

現在、大阪・箕面市在住、三線(サンシン)片手に講演、街頭行動と
活動を続けられている芳沢さん。宮古島出身で、米軍占領下の沖縄から
パスポートを持って鹿児島に上陸、静岡の大学で学ばれました。
その後、教員として伊江島で反基地闘争を目撃してこられました。
その当時から、現在に至るまでのお話をじっくりお聴きしたいと思っています。
貴重な機会です。
どうぞご参加ください
お話を聴いて、ゆんたく(おしゃべり)しましょう


 とき : 2015年11月26日(木)19時~21時(18時半からカフェオープン)

 ところ:モモの家(吹田市泉町5-1-18)
  http://www.momo-family.org/?page_id=9
     阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分

  参加費:500えん+カフェで1オーダー

 問合せ:090-9043-0791
     chstyshd@gmail.com (よしだ)

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美しい辺野古・大浦湾、きらきら輝いている海

ジュゴンが泳ぐ、宝の海
そのままに。。。




「問答無用」の防衛省 ~沖縄県との事前協議を再開せよ!

2015年11月01日 | ジュゴンブログ
10月13日、沖縄県が埋め立て承認取り消しの際に、
沖縄防衛局に協議の打ち切りを通告しました。

翌10月14日、沖縄防衛局は国交省に行政不服審査法による
埋め立て承認取り消しの執行停止と審査請求をしました。

10月27日、国交省は取り消しの執行停止と地方自治法による是正勧告と代執行を決定。

翌28日、国交省は執行停止と是正勧告を通知。
同日、沖縄防衛局が「工事着手届」を沖縄県に届けました。
まことに、官僚にしては、手回しが良く、すばらしい仕事ぶりです。

今、防衛省と沖縄県との間で重要な対立点は、
工事を再開するのなら、
埋め立て承認の留意事項に基づいて環境保全のために事前協議に応じよ
ということです。
無謀な工事の着工を遅らせる重要な争点です。

事実、沖縄県は執行停止決定を確認後、
ただちに沖縄防衛局に協議の再開を通知しています。

そのやり取りは以下、
「承認取り消しの執行停止を受け、県は同日、防衛局に事前協議の再開を申し出た。一方、防衛局側は同日、「県が承認取り消しで協議を行えないと通知し、これにより協議は終了した」との認識を伝え、工事を始めると通達した」(琉球新報10月29日)

沖縄県が10月13日に埋め立て承認取り消しを通知した文書を、
国交省が埋め立て承認取り消しの執行停止をした今も10月13日の文書が有効であると


「餓鬼の喧嘩か」とまさに疑うような沖縄防衛局の態度。
まさに、「問答無用」という安倍内閣の姿勢そのものです。

埋め立て承認書の留意事項にある事前協議は
建設工事の実施設計案の環境保全を議論するためのもので、
環境影響評価に基づき工事が行われるかどうかをチェックするものです。

事業者の当然の義務を実行しない理由は何故でしょうか。
住民の生活や自然環境なんて、まず「基地建設ありき」の姿勢が一貫してあるからです。

「沖縄県と事前協議を再開せよ」の声を大きくしましょう。

 ジュゴンの保護者より