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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(10月4日)のプリキュアの話です。

2020-10-04 15:26:55 | プリキュア話

今日も日曜日。朝からいつものとおり、プリキュアと仮面ライダーセイバーを見ておりました。その今朝のプリキュアの話、まとめておきますね。

さて、新しいプリキュア・アスミ(キュアアース)を迎えて、これまでの3人のプリキュアたちとの関係づくりの話も、そろそろ終わりが近づいてきたようです。本来であれば秋の劇場版映画公開間際の時期で、年末の頃に向けて、プリキュアたちがもう一段とパワーアップする前に、通り抜けなければならない「試練」にさらされる時期。でないと、新アイテムとか、新しい合体技とか登場させて、クリスマス・お正月を迎えられませんからね。

まあ、そんなわけで、先に次週予告と、今日のラストシーンの話を書いておきますと…。まず、ラストの場面では、長い闘病生活を終えて、やっと元気になってプリキュアになって活躍中ののどか(キュアグレース)に、なんと、ビョーゲンズのひとり・ダルイゼンが、キングビョーゲンの強化につかうメガパーツを埋め込んでしまいます。当然、次週予告では、再び病に苦しむのどかの様子が描かれます。そののどかをどうやって他のプリキュアたちが助けるのか。その他のプリキュアたちの助けを得て、のどかが病から回復して、さらにどのように成長するのか…。そういうことが、次回以降の重要なテーマになりますね。

ただ、今年は新型コロナ禍で、春の新旧交代のプリキュアの劇場版映画の公開が、この10月末に延期されました。だから、ストーリー的には「別に今でなくても…」と思ったりもしたのですが…。

では、そのラストシーンに行くまでの話も、書いておきましょう。こちらはアスミが「くやしい」という感情の大切さに、他のプリキュアたちとの関係のなかで気付く話になっていました。どうもこのところ、ひとつひとつの人間の感情(今回だと「くやしさ」)にこだわって、アスミと他の3人のプリキュアの関係を描くかたちになっていますね。

さて、冒頭はある日の早朝、のどかの一家が熱気球の競技大会に出かけるところからはじまります。どうものどかの父親は大学時代、熱気球のサークルに入っていたようで、後輩たちが活動しているところを応援しにきたようです。その大会会場には、ひなた(キュアスパークル)が姉といっしょに、新しいパンケーキを移動販売車で売りに来ていました。で、熱気球が面白そうだから、ちゆ(キュアフォンテーヌ)も呼ぼうということになるわけですね。

この熱気球の競技大会は、風を読んで熱気球を動かし、目的地まで行って、目標のいちばん近くにねらいを定めて着陸できたチームが優勝というもの。のどかの父親の後輩たちの熱気球は、午前中、惜しいところまで接近したものの、途中から風に流されてコースがそれてしまい、うまく着陸できませんでした。

そのとき、アスミには「むむむ・・・」となんとも言えない、もやもやした気持ちが芽生えます。その気持ちにたいして、ちゆは、「それが『くやしい』っていう気持ち」「自分もハイジャンプでうまくいかなければ、そういう気持ちになることがある」と伝えます。ひなたは「こうなれば、もう勝ってもらうしかないよね」と、熱気球サークルの人たちに伝えます。

そんなとき、熱気球サークルのメンバーの一人で、風の流れを読むのが上手な人が突然、倒れてしまいます。その代役として、なんと、アスミが「風のこと、私が教えてあげます」「勝つことをあきらめない」といって、自ら名乗り出ます。そしてアスミのリードで、上手に熱気球を動かし、あともう少しで目的地の、その目標の真上に着陸できそうだ・・・というところに、プリキュアたちの敵・グアイワルが登場します。

グアイワルは今日、メガパーツをいっぺんにまとめてメガビョーゲンに使うとどうなるのか、その実験をするために現れたようです。どうもビョーゲンズたちも、「どうすればもっと自分たちが強くなれるか?」を今、考えているようです。だから、グアイワルはある熱気球にメガパーツを4つ使って、大幅に強化したメガビョーゲンをつくります。当然、ここで4人のプリキュアは変身して戦うのですが、熱気球の熱さと、メガパーツの力で、苦戦します。

ただ、もとが熱気球からできているメガビョーゲンなので、風に動かされるという弱点がありました。また、キュアスキャンをキュアスパークルが行うと、「空気のエレメント」が閉じ込められていることもわかりました。そこで、キュアアースが大きな風をおこしてメガビョーゲンをさかさまにして、ヒーリングハリケーンという技を使って、なんとかメガビョーゲンを退治します。

メガビョーゲン退治後、空気のエレメントは、エレメントボトルをプリキュアたちにわたし、体調が悪くなった子犬のラテの治療に使います。エレメントボトルは、11個までそろいました。あと1個そろうと、何かが起こりそうです。このあたりも、次週以降の話につながりそうですね。

そして、ラストの場面では、熱気球チームのメンバーたちは「次こそは負けない!」という気持ち、「くやしい」という気持ちをごまかさない・・・と、アスミに語りました。そこに、ひなたたちが新しいパンケーキ(ワンダフルパンケーキ)を持ってくる・・・という流れでしたね。

それで、いつもならここで終わりか・・・と思ったら、最後に先ほどのグアイワルとキュアグレースの遭遇の場面が入り、キュアグレースに「一度、試してみるか」といって、メガパーツをグアイワルが埋め込んでしまう・・・というところで、今回は終わったわけです。ちなみに「苦しみの再来」ということばが、次週予告では使われていましたね。さてさて、今後、どんな物語が展開するのでしょうか・・・。


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