おかげさまでようやく、2020年度前期の遠隔授業(代替授業)の期間も終わりを迎えようとしています。
まだ夏休みの集中授業の科目が残っていたりもしますし、病気等の理由で期末レポートの提出が遅れている学生もいるので、完全には「終わった」とはなかなか言いづらいのですが。
でも、まあ、来週は大学も「お盆休み」の期間中ですし(この間に、学内では電気系統のメンテナンスとか、工事とかいろいろ集中的にやるようです)、当分のあいだは近所で買い物するくらいしか、家から出る機会もない感じです。
この期間にちょっと心身ともに「休養」をとらせていただくとともに、後期の授業に備えて本を読むなど、「充電」をさせていただこうと思います。
さて、この1か月間に読んだ本を以下のとおり紹介させていただきます。相変わらず今年度前期に「社会科地歴科教育法Ⅰ」という科目を担当することになったので、地理教育や社会科教育関係の本を読んでいる傾向が強いですが・・・。と同時に、なんかちょっと「気分転換」をはかりたくて、日本史や世界史関係の本も読み始めています。
今はどうしてもマスコミからは新型コロナ禍の話が連日、流れてきますし、そのことが気になってしまうのですが・・・。でも、そこからちょっと気持ちを切り離して、自分の感情を安定させるためにも、「全然、別の領域の本を読んでしまおう」と思って、あえて日本史や世界史関係の本に目を向けています。また、後期の「社会科地歴科教育法Ⅱ」という科目では、今度は歴史教育のことを中心に扱うことになりますしね…。
ということで、今回も本のタイトルや著者名等の紹介程度ですが、以下のとおりお知らせします。
3123冊目:教育科学研究会「教室と授業を語る」分科会・中村(新井)清二・石垣雅也『コロナ時代の教師のしごと』旬報社、2020年
3124冊目:地理情報システム学会教育委員会編『地理空間情報を活かす授業のためのGIS教材』古今書院、2017年
3125冊目:近藤裕幸『まずやってみる実践重視の中学校社会科教育法』梓出版社、2012年
3126冊目:西岡加名恵・永井正人・前野正博・田中容子・京都府立園部高等学校・附属中学校編著『パフォーマンス評価で生徒の「資質・能力」を育てる』学事出版、2017年
3127冊目:鷲田清一『二枚腰のすすめ 鷲田清一の人生案内』世界思想社、2020年
3128冊目:植木等『夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記』ちくま文庫、2018年
3129冊目:宮路秀作『目からウロコのなるほど地理講義 系統地理編』学研プラス、2019年
3130冊目:宮路秀作『目からウロコのなるほど地理講義 地誌編』学研プラス、2019年
3131冊目:石原比伊呂『北朝の天皇』中公新書、2020年
3132冊目:金誠『孫基禎―帝国日本の朝鮮人メダリスト』中公新書、2020年
3133冊目:一ノ瀬俊也『東条英機 「独裁者」を演じた男』文春新書、2020年
3134冊目:菊地大樹『日本人と山の宗教』講談社現代新書、2020年
3135冊目:本郷恵子『院政 天皇と上皇の日本史』講談社現代新書、2019年
3136冊目:川戸貴史『戦国大名の経済学』講談社現代新書、2020年
3137冊目:庭田杏珠・渡邉英徳『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』光文社新書、2020年
3138冊目:渡邊大門『清須会議』朝日新書、2020年