できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(2月25日)のプリキュアの話です。

2018-02-25 10:17:30 | プリキュア話

おはようございます。

今日も日曜日ですので、まずはプリキュアの話から。

先週から物語は、輝木ほまれ=キュアエトワールがどのようなかたちで3人目のプリキュアとして登場するのかに焦点があたっています。今週はその輝木ほまれがどういう人物で、どうすればキュアエトワールになれるか…ということがわかるという、そういう回でした。

さて、すでに登場している2人のプリキュア(はな=キュアエールと、さあや=キュアアンジュ)は、3人目のプリキュアを早く見つけようと今回、動きはじめます。

そこで目をつけたのが、輝木ほまれ。前回もはぐたんをはなの母親が抱っこして、まちのタワーに連れて行ったとき、ほまれもいました。

ただ、ほまれはどうやら最近「不登校」の様子。たまにしか学校に来ないとか。もともとはフィギュアスケートの有名選手で、スポーツ特進クラスにいたそうですが、足のケガで特進クラスからはな・さあやのいるクラスに移ってきたようです。また、たまに登校するとスケートのコーチ(この中学校の体育の教員のようです)に「もう一度やらないか?」と言われるのですが、その前を通り過ぎていきます。

そんなほまれは、犬を散歩させているときに、はぐたんをつれたはな・さあやに出会います。はぐたんはほまれを見ると大喜び。どうやらはぐたんはほまれが気に入っているようです。また、ほまれはその連れている犬はトラックにひかれそうになっているところを助けた犬で、犬をたすけるときに一瞬だけ時間がとまって、誰かの声がしたといいます。これって、はなが最初にプリキュアになった回と同じ展開ですね。

また、はな・さあや・ほまれが公園を通りかかったときに、幼い子が遊んでいるバスケットボールのゴールを、中学生か高校生くらいの男子が横取りして使おうとしている場面に出合います。そこではな・さあや・ほまれがその男子たちにバスケで勝負を挑み、「自分たちが勝ったら幼い子たちが使う」という約束をします。そこでバスケをしたときに、ほまれの運動神経のよさがわかります。

ただ…。ほまれがいざ、ジャンプしてバスケのゴールを決めようとしたときに、過去の心の傷がよみがえって、飛べなくなる。とっさにほまれからはなにボールをパスして、パスしたはながゴールをまぐれで決めたのですが。どうやら、ほまれはスケートで起きた足の傷は治っても、「もう、跳べない」とどこかで思いこんでいるようです。

一方、クライアス社の係長・チャラリートは、バイトのルールーちゃんに残業でデータ解析を頼んで、それをつかってプリキュアをやっつけに来ます(ところでルールーちゃん、残業代ちゃんともらってるのかな? 将来正社員になれるのかな? なんて疑問もわきましたが…)。そして、スケートのコーチからトゲパワワをあつめて、怪物・オシマイダーを登場させます。

そのオシマイダーとチャラリートが現れたとき、ほまれが見ている目の前で、はな・さあやはプリキュアに変身して見せます。その姿に当然、驚くわけですが。でも、チャラリートの持っているデータでパワーアップしているせいか、今回はオシマイダーにふたりのプリキュアは苦戦します。でも、はな=キュアエールは、プリキュアはなにがあっても「あきらめない!」と。

そのキュアエールのことばを聴いたときに、ほまれも「私も、もう一度」と言います。そうすると、はぐたんのおでこがぴかっと光り、そこからプリキュアに変身するために必要な黄色いクリスタルが宙に浮かびあがります。それをとろうとほまれはジャンプするのですが…。でも、クリスタルに手が届きそうなところで、またスケートでケガをしたときの記憶がよみがえり、手が届きません。「やはり、無理」とほまれが思うと、そのクリスタルは消えてなくなりました。やはり、スケートでの心の傷は完全に治っていない、ということかと。

でも、そんなほまれの様子を見て、キュアエールがパワーアップ。どうやらキュアエールは、落ち込んだり困っている人を見ると「フレーフレー○○」とチアガール風になり、パワーアップするようですね。そのパワーアップした力で、今回のオシマイダーを倒します。

ラストのシーンですが、ほまれに対してはなは「負けちゃだめ」と、いっしょにプリキュアやろうと声をかけるわけですが、でも、ほまれは「ごめんね」「今の私には無理」といって去っていきます。でも、はなはあきらめずに「またあした」と声をかけて、今回はおわりです。

まあ、こんな感じで、平昌オリンピックで子どもたちがフィギュアスケートに興味をもつときに、そのスケート選手のプリキュアを登場させてきたってことですね、今シーズン。

しかも、過去にも何人か「深く心が傷ついたプリキュア」(キュアムーンライト)とか「悩みを抱えたプリキュア」(キュアプリンセス、キュアソード、キュアフォーチュン)あるいは「かつて敵だったプリキュア」(キュアパッション、キュアビート、キュアスカーレット)と、いろんなタイプのプリキュアを出してきたわけですが・・・。その路線を継承するプリキュアに、どうやらこのキュアエトワールはなりそうですね。

となると、来週あたりから本格的にキュアエトワールが変身できるようになりそうですが(予告編を見る限り)、どういうかたちで登場することになるのか、とっても楽しみです。というのも、たとえば「かつて敵だった」キャラが、あらためてプリキュアとして目覚める場面って、歴代プリキュアを見る限り、とてもいい出来栄えの回が多いので。少なくとも、歴代プリキュアのおすすめの場面のなかに、私ならこの「かつて敵だった」キャラがプリキュアとして目覚める場面を入れたくなりますんで。

あと、余談ですが。はぐたんのお世話をしているハムスターみたいな妖精のハリー(=人間の姿になるとイクメン)は、どうやら人間界に居てる間に商売をしたいようで…。アクセサリーとかヘアメイクとか、女の子の喜びそうなもの・ことを集めた「ビューティーショップ」を来週からはじめるようです。このお店もどうなるか、楽しみですね。

※来週3月4日(日)は、ある学会の研究集会が東京であるため、朝から日帰りで出かけます。なので、プリキュアを見てから家を出ますが(録画も残しますし…)、こうやってその回のプリキュアの話を書くのは、翌日の5日以降になると思います。


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