できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

危機対応すべきとき(ピンチ)にキレまくるリーダーに思うこと

2019-10-21 11:06:10 | 私の「仲間」たちへ

マスコミが取り上げるような非常事態というか危機対応の各場面で、トップの人物像があらわになります。誰かに責任を負わせて逃げる人なのか、それとも「この難局をみんなで乗り切ろう」と冷静に呼びかける人なのか、等々。ピンチに強いリーダーは、やたらとキレまくる人ではないと思います。

ピンチにやたらとキレまくるリーダーは、それだけで周囲のスタッフの危機対応への意欲を削いだり、かえって反感を招いたりする恐れがあります。でも、そういうスタッフの様子を見て「自分の言うこときかないやつ」といって、余計にキレるんですよね。これって悪循環です。

ピンチのときの自分の気持ちの動揺を、適切なかたちで表現できるくらいの自制心を保てるかどうか。周囲のスタッフのやる気を削がない対応ができるかどうか。ピンチというか、危機対応にふさわしいリーダーには、そこがまずは問われると思います。

<追記>

※先ほどツイッターでつぶやいたことを3つ、ここでまとめておきました。学校の危機対応等々の参考にしてください。

※あと、ピンチのときにツイッターでやたらと騒ぎまわっている首長は、この私の視点から言えば「ダメダメ」ですね。



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