Ｋ工務店との会話

昨日は、周南市中古住宅の物件確認にいってきました。
道路状況のチェックで、近くを歩いていると現地から５軒隣で業者が、
住宅のリフォームをしていました。見ると駐車場の拡張工事をしている
ようでした。現場には３人いて、一人がスコップを持って土を掘ってい
て、ふたりが話し合っています。その横を通り過ぎようとしたら、一人
の男の話し声が聞こえてきました。どこかで聞き覚えの声です。
後ろ姿をよく見るとＫ工務店の社長のようなので声をかけてみました。
私「こんにちは」。振り返りったＫさん「よおっ、久しぶり」。
３人の話し合いに、私が割り込むような形で入り、今度はＫさんと私の
ふたりの談話がはじまりました。
Ｋさんとは息子が長男同士の同級生で、子供の部活を通じて知り合いま
した。部活のことで、何度かＫさんの家に行って酒を飲んだり話し合っ
たりしました。Ｋさんには３人の息子さんがいて、一番下の子が当時ま
だ３才程でしたが、その子が今スコップで土を掘っている本人でした。
あれから１８年ぶりの再会ということになりますが、本人がわかるはず
はありません。あの時の小さな子が、立派な青年になっているのを見る
と否が応でも、月日の流を感じてしまいました。
Ｋ工務店は木造建築をやっていて、地元では腕がいいということで口コ
ミで、新築工事の現場がとぎれることはありませんでした。でも昨年ぐ
らいから業績が悪化して、新築現場が途絶えているということでした。
腕がいいというだけで、仕事が入っていた時代は終わり、これからは
情報の発信力がより必要な時代なのかもしれません。

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