今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

東京奇譚集

2018年04月12日 | 「本」のひきだし

ブクログより



珍しく村上さんの本が、返却棚にあり手に取ってみた。

奇譚とは・・・世にも珍しいおもしろい物語、とある。
短編集で、世にも珍しいとか特に奇をてらったものもなく、すらすらと読みやすい。
長編の物語よりよっぽどわかりやすくておもしろい。
あっ、だから奇譚集なのかな。

最後の「品川猿」だけがちょっと異色といえば異色。
まあ悪くはないけれど。
村上作品で、こういう短編集はめずらしいですね。



東京奇譚集 / 村上春樹
☆☆☆


ずいぶんブログもほったらかしで・・・
パソコンを開く気さえ起こりませんでした。
3月下旬から始まった頭痛ですが、4月に入りいったん治まり、と思ったら今度は38度を超える発熱と下痢(尾籠な話で申し訳ありません)
5日に頭痛外来の予約日だったのでそれまで何とか我慢して、これまでのいきさつを話して、
今度はMRIを撮ってもらい、また血液検査をしてもらいました。
やはり脳には異常は見られず、しかし血液検査で細菌の数値がかなり高くてこいつが悪さをしているのだろうということで、
軽い脱水状態だったので、点滴をしてもらって帰ってきました。

そして薬を飲んでグダグダしているうちに、少しづつ、少しづつ回復していき、
火曜日くらいからお腹もすいてきて、恐る恐る何かしら食べられるようになり、
物を食べると、やはり活力が湧いてくるというか、気力も湧いてくるようになりました。

それまでは、いい天気なのに家で、ゴロゴロ・グダグダ・・・
あ~私はいつまでこんなことをしてるんやろ、と思いながらもよし! とやる気が起こらなかったのです。

桜も散ってしまい、山の花も様変わりしていることでしょう。
まあ ぼちぼちやっていきましょう。

それにしても、年明けからインフルエンザ、そして今回の不調、
やはり還暦というのは普通の厄年ではないようです。

心して過ごしたいと思います。


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