できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(12月27日)のプリキュアの話です。

2020-12-27 18:59:15 | プリキュア話

気付けば今日は12月27日。今日も日曜日なので、いつものとおり今朝見たプリキュアの話を書いておこうと思います。

その前に、簡単な近況報告を(詳しいことは、また後日書きますが)。おかげさまで年内、特に後期から開始した私の担当科目の対面授業、無事に12月25日(金)に終了しました。自律神経の不調もあって、自分の健康状態に今年の春先からかなり不安があったのですが、どうにかこうにかのりきりました。

それから、クリスマスイブ生まれのうちの娘も、無事に16歳の誕生日を迎えました。去年の今頃は高校音楽科への進学を決めて、必死になって歌とピアノのレッスンに通っていたなぁ…と。高校は冬休みに入っていますが、今日も娘はピアノのレッスンに通っています。春先の新型コロナ禍での臨時休校がありましたが、授業再開後は毎日、楽しく過ごせているようでなによりです。

さて、近況報告はこのへんまでにして、本題のプリキュアの話に戻ります。

まず、年明け1月3日は正月三が日なので放送はお休みのようですが、1月10日からはいよいよ敵のボス・キングビョーゲンたちとプリキュアたちとの最終決戦になるようですね。次回の予告編を見る限りでは、ひなた(キュアスパークル)が「ビョーゲンキングダムへの入り口」を山の中で見付けて、そこに「入りたい」みたいな話をしていたので…。今年のプリキュアも、いよいよ終わりが近づいてきた感じですね。

ただそうはいうものの、今回の話は、ちゆ(キュアフォンテーヌ)が陸上競技のハイジャンプを続けるのか、それとも実家が営んでいる女将の修業を続けるのかという「進路の悩み」の話でした。例年だと11月~12月初めくらいに出てくるような内容なので、まだ1ヵ月くらい物語の進行が遅れているような感じもするんですが・・・。

さて、上記のとおり、ハイジャンプで好成績を残して世界をめざすのか、それとも実家の旅館を継ぐのか。ちゆは「どっちもやりたい」というのが正直な思いなのですが…。でもハイジャンプの方で新聞や雑誌で注目を集めるたびに、家族はちゆにハイジャンプを続けさせたいと思うようです。特に弟のとうじくんが「僕が旅館の女将をする。お姉ちゃんは世界を目指してほしい。旅館のことは気にしないで」と言い始めたりして…。また、ちゆは番頭さんからも「とうじくんはお客さんのことを考えて、いつもがんばっている」という話を聴きます。そしてとうじくん自身も「旅館の仕事は楽しい。お客さんが喜ぶと、自分もうれしくなる。だから女将をやりたい」と言います。

一方、「これでハイジャンプに専念できる」とわりきって、ちゆは陸上部の練習に励むのですが、どうも今一つ調子がでません。「集中できるはずなのに…」と思うのですが、ハイジャンプの練習をすればするほど、旅館の女将修業のことが気になります。そんなところへ、先日海外へ旅立っていったハイジャンプのライバル・つばささんから「向こうでがんばっているから、待っている」というメールが届きます。

そんなちゆの様子を、他のプリキュアや妖精(=地球のお医者さん見習い)たちが心配そうに見つめています。妖精のニャトラン曰く、ちゆは「おかみもやりたい、でも、ハイジャンプも好き」という2つの気持ちがあってバランスがとれていたのに、「ハイジャンプだけ」になって、かえってバランスが崩れてしまったと。「でも、ひなたの姉は、家で2つの仕事を両立させている…」という話をしたとき、子犬のラテがハイジャンプの大会のためにつくった横断幕を持ってきます。「自分を乗り越える」「いまのちゆちゃんよりも、もっとすごいちゆちゃんになる」ということを、どうやらラテは他のプリキュアや妖精たちに伝えたかったようです。その横断幕を見て、ちゆのパートナーの妖精・ペギタンはなにか、思いつきます。ここでいったん、CMが入ります。

CMのあと、浜辺で「ハイジャンプで世界に行きたい! でも、旅館が好き! 女将にもなりたい!」と叫んでいるちゆが描かれます。「私はどうしたらいいの…」とつぶやいたとき、ペギタンが「やっぱり、ここか」と現れます。でも、そのペギタンが現れたときに、プリキュアたちの敵・シンドイーネが、サーファーをギガビョーゲンにして、浜辺から地球を蝕みはじめます。当然、ちゆはペギタンといっしょに、キュアフォンテーヌに変身して、ギガビョーゲンやシンドイーネとたたかいはじめます。そこへ他のプリキュアや妖精たちもかけつけます。

「私はキングビョーゲンさまだけを、いちずに思い続けてきた」というシンドイーネに対して、「一途な思いにはかなわない…」とちゆは弱音を吐きますが、ペギタンは「(女将もハイジャンプも)両方好きなら、どっちもやればいい。どっちもがんばればいい。勇気が足りないなら、僕の分をわけてあげる」と伝えます。「勇気が足りないなら、分けてあげる」というのは、かつてペギタンをパートナーに選んだときのちゆのセリフでもあります。それを聴いたちゆ=キュアフォンテーヌは、「私、やりたいことを全部やる!!」と急に元気をとりもどし、シンドイーネとギガビョーゲンに再びたたかいを挑みます。そしてサーファーから生まれたギガビョーゲンの弱点がサーフボードの動きにあることを見つけ、キュアフォンテーヌがその動きを止めます。そこから先は…。プリキュア4人の合体技・ヒーリングっとアロー登場ですね。これでシンドイーネは去り、ギガビョーゲンにされたサーファーは元の姿に戻ります。

ラストの場面ですが、ちゆはペギタンに「勇気をありがとう」と伝えます。また、旅館を営む家族にも「ハイジャンプも女将もあきらめない、両方やりたい。よくばりだけど、がんばる」と伝えます。大女将には「2つともやるのはたいへんだけど、でも、がんばりなさい」と言われます。そんな姿を、屋根裏からペギタンは「がんばれ、ちゆ、ファイト」といって見守っているのでした。

ということで、今日のプリキュアの話はおわりです。まあ、女将修業と陸上競技を「2つともやる」とちゆが言うであろうことは、ある程度予想のつく展開といえばそうなのですが…。ただ、この手の「進路に迷うプリキュア」の話は、例年だと1カ月くらい前にでてくるかなぁ。定番のクリスマスやお正月関連の話題が今回出てこなかったので、やはり新型コロナ禍での番組進行の遅れがあるのかもしれませんね。もしかしたら、お正月等々の定番の話題をカットして、放送スケジュールを短縮するかたちで、1月末でいったん今のプリキュアはおわるのかもしれませんね。そんな予感もしてきました。

 


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