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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(7月4日)のプリキュアの話です。

2021-07-04 19:36:33 | プリキュア話

今日(7月4日)も日曜日。いつものとおり家に居て、朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。ということで、今朝のプリキュアの話を書いておきます。

さて、人魚のローラが人間の姿になって、キュアラメールに変身できるようになって、今週で3週目。先週からローラは、プリキュアたちの通う「あおぞら中学校」の留学生になり、プリキュアたちとおなじ「トロピカる部」のメンバーのひとりに正式になりました。そこで今週からはローラも加えて、あらためてトロピカる部としてどんな活動に取り組むか・・・ということで、しばらくの間、話をつなぐようですね。こういう「つなぎ方」だと、この先、東京オリンピックや夏の高校野球の中継が入って、放送スケジュールが少々変わったとしても、プリキュア全体の流れは9月頃に調整可能です。

それで、今回の話ですが・・・。学校新聞でいろいろと噂話になっている「七不思議」を、トロピカる部として調べてみようというもの。もとをただせば、ローラが学校に出入りして「この学校に人魚がいる!」という噂話が発端なので、みのり(キュアパパイア)が、学校新聞を見て「これを調べてみよう」と提案したもの。その部活の話し合いを仕切っているのは、一応「部長」のあすか(キュアフラミンゴ)で、サンゴ(キュアコーラル)は「特に希望はない」、ローラは「やりたいことがいっぱいありすぎて…」との返答。

この提案に対して…。まなつ(キュアサマー)は「いつも私の提案ばかりやってもらっているから」ということで、賛成します。そこで、トロピカる部は学校の裏山にある廃屋の「うめき声の出る人形」の噂話を調べることになります。ただ…。まなつは怪談話が苦手。夕方、部活のみんなが集まって廃屋に行ったときも、恐る恐る部屋に入っていく感じです。ちなみにみのりの話では…。「近々取り壊す予定の、誰もいないはずの屋敷から、何か声がする。その声に気付いた生徒がいくと、人形があった」とのこと。

その人形のある部屋に、まなつが入っていきます。すると人形が「あなた、なにをしに来たの?」と。まなつは怖がって、手元にあったメロンパンをお供えします。「ごちゃごちゃいうと祟るよ!」「お供えは毎日、他の人にないしょで持ってきなさい」と言われ、まなつは持ってくる約束をします。そして「お供え、食べてください」といって、メロンパンをそのまま置いて帰ります。

他のプリキュアたちは「特別なことなさそう」といって帰りますが…。翌日以降、まなつは屋敷にお供えをもって行きます。人形は「メロンパンおいしかった」と。メロンパンがない日は弁当の残りをもって行くのですが、すると人形は「卵焼きがおいしい」と。そしてまなつが「どうしてここにいるの?」と人形に聞くと、この人形は「大事な友達をここで待っている。ここで大事な友達が迎えに来ると約束している」といいます。それを聴いたまなつは「毎日がんばって、お供えをもってくる!」と約束します。

実は…。この人形の声をしているのは、プリキュアたちの敵・エルダ。番組冒頭でプリキュアとたたかって倒されたあと、「あいつきらい」とキュアサマー(=まなつ)に捨て台詞を浴びせて帰るのですが、その途中でこの屋敷に落っこちたようです。でも、エルダは毎日お供えをもってくるまなつの姿を見て、「なんか変なやつだけど、いい子」と思い始めます。

一方、ローラは「最近、まなつの様子が変。さっさと学校を出るけど、家にはなかなか帰ってこない。もしかして、一人で何か調査しているのかも…?」と、トロピカる部の仲間に伝えます。そんなプリキュアたち=トロピカる部のメンバーの前に、チョンギーレとヌメリ―が、エルダを探しに現れます。当然、まなつ以外の4人はプリキュアに変身し、チョンギーレとヌメリ―、そして2人が連れてきたゼンゼンヤラネーダと対決します。ですが、プリキュアたちは苦戦します。

その苦戦するプリキュアたちの姿を見て、まなつが遅れてキュアサマーに変身し、かけつけます。キュアマーが屋敷を攻撃するゼンゼンヤラネーダに対して、「人形がお友だちを待っているから、私たちが屋敷を守る! いっしょにがんばるって約束したから!」と言います。その姿をエルダが見て「あの子、プリキュア」と気づきます。また、エルダが屋敷にいることに、ヌメリ―が気付きます。ヌメリ―がエルダを連れて行こうとするとき、エルダは「おなかがいたいから、すぐにもどりたい」と言います。ヌメリ―がしかたなくエルダを連れて帰ろうとすると、ゼンゼンヤラネーダの力が弱まります。そこでキュアラメールが「くるくるラメールストリーム」で、ゼンゼンヤラネーダを倒します。

ラストの場面ですが…。トロピカる部が裏山の屋敷を調べた報告が、学校新聞に掲載されます。また、まなつが人形にお供えしていたことを、他のトロピカる部の部員たち(=プリキュアたち)も知ります。でも、屋敷は取り壊しになったので、「あの人形はどこへ? 持ち主が迎えに来たのだろうか?」という謎が残ります。実はその人形、深海の底にある「あとまわしの魔女」の屋敷で、エルダが持ち帰って大事に遊んでいたのでした。

まあ、こんな感じで、エルダとキュアサマーの間に今回、なにか今までと少しちがった関係が芽生えました。プリキュアたちが「敵を倒す」のではなく、「敵と和解する」という展開は、過去のプリキュアシリーズにもあったのですが…。もしかしたら今回のプリキュアも、そういう展開になるかもしれませんね。

あと、来週予告では、プリキュアたちが学校でよく食べているメロンパンが「消える」ようで…。それを、みのり(キュアパパイア)を中心に行方を探すという展開になるようです。

 


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