清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

甲斐敷島梅の里クラインガルデン

2008-04-29 20:00:00 | Weblog

このところ、毎日外仕事で疲れもたまってきました。今はやりの言葉でいえば、ガーデニングということになるのでしょうか。でも、やらなければならないとなると結構大変です。

甲斐市敷島に滞在型市民農園の「クラインガルデン」があります。農作業を楽しみながらスローライフを送れる施設です。

都会に拠点を持ちながら、週末だけ、あるいは、逆に平日はクラインガルテンで過ごし、週末だけ都会へ帰る、そんな新しい形の生活提案です。

 実際、50棟ある滞在施設は満杯で、空くのを待っている方もたくさんいるそうです。田舎にいると、当り前の生活が、都会の人には新鮮に映るのでしょう。

東京からも近く、手軽に農作業を楽しめるのが人気の理由かもしれません。(でも、実際本格的に農業をしようとすれば、週のうちかなりの日数を費やさなければならないようですが)

 これを機会に、山梨に定住する方も出てくるかもしれません。団塊の世代に向けた企画なのでしょうか。

いずれにせよ、この縁を大切に、自然豊かな山梨のファンが増えることを期待しましょう。

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昭和に忘れてきたもの。

2008-04-29 10:12:39 | 法話

最近、昭和ブームで昭和を経験したことのない若い人たちまでもが、懐かしいと感ているそうです。

昭和といっても特に「ALWAYS三丁目の夕日」の舞台となっている昭和30年代ぐらいが、一番人気があるようです。戦後の復興も進み、著しい経済成長を始める時期、これから生活が豊かになっていくという希望にあふれた時代だったからでしょうか。

電話機、洗濯機、テレビ等々、昭和に比べて、平成になった今、確かに文明の機器は目覚ましい発展をとげました。

しかし、人間の心の方はどうでしょう。 昭和の時代の方が、人に対する思いやりの心がたくさんあって、今より豊かだったような気がします。

 便利になった分、心の豊かさという大切なものをなくしてしまったような気がします。昭和を懐かしむという気持ちも、その心の豊かさに対する、あこがれなのでしょう。

昔を懐かしむだけでなく、もう一度、その心の豊かさを取り戻してはいかがでしょうか。

 写真は、昭和30年代に、川崎の溝ノ口にあった、立正幼稚園の弁当箱です。日蓮宗系の私立の幼稚園でしたから、制服はもちろん、弁当箱も御あつらえでした。蓋には、校章と生徒の名前が染め抜かれています。今考えると、昭和は以外に贅沢な一面もあったのかも知れません。

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